水曜日の湯葉 #14

3月2日　水

YouTube でナユタン星人をループ再生しながら領収書をまとめる。2021年の Kindle 購入総額は12万4403円だった。去年が20万3275円だったのでだいぶ減った。

減った理由は第一に、図書館を積極的に使うようになったからである。昔は興味を持った本はとりあえず Kindle サンプルをダウンロードして面白かったら買っていたのだが、今は初手でカーリル（図書館の横断検索サイト）を開くようになった。金銭面はもとより、小説家の身としては通う場所が存在することが楽しいし、2週間という返却期限が読書のいいペースを与えてくれる。

「出版業で食ってる者が出版業に金を出さんでいいのか」と言われると気の利いた反論が思いつかないが、ひとまず自分は「出版業」のために小説を書いているわけではない。読者と著者の都合が大前提で、業界は副次的なものだと考えている。

近所の店でスパゲティとアイスコーヒーを頼んだが、ジェノベーゼを食べた口でストローを吸うと食欲減退するレベルで汚らしいという知見を得た。画像は貼らない。