台所通信Vol.35 2014年9月号 いのちを養う食
Vol.35 2014年9月号です。
表
福島県鮫川村で「自立する元気な村づくり」を視察。生産者の元気、やる気を行政が後押ししている事例を楽しく勉強できたみたいですね。「手まめ館」は現在も営業中です。
タイ料理「豚バラブロック肉の唐揚げ」
タイの料理は日本人に馴染みのある味が意外とありそうです。このレシピは絶対おいしいですよ。片栗粉と米粉を使っているからカラっとジュージーな感じなのかな。
裏
「赤毛のアン」展
文中にある『赤毛のアンの絵本のような料理本』。昔実家にあったのを思い出しました。
それは夢のような料理や手芸がたくさん載った分厚いハードカバーの本でした。見たこともないお菓子、聞いたこともない暮らしの行事。海外の田舎の暮らしってこんな感じなの?普段からこんなドレスみたいな服着ているのかな。この料理は何?
緻密でカラフルな挿絵がおしゃれで、美味しそうな料理、パッチワークや刺繍など小物の写真がたくさんあり、はじめて読んだとき衝撃を受けました。本棚からひっぱり出して何度も読み返した一冊です。急に懐かしい気持ちになりました。大人になった今ならまた違う発見ができそうです。
あんな素敵な本が家にあった幸せに気づいて、ちょっと驚いています。ずっとうちは貧乏だと思っていましたが(笑)本代は惜しみなく使っていたのでしょうか。ちなみに赤毛のアンは読んだことがありません^^;
「いのちを養う食」佐藤初女
この本で読んだことを実践しているのか、母の作るおむすびはいつ食べても美味しいと定評があります。単に味だけではなく作ってくれた気持ちや手間がうれしくて美味しさ倍増になっている説が濃厚です。
NHKアーカイブスに佐藤初女さんのインタビューがありました。「食」を共にすることによって、悩める人のなりよりの癒しになっているんですね。押し付けすぎない、でも寄り添う。おだやかな食事の時間を大切にしたいと思いました。