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ナイフと湯たんぽ

最近不思議なもので、すんごい切れ味の良いナイフくらい鋭く周囲を威嚇して攻撃モードなのに、同時になんかこう誰かに寄り添いたいみたいなあったか感情が沸く。

多分だけど、私の場合はこれは物語に引っ張られることが多い。

ここ最近だと読書に時間を使っているため、その話や登場人物の心情など、それに影響されている気がする。あとはドラマも結構面白くて、昨日のsilentとか日曜劇場のアトムの童とか。涙する頻度が高い。

涙を流すと悪いものが出ていく感じがある。私は「毒づいてる」という周囲の評価からして、どうやら尋常じゃないくらい心が毒まみれなようなので、多少の涙では毒は出ていかないと思うけど、それでも涙によって多少減るのかもしれない。増えはしなそうよね、とりあえず。

ナイフを振りかざしつつ、湯たんぽ的なぬくぬくモードで温かい気持ちもある。天邪鬼なので、幸せそうな人にはふわっとした「よかったね。」以外に特に温かい感情は持たないのだけど、しんどそうな人の気持ちはなんだかとても理解できる、というか理解したい気がする。感受性の話で言えば、見てて聞いてて泣くときもある。自分でもよく分からないし、きっと周りから見たら情緒不安定認定されてるんだろうな。

ま、なんでもいいんだけど、なんとなくナイフなモードの中に湯たんぽみたいな時があるなぁと思ったのであった。

今日は午後休みを取ったが、今朝4時に起きてそこから眠れなかったので寝不足のため本の続きを読みながらうつらうつら。4時くらいにやっと外出。散歩と散策と。なんつうの、ウィンドウウォーキング?クラフトビールの店が徒歩圏内にあるとか聞いてないぜ、おい。昔ながらの商店街と、最近できたと思われるオサレスポットの融合する感じがとても落ち着く。知らずに選んだ町としてはナイスチョイスである。

散歩帰りに酒屋で日本酒購入(無濾過原酒)。ちょっと高かったけど、やっぱり美味しい。17時に帰宅後飲みはじめ、19時ですでに眠すぎて寝そう。てか寝よっかな。