土用丑の日に何食べる？

皆さまこんにちは。由婆仙です。
大暑も過ぎ、暑さマシマシの毎日ですね。

2024年夏の丑の日

明日(2024年7月24日)は夏の土用丑の日です。鰻をたべるよ！という人も多いのではないでしょうか。ちなみに8月5日も土用丑の日です。立秋(8月7日)直前にスタミナをつけるのもありですね。

なぜ鰻をたべるのか

そもそも鰻の旬は秋冬なのになぜ夏にわざわざ鰻をたべるのか、というと、かの平賀源内氏が、夏場に鰻が売れないことを鰻屋に相談され、土用丑の日に鰻を食べると夏バテしない、という流行を編み出したという説が有力のようです。

鰻で夏バテ予防は平賀源内の作り話？

と思う人もいるかもしれませんね。しかし、鰻はかなり昔から食されていたようで、万葉集にも『石麻呂に、我れ物申す、夏痩せによしといふものぞ、鰻捕り食せ(大伴家持)』という句があるほど。ちなみに意味は、『石麻呂さん、夏痩せに鰻が良いそうですよ』といった感じです。科学的に見ても、疲労回復に役立つビタミンB群を含んでおり、とくにビタミンB1、B2が豊富とのことです。

鰻苦手なんだよなー、という人も…

そもそも、古来より日本では丑の日には『う』のつくものを食べて無病息災を願うという風習があったところに、平賀源内氏がうまく『鰻』をキャンペーンしただけで、鰻だけでなく『うどん』『梅』『瓜』なども食べていたようです。また、丑の方角を守り黒いからだを持つ玄武神にあやかって、黒いもの(黒豆、黒ごまなど)を食べる風習もあったそうです。

美味しく食べて、元気に過ごそう！

土用丑の日は夏だけでなく、春夏秋冬巡ってきます。その時の季節に合わせて、美味しく食べて元気に過ごすということが大切なのかもしれませんね。せっかくの行事ですから、ぜひ『う』のつく美味しいものを食べてください！

ちなみに…

私はこれをいただく予定です。

うめうどん！うが２回も入ってます！

楽しみです！ではまた～！