見出し画像

ドーナツで釣ってはいけないとは誰も言ってない

夏休みが来てしまう。

子どもたちが小学校に入ってからというもの、夏休みはいわば恐怖だった。まぁ結局いつも綱渡りの日々ではあったんだけど、夏休みともなれば「綱」ではなく「紐」もしくは「糸」ぐらいな感じになっちゃって。

二年連続で中学受験に挑戦した我が家は、コロナ禍の夏休みは本当に親子ともども思いがけないことの連続で、わかりやすく言えばあんまり記憶がない。よく乗り切ったと思う。(それでも辛かったということではなく、怒涛だったという意味で)

受験から解放された去年の夏休み。部活だなんだと学校の用事もあったが、知人の企画にのって能登半島まで出かけた。運悪くそこで病気になって、まぁそれもまたあんまり記憶がない。寝てただけで。

さぁ。また夏休みが来ますね。

ウチの子どもたちが通う中学校は、期末テストが終わった途端にもう学校がない!!!!!(部活はあるが1日に2-3時間程度なのですぐ帰ってくる)

部活以外の時間は、

ごろごろーごろごろー
もしくは
部屋に閉じこもって何してるか不明
もしくは
リビングでゲーム

動きません。

なんかやることあるんだろーが!!!!!

と心の中では思っていますが、よく考えてみて、お母さん。

夏休みなんだから、休みたいよね?
受験があるからって夏休みも朝から晩まで塾行ったり宿題やったりしていたんだよね。受験終わったら自由だよね?

自由には責任が伴うとしても、たしかに口うるさく何か言うのは私もごめんだわ。もう、お互い心地よく過ごしていきたい。

で、ドーナツの登場。

私が仕事や用事で出掛けていて、その間の家の様子はおそらくひどいダラダラであろうと推察される。昔は電話やLINEで
・ちょっとは片付けしてくれた?
とか
・宿題もう出てるんだよね?
とか
ジャブを入れていたんだけど、もうそれもやめた。

宿題も部屋の片付けも、私の課題じゃないし。(アドラー的に)
私のコントロールがないと動けない子になったら不幸だし。

これがあったら親子でほんわかできるってネタ持ってます?
我が家は
・寿司
・ドーナツ
・アイス
・犬
です。

犬のお世話はほぼしてくれなくなったので、それは置いといて、やっぱり中学生は食べ物に弱いです。

今日は、ダラダラ軍団と対面してモヤモヤするのが嫌だったので、ドーナツをしこたま手に入れて帰宅。一番珍しいやつを娘に譲ってあげて、息子はオーソドックスなのが好きだから(そして質より量)二つ食べていいよって言う話にして、そしたら娘も二つ食べてたけど。

平和。

わかりやすく機嫌が良くなるものを見つけておくのは、思春期対策として有効!お互いに!を再認識いたしました。ドーナツありがとう。

注意事項としては、ドーナツを食べながら説教など絶対しないこと。
おいしく楽しくほんわかできる時間が少しでも持てることが、大事。そこにコントロールや意味を求めてはいけない。

ほっとできること。必要なのはそれだけ。

だからドーナツで釣ってもいいけど、それで管理しようとするな。心地よさを生み出すためならよし。ということで。

この夏休みには、アイスと交互に投入する予定です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?