未経験でUI/UXデザイナーに転職した話
こんにちは。yubuneです。
これまでWebディレクターに関するポストを中心としていましたが、実は現在の肩書きはUI/UXデザイナーになりました。その経緯もあり、今後はUI/UXデザインに関してもnoteで触れていきたいと思います。
早速ですが、今回はUI/UXデザイナーになった経緯をまとめました。
過去の経歴については下記よりご覧いただけます。
なぜ転職したか
前の会社を選んだ理由が「UI/UX設計を経験できそうだったから」なのですが、入社してまもなくそれが叶わないとわかり、転職活動を再開しました。
この時点では、
「ディレクターかデザイナーかエンジニアになりたい」
「UI/UX設計や面白そうなものづくりがしたい」
と漠然とした気持ちがありました。
今思えば「面白そうなものづくりがしたい」という気持ちは大学時代から現在も継続しています。ものづくりに関われるのであれば職種にあまりこだわりが無く、しかし企業視点では多少でも実経験のあるディレクターかデザイナーが現実的と考えていました。
職種問わず求人は以下の軸で探しました。
・社内で情報を共有する習慣がある
・社内資料の管理がざっくりできている(自分で資料を探せる)
・気軽に疑問を発言できる雰囲気がある(できればフラットな環境)
・プロダクトやサービスなど作っているものに魅力を感じる
・同じポジションの社員が一人以上いる
・指示されたままではなく、自ら考えてデザインできる
どんな転職活動をしたか
Wantedly・Greenを9:1くらいで利用しました。
理由は下記の通りです。
・IT企業を志望していた(新しいことを取り入れやすい)
・応募のやり取りを自分で行うスタイルが合っていた
・面接の前に面談がある(企業について理解する場がある)
余談ですが、前の会社に入る前の転職活動では上記に加えてリクルートエージェントを利用していました。前の会社もそこの求人検索で見つけて応募したのですが、エージェントを挟んだやり取りが手間に感じたり、面接の前に面談が無いことがミスマッチに繋がりやすいと判断して止めました。
WantedlyはGreenに比べて新しい求人が豊富で、UIも美しく使い勝手が良かったので暇さえあればいつでもどこでも新着求人を漁っていました。ディレクターも検討していましたが、スライド資料のように見てもらった方が実績の説明がしやすかったので、デザインとディレクションの実績はまとめてポートフォリオに掲載しました。
ポートフォリオも大学時代のシンプルなものを使っていたので、Dribbbleを参考にデザインし直しました。なおサイトでは無くPDFで作成しました。
実際の求人応募数
Wantedly:61件 Green:7件
そのうち面談した数
Wantedly:7件 Green:1件
選考に進んだ数
Wantedly:3件 Green:0件
内定数
Wantedly:1件
上記は在職中に5ヶ月程かけて活動した総数です。
Wantedlyでは給与などの条件を求人に明記してはいけないようで、最初の段階ではあまり深く考えずに良さそうと思ったらエントリーしました。返事がきたら求人を深く読み返して、関連リンクや社員のプロフィールや記事があればそれもできる限り読みました。
今はどんな仕事をしているか
入社前までWebデザインは数えるほどしか作ったことがなく、アプリデザインに関しては全くの未経験でかなり不安でしたが、現在は自社サービスのWebやアプリに関わるデザイン業務をできることから少しずつお手伝いさせていただいています。いわゆるインハウスデザイナーです。
今まで受託制作ばかりだったのでその点も未知の領域ですが、スピード感をもってできることがメリットかなと捉えています(目下の課題はそのスピード感に全く付いていけないことです……)。
希望すればデザイナーでも企画段階から携わることは可能ですし、デザインを進めながら「これってこうなると良くないのでは?」とディレクターに相談もしやすいフラットな環境です。
自ら考えてデザインしたい自分にとって、とても恵まれた環境であることは間違いなく、本当に幸運です。
これからなにをしたいか
当面の目標は「媒体を問わず世界観を統一できるデザイナーになる」ことです。Webやアプリが中心にはなりますが、それ以外の媒体でもデザインを通して会社のブランドをユーザーに届ける仕事がしたいです。
そのためにはWebやアプリなどの媒体の知識が必要不可欠ですし、各媒体に合わせた表現の幅もデザイナーとして身に付けたいと思っています。
細かなKPIとしては、スキル面も当然のことながら、スタートアップのインハウスデザイナーとしてスピード感のある仕事の進め方が自分にはまだまだ身に付いていないことを日々痛感しています。それを指摘していただいたり、改善案を一緒に考えてもらえる環境は申し訳なさの反面、とても有難く貴重な経験と感じています。
今までの仕事のやり方を一旦忘れるくらいの気持ちで新しい仕事に向き合い、丁寧に、そして早くこなすことが重要と今は考えています。そして指摘されるばかりではなく、自ら動いて自分のタスクを結果的には効率化させて行くことが直近のミッションです。
そのためには具体的に下記を行います。
・仕事の進め方の方向性に誤りがないか、事前にしっかり共有する
・タスクの優先順位を常に意識して時間配分する
・デザイン作業スピード向上のため、アウトプット量をこなす
・アウトプットに対するフィードバックを必ず貰いに行く
・フィードバックを記録して今後同じことをしないように改善する
当たり前のことだと思っていたことですが、今求められているレベルには到底追いついていないんだとようやく自覚しました。恥ずかしい限りですが、この絶好の機会に恥を忍んでどんどん早い段階で失敗したいと思います!
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