2018〜2022年ごろにマストドン(の1サーバー)を使っていた。いろいろあってアカウントを消したが、とはいえ1万トゥート以上していて日記としての価値はそこそこあるので、ここに一部を転載しておこう。
時期で言うと、ちょうど大学をやめて専業作家になり、講談社で漫画原作『オートマン』をやりつつ、初の短編集『人間たちの話』の刊行準備を勧めていた頃である。
ちょうど「GAFA が世界を支配するぞ」的な警告が流行っていた時期で、それに対する感想をつらつら述べていた。ただこの後 Google Stadia があっさり消滅したあたりから「案外そんなでもないのかな」と思うようになった。
ロボット開発企業を舞台にした『オートマン』という漫画を描いてたときにずっと思ってたこと。開き直っていこう。
大学をやめて専業作家になった直後だったので、「世間の人たちは僕よりも仕事をしている」と思っていた。今から考えるとそんなでもない。
いま令和6年だけどまだちょっと思う。
『トイ・ストーリー4』を1人で見た。
このミームもすっかり擦られて使いづらくなった。
「まず牛を球とします。」系統のタイトルを量産しようとして思いついたもの。内容は考えていない。
実際ちゃんとそうなった。すげえ。
わりと今でも見る。
「催促をすれば、返信が来るまで自分が優位」みたいな謎のマウント欲がある。
本体1200円が消費増税でこうなった。税込みで上2桁が変わると詐欺にあったような気分になる。
この頃「note で旅行記を収益化すれば旅費がまかなえて永久機関では!?」などと考えていたが、旅行記が書籍化したことで本当に採算が合ってしまった可能性がある(ちゃんと計算してない)。
これは最終的に漫画になった。12ページくらいある。
夢って非現実的な現象だけでなく非現実的な感情を持つこともあるな。キャベツが怖いと感じる夢も見たことがある。
そろそろ『SPY×FAMILY』とか『【推しの子】』といった Web 側の存在感が勝ってきたように思うが、相変わらず集英社が強い。「もう出版社に頼る時代は終わった」と言われていたけど全然そんなことなかった。
これ結構好き。
だいぶ病んでいた時期。いまもって連載は辛いが、経験を重ねることで辛さへの鈍感力が身についた。「こいついつも辛そうにしてんな〜ハハッ」と冷めた目で自分を見ている。
上がるんだ。
過去のつらそうな自分を見るのおもしろいな。「未来の自分のエンタメを提供している」と思えば辛さを乗り越えられるかもしれない。
この視点いいな。言われるまで気づかなかった。
あるんだ。あるの?
『ブレードランナー』が当初2020年設定だったというのがある。
そのせいで「のび太の結婚相手が変わってもセワシが生まれる」という矛盾に妙な理屈を用意することになったわけだし、あれ本当に必要なかったなと思ってる。
宇宙の都の宮殿。
『オートマン』の連載が終わる頃の話。最近になって打開策を見出したのだが、それについては続報を待て。この頃は林田球にハマっていた。
推敲をSNSで実況している。
このころ僕の担当編集さんたちが「SNSで人気だからって本が売れるとは限らん」ということを認識し始めた記憶がある。それ以前は「湯葉さんはフォロワー2万人だから2万部売れるとして〜」みたいな話をされたことがある。
武漢でひっそりとコロナ禍が始まったときの印象。ここまでの大事にはならなかったが、これほどの大事になるとは思わなかった。
あの文体はラジオ「いんよう!」で評価されてたので、書きづらいながら書いた甲斐があった。
結局これといったヒットは出てないが、去年ようやく軽ワゴンを買いました。なんかもうヒットに頼らずとも安定に稼げるスキームが確立した気がします。今後もよろしくお願いします。
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