見出し画像

Fantasma/Cornelius

なんか地味ーにくたびれてます。そう何したってわけでもないはずなんですけどねー。って、こういうのよくありますね。もしかしたら、ぼくが思う「何したってわけでもない」というレベルが、実は身体的には「わりとなんかした」というものになってるんでしょうか。つまり、年取って体力が低下し、以前はなんてことないレベルだったことが、今やなんてことあるレベルになってしまったという。でも感覚だけは前のままで。ヒイー。

人間そんなみるみる間に体力低下していくもんなんでしょうか。でも個人差もあるでしょうし、自分自身の老化曲線がどういう感じになってるのかは、実際年取ってみないとわかんないですからねー。どうしたもんじゃいって感じがしてます。

先月ぐらいから、わりと懐かしめというか、自分内定番みたいなCDを聞くことが増えました。それも、ひょっとしたら老化のせいなんでしょうか。ヒイー。このポイントは、なるべくならば年齢に抗っていたいです。もっと大事なポイントあるだろうって気もしますが。まあとりあえず。でもどうやったら抗えるんでしょうね。やはり運動とかなんでしょうか。より増強するための運動ではなく、これ以上減退させないための運動。なんか後ろ向きだー。ううっせつない。

てなわけで、今日も今日とて懐かしいの聞いてます。こないだ、何かの拍子でコーネリアスさんを聞いてみようって思ったんです。で、まあ、なんとなく。個人的に最も印象が強いのは、実はこの次の「Point」なんですが、これも負けず劣らず感慨深いです。感慨深いっていうのかな。なんかこう、聞いてた当時のことを思い出すというか。思い出深い、か。まあそんな感じです。

学生ん時でした。同期の人か先輩か後輩か、とにかくそういう系の人からオススメしてもらったんです。たしか。そん時はたしか、これとスーパーカーの1stをセットで紹介された覚えがあります。なんでまあ、「Fantasma」は、リリース後しばらくしてから聞いたって感じですかね。おそらく。

その以前から、コーネリアスという名前だけはうっすら目にしてたような覚えがあります。なんですけど、実際にCDは聞いたことなかったという。なんとなくたまたま……というより、自分にはきっと合わないんだろうなって思ってたような気がします。根拠とかなんもないんですけど。野生の勘ってやつです。

なんで、レンタル屋さんで借りてきて聞いた気がします。なにぶん大昔の記憶なんで、相当曖昧です。でまあ、一曲目から順に聞くじゃないですか。「Mic Check」で、「あれっ。これはもしかしたら好きな感じかも……」と、ちょっとなったんでした。おそらくたしか。野生の勘、見事なまでに外れてました。そもそも勘の根拠となるものはどっから出てきたんじゃい。自分でも自分の感覚がわかりません。

レンタル屋さんで借りたのをダビングした形ですが、それなりに愛聴してた気がします。ぼくも若かったですし、「曲の中に出てくる『Just Like Honey』っていう歌は、誰のどんな歌なんだろう? 実際にあるのかな? きっとあるんだろうな。聞いたことないけど、きっとステキな歌なんだろうな。聞いてみたいな」など、あれこれ妄想めいたことを思ってました。この辺、今もそんな変わってないですかね。年齢の問題じゃないんかな。

あらためて聞くと。こういうのってブレイクビーツっていうんですかね。そんなようなのがわりと使われてる気がしました。なんていうか、90年代的っちゃあ的なのかもしれません。ケミカルブラザーズさんの「Setting Sun」とか流行りましたよね。あとベックさんとか。今の若い人がこれ聞いたらどんな印象を持つのか、ちょっと気になります。「なんか懐かしいですねー!」とか言うんかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?