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整くん。

整くんはいつも周りを細かく見ていて、事件の謎を解き明かし、人の心も解きほぐしてくれる。観察力や想像力があるし、賢い。それでいて、怖くなったら「ダンゴムシになっちゃダメ…」とか言い出すので、本当にかわいくてほれぼれしてしまう…。

整くんのいいなって思うところは、社会の当たり前に疑問を持って考えているところ。自分の考えや感じたことを大切にしていること。これはこのドラマの大事な要素にもなっていると思う。

今の社会に生きていると、情報が多いし、一般的な正解みたいなものがすぐ手に入れられてしまう。だから自分の考えや感じていることが置いてけぼりになり、正解ばかり、理想ばかり求めてしまっている気がする。

整くんは、みんなが今まで特に考えたことないことについて「僕は常々思うんですが…」と自分の考えを話し始めることがよくある。人を殺してはいけない理由、いじめ問題、働くことなど。普段からいろんなことに疑問を抱き考えているからこそ、自分の考えを持っていて、人にも伝えられるんだろうな。


おまけで私が好きな「菅田将暉さんの目」について書きます。

ミステリと言う勿れの整くんは、全体的にまっすぐで素朴な目という感じ。でもそうでない瞬間も沢山ありますね。

9話の中で整くんの好きな目は、整くんの作ったカレーをこれから食べようと、カレーを混ぜているときの目です。「透明人間…」とつぶやいた後の、どんどん目に光がなくなる感じ。何か悲しそうでもある。何かわかってしまった、つながってしまったのではないか、と観ている側に思わせる顔をしてます。あーワクワクしちゃいますね…!

あとこれは目が関係ないんですが、9話で何度も見た好きなシーンも書いちゃいます。

久能くんがカレーを作ることになって、「7人分…御代わりするとして10人分…量が…量がわからない…」と困っている久能君(かわいい)に、風呂光さんが、「久能さん私手伝いましょうか」と言ったのに、「いやでも人に手伝ってもらうのは嫌なんです。」とあっさり断られてしまった後の風呂光さんの顔!!!!

「ェッ…」

この風呂光さんが好きすぎる。少し控えめな性格なんですよね。いつも久能君には事件解決してもらって助けられているし、ちょっと気になる気持ちもあるし、何か自分も役に立ちたい。そんな風呂光さんが、カレー作りなら手伝えるかもと思ったと思うんです。なのにあっさり断られてしまい、言葉がなくなってて、、かわいい。ここは、嫌なことは嫌といってしまう久能くんのいいところが出てるシーンでもありますね。


もう9話って早い、びっくりです。(って執筆中に10話も終わった。。)まだまだ久能君を見ていたい。久能君自身の変化を見たいなって思いますね。





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