見出し画像

罪や過ちを死んでから消す方法


 眠っている間はもちろんのこと、まどろんで入眠しようとするときや、あるいは目覚めた直後は、それはもういろんな霊から話しかけられるのが当たり前になってしまいました。声が聞こえてきたり、気持ちが頭に入ってきたり。言葉のときもあれば、言葉はなく内容だけが入って来ることもあります。

 今さっきは死んだおじいが来ました。胃ガンで亡くなったおじいは(生きているとき)病床で「罰が当たった」と昔話をしながら懺悔していました。

 戦時中、厳しすぎる上官の食事を運ぶときに毎回ツバを入れていたことや、食事が気に入らなくておばあの手料理をちゃぶ台ごとひっくり返したことなどを悔いていたようです。そのことをおじいは死んだ今でも後悔しているのだと、死んでから私に言いに来ました。

ここから先は

977字

¥ 15,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?