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第1章: 好きなことを仕事にしよう!

好きな事が仕事になるネイルアーティストの世界

ネイルアーティストの世界に飛び込んだきっかけは、まさに「これだ!」という直感に従った瞬間でした。当時、まだネイルアートは今ほど広く知られておらず、私がこの道に進むと決めた時、周りの人々は驚きました。(母は身分の低い仕事だと大反対)でも、私は誰にも理解されなくても、自分の心や感性に従うことが一番大事だと思っていました。好きなことを仕事にする。それが私の人生を豊かにしてくれたのです。

コンプレックスこそが今、武器になる!

幼い頃、私は家が貧しく、体が小さかったことからいじめを受けていました。さらに、肌の色が黒いことをからかわれ、強いコンプレックスを抱えていました。そんな私にとって、ファッションは自分を変えるための武器でした。母の影響で清楚な格好を強要されていた反動もあり、大人になってからは自分の個性を解放するように、奇抜なファッションに走りました。この経験が、ネイルアーティストとしての自分を形成する大きなきっかけとなったのです。コンプレックスは弱点ではなく、むしろ自分の強みになる。それを活かして自分を表現することが、プロとしてのスタートラインだったのです。

お洒落が好きならネイリスト向き!

「好きなことを仕事にする」ことができるネイルアーティストの世界は、ファッションやお洒落に興味がある人にとってまさに理想の職業です。私自身、ファッションへの情熱がネイルへの興味に繋がりました。毎日違う服を着たり、髪色を変えたりすることが大好きだった私は、ネイルを通じて自分のスタイルを表現することに夢中になりました。ネイルはただの装飾ではなく、個性や感情を表現するための一つの手段です。お洒落が好きな人なら、この仕事に必ず魅力を感じるはずです。

ネイルで決まる方向性

ネイルを学び始めると、次第に自分がどの方向に進むべきかが見えてきました。技術を磨くことはもちろん大切ですが、それ以上に自分らしさをどう表現するかが問われます。私が初めて出会ったネイルの先生、国内唯一のメンズグランドチャンピオンである先生は、私にとって大きな影響を与えてくれました。先生の指導は、ただ技術を教えるだけでなく、私が持つ個性をどう引き出し、どう活かすかを考えるものでした。そのおかげで、私は自分の方向性を見つけることができたのです。ネイルは単なる仕事ではなく、自己表現の一環であり、人生そのものを映し出す鏡なのです。

障害がバネになるネイルの道

私には、一般的な就職活動や社会生活に馴染めない部分がありました。大学を卒業してからは「社会不適合者」と感じることも多かったです。でも、それが逆にネイルの道で役に立つことになるとは思いもよりませんでした。ネイルアートの世界は、常に新しいトレンドが生まれ、変化し続けるクリエイティブな場です。だからこそ、普通の仕事に馴染めなかった私でも、ここでは自分を思う存分表現することができました。障害や困難がバネになり、自分らしさを活かして成功することができる、それがネイルの道の素晴らしいところです。

夢や目標が定まらない時はこうしたい!

ネイルアーティストとしての道を歩み始めた当初、私も目標が定まらずに迷うことがありました。どんなに好きなことでも、続けていく中で壁にぶつかることは必ずあります。そんな時、私が大切にしていたのは「自分が本当にやりたいことは何か?」という問いでした。夢や目標が明確でなくても、まずは一歩踏み出すことが大切です。好きなことを追求していれば、自然と道は開けてきます。私も、自分の直感を信じて一歩を踏み出したことで、今の自分があります。だからこそ、皆さんにも自分の好きなことを信じて、勇気を持って挑戦してほしいと思います。

こちらはマガジンにまとめていきます。通常(いつもUPしている方)の文章は無料ですがこちらは書籍にしたら(商業出版)有料となります。どうぞ、気になる方は早めのフォーローをお願いしたします・・・^^
全部で七章の予定です。


【筆者プロフィール】
世界大会ネイルアートチャンピオンをローマとスペインで2度受賞、海外ネイルコンテストアート部門多数受賞。Nailympion Spain 国際ネイル審査員。
『ART‘s SCHOOL YUBIHIME』 主宰 高尾 慶子(タカオ ケイコ)

日本のネイリストの視野を広げたく海外ネイルコンテストへの挑戦、橋渡しを行っている。
私立大学工学部卒。理科の先生になりたかったが、どうしても美容やファッションに携わる職業に就きたくて、美容室の受付へ、接客やカスタマーサポートを学ぶ。
美容室受付時23歳でネイルに出会い技術習得。
ネイルの師匠である宮下賢一氏の勧めで某有名ネイルサロンに就職。接客やサロンワークを学びネイリスト技能検定1級習得。
25歳で西日本一の美容コンテスト・ABCアジアビューティコングレスにて アート部門準優勝を受賞。
26歳で『ゆび姫ネイルサロン』ワンルームのホームサロンで独立。
並行して受付時代の美容室に出張ネイルへ、パーマ&カラー同時施術(イベント型)で月最高40万売り上げを作る。看板なし、ホットペッパーなしで完全口コミで集客成功。
27歳で月謝制の塾型ネイルスクールを開講『ゆび姫ネイル塾』、ワンツーマン体制、ネイルモデル完備、フレックスタイム、完全予約制で収益を上げる。
28歳から国際エステ専門学校にネイル非常勤講師をスタート。
『ゆび姫ネイルサロン』『ゆび姫ネイル塾(ゆび姫ネイルスクール)』と並行して『ネイル非常勤講師』の3本柱で活動。
34歳、さらに経営向上したくワンルームから広めのリビングルームへ、福岡市繁華街の大名へネイルサロン、スクールを移す。
41歳さらにネイルスクールを拡大し、当時の取り組みとして『O.tamago〜ネイリスト卵が運営するネイルサロン〜』という、ネイルスクール生の為にサロンワークの橋渡しとして独立開業支援でお客さまに寄り添ったアートやコンプレクスに向き合った技術をレクチャー。
42歳離婚を期に受講生達の集客のため。自身が広告等になろうと海外ネイル世界大会に挑戦。
2017〜2019年間、アート7部門と入賞多数、イタリアとスペインでネイルアートチャンピオンDiv3(上級)を2度受賞。
その間、当校受講生たちは全てホームネイルサロンを独立開業の夢を達成。
コロナ禍突入でネイルスクールと海外コンテスト挑戦は活動停止…。
48歳コロナ禍が治り。ネイルアートチャンピオンの実績でネイリンピオンスペイン国際ネイル審査員に任命される。
審査員の特権から当校受講生5名、過去受講生と共に合計8名をスペインのコンテストへエントリーする。
レクチャー後、過去受講生と共に8名をエントリー海外ネイルコンテストへ挑戦させフラットアート部門受賞総なめ、iPoneアート3位も含め、2023年度は合計4名の入賞に成功した。
現在、2024年度は才能ある若手ネイリストをネイルアートチャンピオンにと育成に力を入れている。
KEIKO TAKAOが今までネイルアートを教えた総受講生数は1500人を超え、ネイリスト検定試験3級で描く基本的な『5枚花ネイルアート』は受講後ビフォーアフターでの違いで上達がはっきりわかり、合格できると定評がある。
ここまで自分自身が経験してきた様々なノウハウをもとに今までにはなかったネイルアーティスト向けの本を書いていきます。



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