ADLを考える!!歯磨きの構成要素とは?
脳外臨床研究会会長 作業療法士 山本秀一朗
セミナーレポート作成 言語聴覚士 yucco
フルリカバリーを目指し、全国のセラピストと共に成長し続ける脳外臨床大学校で活動するyuccoです。
脳外臨床大学校オンラインサロンでは、日々たくさんのセミナーが展開されており、オンラインサロン内だけで留めておくのはもったいない!!
全国の悩んでいるセラピストや困っている患者さんの力になる学びを届けたいと思い、セミナーレポートをお届けしています♪
《はじめに》
ADLを考えるときに、動作を構成要素に分けることで、治療に繋げるための原因(問題点)を明確にしたいと思います。
まずは、運動が積み重なることで動作になります。
動作を何のためにやっているかが行為になります。
●運動←→動作←→行為
《動作分析のポイント》
どうやったら正常動作になるかを考えるのではなく、
正常動作□➖○=△
正常動作から何かを引き算をすると、患者さんの現象に近づいていきます。
近づいたら、引き算したものに対して治療をすれば良いのです!!
患者さんの動作を体感し、患者さんのキモチになるために、自分の動作から引き算してみてください。
《歯を磨く時に必要な構成要素》
そもそもなぜ、歯磨きをしないといけないのでしょうか?
虫歯にならないため、起きたら歯を磨くべき、公衆衛生のため、人に会うからなどさまざまな理由があります。そのために必要な動作、そのために必要な運動を考えていきます。
今回はの行為(しているA D L)は食事を食べたら虫歯にならないために歯を磨こうという設定にしています。
そのためにはどんな動作が必要で、どんな運動に分解されるでしょうか?
全国の悩んでいるセラピストに届くように、臨床のヒントとなり患者さんがよくなるように、心を込めて書いています。応援よろしくお願いいたします❣️