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ハンナ・ハモンドが臨終における告解で述べた奇妙な話:あとがき

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こんぬつは!
本編を読んでくださった方々に3000回感謝します。
あとがきだけ読んでくださった方々にも3000回感謝します。

本作は約一ヶ月にわたりツイッター上で少しずつ更新した小説に、加筆修正を加えたものです。

「悪魔の契約にまつわる物語が好き」
「「駆け込み訴え」や「ぼっけえ、きょうてえ」みたいに一人称視点で最後にびっくりさせるような小説を書いてみたい」
という動機から書きはじめました。

文章としては、同じ描写を反復しつつ読者に与える感情的ニュアンスを変えていこうとしたんですが、上手くいっていたら幸いです。

物語を綴っていく中で、私はハンナを鏡にして「他者に生き甲斐の在処を依存してしまうことへの恐怖」、「紛い物しか産み出せない劣等感」、「それらにすがりついたとしても幸福に生きたいと思うエゴと自尊心」などの自己の内面を写し見た気がしました。

ハンナは何もかも間違ってしまったかもしれないけど、私は彼女の人生を否定的に見る気はありません。
彼女は彼女なりにタフに生き抜き、最期に自分が行く場所は自分で選んだんだと思います。

これはあくまでも私の感想であって、もしこのお話を読んでくださって、もっと他のことを感じた方がいらっしゃいましたら、それがその方にとっての真であります。

あとがきを最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

今後とも拙作をご覧になって頂けたら幸いです。

オマケ:↓以下は表紙候補だった画像たちです

オマケのオマケ↓本編に出てくる悪魔はこいつです。

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