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老舗めぐり、はじめます。

先日、鰻 はし本で食事をしました。

うなぎの煮こごりにはじまり、う巻き、骨せんべい、バラ焼き。本日のおすすめの川エビの唐揚げとお漬物。ビールを飲ませるために集まったエリート集団のよう。いつまでも眺めていられそう。

白焼き。上品な脂がたまらない一品。焼き加減もすばらしい。

そしてうな重……! 「甘辛料理選手権」があれば、私は第一位に選びたいほど、うまい。もう、完全にハイ状態です。

という感じで、うなぎ屋で呑む楽しさに気づいてしまった夜でした。

帰り道、「この『安心して呑める楽しさ』は、代々続いて来た老舗ならではの懐の深さや、お店の人たちの肝が据わっているからかも」と思ったんです。

そういえば、去年浅草の老舗すき焼き屋「ちんや」さん(創業139年)を取材した時にも、同じような安心感と楽しさを感じました。おいしいお肉に対する飽くなき探求と、新しい食べ方の提案(カレー味のつけダレ、ヨーグルト風味のつけダレ)もされていて、老舗あっぱれ!と思いました。

昨年閉店してしまった渋谷の大衆居酒屋「富士屋本店」も、老舗の懐がほんとうに深い店でした。築地の名喫茶店・愛養も豊洲移転に伴い天ぷら屋に。お店は生き物ですから、業態変更や閉店は避けて通れません。だからこそ、お店が生きているうちに味わいに行きたい。

ということで、今年の食べ歩きのテーマは「老舗」です。

老舗の定義は、30年(帝国データバンク・東京商工リサーチ)、100年(日本老舗サイト)、3代以上など様々あるようですがあまり気にしません10年目20年目でも老舗らしさがあれば、行ってみたいと思います。

みなさんのおすすめの老舗があれば、ぜひ教えてください。どのジャンルでも大歓迎です。そして、私も老舗めぐりたい!という方がいらっしゃればぜひご一緒したいと思います。ご連絡ください:)

みなさんのサポートが励みになります。 「おいしい」の入り口を開拓すべく、精進します!