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V.I.P Collection歌詞

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村上ユカ V.I.P Collection シリーズの歌詞です
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さかさまスプーン(2019 V.I.P Version)

さかさまスプーン(2019 V.I.P Version)

ストーブ燃やす 真冬の部屋で
ぐるぐる巻きのマフラアで
プリンを食べる まるいスプーンは
世界をさかさまに映す

窓にでたらめの文字で書いたら
キミは気付くかな
スキと書いてすぐ消した

こわれたラジオを胸にあて
かくれた電波をつかまえよう
異国のことばでさあうたえ
さかさまスプーンのアンテナ立てて

ストーブ燃やす 真冬の部屋で
ひざの上にル・コルビュジェの本
ホットミルクのま白いかわを
すかし

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ブランコ(2019 V.I.P Version)

ブランコ(2019 V.I.P Version)

君が思うほどには 悲しくはないよね
もっと深く漕いで雨雲 吹き飛ばそう 

夕暮れの帰り道 東風 いつもの道を逆にまがって
大きな時計塔のある 小さな公園へ行ってみよう

白いベンチにふく風 5時を知らせるメロディ
錆びたくさりの白い ブランコに座り そっと ひとり

君が思うほどには 悲しくはないよね
もっと深く漕いで雨雲 吹き飛ばそう 
たそがれの公園でのりにくいブランコは
僕らの夢をのせてい

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moon night holograph (2018 V.I.P version)

moon night holograph (2018 V.I.P version)

窓辺にもたれて、甘い月見てた
くり返される ピアノのメロディー
懐かしい歌 輪廻のように
過去へと続く 未来への道を

Ah、忘れてる でも、覚えてる
夢の中現実の中 嬉しくて話し掛けても
知らんぷりしないで

月夜の晩に出会った二人だから
パチンとはじけて 消えて なくなりそう
あまりにも嬉しすぎて 頬をつねったら
ホントだねこれは絶対 夢じゃないね

here is whre the long

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恋はルリ色(L' Amour Est Luri 2018 V.I.P Version)

恋はルリ色(L' Amour Est Luri 2018 V.I.P Version)

「おじいさんは見たこともないくらい、ハッとさせられる蒼い布を、トランクからパッと取り出して、パッ、と空に放り投げた。その途端、辺りは一瞬にして、夜になってしまったのです。まさしく僕の天球に在るのは瑠璃色だった。その時、瑠璃色と云ふのは、心の中にある色で、色って心で感じるんだなってやっとわかったんだ。僕らはずっと空を見上げたまま、そのあまりの美しさにうっとりとしていた」

銀猫のなきごえ 夜に響き渡

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Banana moon(2018.V.I.P version)

Banana moon(2018.V.I.P version)

「夜、散歩に出ると、何やら人々が、
集まってざわめいて空を指差していた。
その方向を見上げるとお月さまがありました。

ふんわりと、ぽっかりと、何ともいい三日月・・・。
みて御覧、あれはバナナだよ
言われてみれば今日は満月の夜。
ボクは空に飛んでゆき、バナナにハナシを聞きに行く事にした。」

うつろう窓の春のゆめ 偶然開くペイジには
記憶のつぼみ開かせる バナナの月が浮かんでた

「北極星に引っ掛

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ねこになれたら(2018.V.I.P version)英語対訳付

ねこになれたら(2018.V.I.P version)英語対訳付

ねこになれたらいいのにな(にゃー!)

もし、僕の願いが叶うならば、しっぽの長いねこになりたい。
ねこになれたならば、君の部屋の窓辺に月夜に会いにゆく

君の庭には葡萄棚 微かに甘いにおいがする
夜露が鼻にすべったら どんな気持ちがするのでしょう(にゃー!)

だけどねこのなりかた、なんて誰も知らない
きいてもくれないの 
笑われても、僕は本気に思う
ねこになれたらいいのにな(にゃー!)

もし、

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spiral wind(2019 V.I.P version) 歌詞

spiral wind(2019 V.I.P version) 歌詞

眠れない夜更けに
星を見ていた
窓を開けてざわめく胸
流れ星に溶けた

何万光年も
旅をしてきた
このたましい
奮い立って
星のように輝け

優しいだけの歌
今はいらない
君へ送る気持ち強く
風とともに
空へ (ah)

かなしみなら歌に
変えてきたのさ
言葉にはできない
事も全てさ

暗闇の世界を
今ははなれて
光り溢れる世界
作って行こう

櫻(2019 V.I.P version)

櫻(2019 V.I.P version)

わけもなく悲しい時は歌をうたってみるの
ためいきをつく時間さえ 消してしまうため
これ以上考えると 歩く事 も恐くて
風もないのに 風の音 それは胸の中

ひろった小石で闇を照らして 嘘をつかない話し相手のところ
高い寒空に張りめぐらされた 風を受ける櫻のこずえ

言葉にならなくたって それでいいさ 
櫻の蕾のような 幼く強い心
壊れそうに枝揺らす 風は僕の 強さを知らせたいために
強く強く吹いて

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紅茶(2019 V.I.P Version)

紅茶(2019 V.I.P Version)

いやなことも たまには起こると知っているけど今日は辛いな
見上げた空 こんな時に限って星も見えない

電車も終わったこんな真夜中
君に会う手段を考えてやめた

こぼれた涙が心の斜面に反射した そんな気がしてる そんな気がしてた
少しだけまた泣いて それから外へ出かけよう 紅茶を飲んで ため息をついた ひとつ

テレビもつまらないこんな真夜中
電話をかけようとしてやっぱりやめて

特別にちょっとだけ

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幸せのカタチ(2019 V.I.P version)

幸せのカタチ(2019 V.I.P version)

counting down three two one 花が咲く 
その時はもう待ちくたびれた
counting down それまでに しろつめの 
わっかの作り方思い出そう

今日買った花の種 もう植えた窓の外
空っ風の響きがなんてハーモニクス

雲の形指でなぞればほら心の
もやもやの理由も分かってこの涙もstop!
なんとなく垣根から伸びている
名も知らない蕾も幸せのかたち

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