恐怖で震える

心霊話ではありません。

最近気に入っているジャニーズWESTの某HAMAちゃんがオバケに会ってみたいと何かで明るく話してるのを聞いて、私もそうなりたいと思った。オバケにワクワク。なんか好き、そういうの。

霊とかオバケとは無関係なところで、久々に恐怖で手がぶるぶる震えた。多分、自分で思ってる何倍も恐怖だったのだろう、胸のあたりもぶるぶる震えた。

怖い感情って何によって引き起こされるのか考えたが、心霊系(貞子、富江など)、怪奇系(ハンニバル、ジェイソンなど)、災害系(人的/テロ、地震などの自然災害)、トラウマ系(過去の怖い体験)、物理的(ジェットコースター、バンジーとか)、変質者(痴漢、露出狂とか)、精神不安定(過呼吸、パニックなど)、何言ってるか分からない上司(恐怖+苛立ち)、などなど。ひと口に怖いと言っても色々あるのだ。

私は何度か目の前に存在している人間から発せられる言葉が恐怖で、震えや過呼吸に陥ったことがある。中学生のとき教室で同級生から「あの子は使い物にならない」と言われた時、高校で体育祭への参加を拒否したら同級生に学校辞めろと言われた時、職場で密閉された空間で一方的に上司から非難・否定の言葉を永遠と浴びせられたとき、別の職場で他のスタッフがいる前で吊るしあげにあったとき(公開処刑ともいう)、母親から泣かれて罵られた時(例のです)、心療内科の先生に怒鳴られた時(例のです)、などなど。結構ある。あと、言葉じゃないけど、痴漢に追いかけられて襲われかけた時も(2回ある)。あの後はしばらく外出するだけで震えてたな。いまだに人が後ろに立つと怖いし。身内も他人も人は怖い。

ちょうど二か月くらい前に、身の安全に関わる怖いことがあり(自分ではどうしようもない系の)、その時は「あ、私死ぬかも」と本気で思って久々に震えた。今回はそれ以来。比べたら命の危機とかから程遠いことなのに、手がぶるぶるがたがたと数分にわたって震えが止まらなかった。肩から胸のあたりもぶるぶるしていた。困ったことに、震えると怖さが倍増する。仕方ないので限界まで熱くしたシャワーを浴びた。震えは止まった。

震えたってことはつまりその対象を怖いと思ったということである。そっか、怖いのか。震えるほど怖いのか。そこまで怖いって思ってることが怖いと思った。

人は怖い。優しい人もそうでない人も。悪意が怖いのは分かるが、善意も怖い。場合によっては善意の方が怖い。相手に迷いがないから。あなたのためを思って、という自信に満ちた一方的な善意が怖い。分かりやすい悪意に満ちた言葉と同じくらい怖い。善意を受け取って感謝しないと非難される。善意だから。善意が人を傷つける場合だってあるのに。悪意のボールが毬栗なら、善意のボールには見えない棘が隠されてて、投げる本人は気づかないけど、受け取る側がうまく受け取れないと痛い。でも痛がってはいけない。善意だから。

多分だけど、悪意は結構もらってるため受け取り慣れてて(嬉しくないやつ)、善意は慣れてないんだろうな。善意は重い。母親に何度も「あなたのためを思って」と愛情を押しつけられたのが影響してるのだろう。強い善意であればあるほど、一方的で苦しいと感じることの方が多い。善意もろくに受け取れないって我ながらやべえ奴だな。頭がイカれてる。

前もどこかで書いたけど、私は悪意を持ってしか人を傷つけたくない。人である限り周りを傷つける。だったら悪意を持って毬栗投げたい。自分の手も血だらけ棘だらけにしたい。あれですね、昨日の記事も然りなのでしょう。女性に対して悪意の毬栗攻撃。


言葉は救うし、傷つける。一方的に。


Spotifyを聴きながら書いてたら、人が怖い~のくだりでどよーんとしてたのにタイミングよく流れたのが恋のマイアヒだった。泣いてたのに思わずマイアヒ~と歌ってしまった。謎極まりない。

オリジナルのPVは初めて見たな。のまのまイェイ。懐かしい。意味がわからないけど元気をくれてありがとう。つまるところ、元気をくれたのはマイアヒとWESTの濱ちゃんてことである。まさに一方的に。