一人じゃないと感じたとき人は強くなれる
こんにちはユアセル代表の高橋です。
Hi-STORIESというチームで9月14、15日に行われたさっぽろレインボープライドに出展してきました。
このチームではLGBTQ+などの社会的マイノリティ当事者である若者たちに向けて共感と希望を届けるため、当事者の代表者数名が思春期の葛藤やこれまでのライフストーリーや、若者当事者へ熱いメッセージを届ける「Hi-STORIES」という雑誌を作成し、人生初のクラウドファンディングにも挑戦しました。
SRP当日は学園祭気分で本当に楽しくあっという間に時間が過ぎていて充実の一言でした。
あの時(学生時代)の自分は、こうしてイベントに参加する勇気がなかったし、周りとは違うことを誰にも相談できずに一人で苦しんでいましたが、
それでも今は、自分らしく居られる仲間たちと
過去の自分のように悩んでいる若者たちに向けてのエールを送ることができています。
エールなんてそんな立派なものではないけれど、
学生時代には悩んでいて苦しくて、味方なんていないと思っていたそんな自分でも、今では普通という枠に捕らわれず、ワクワクする方向にひたすら突き進む生き方をしている。そんな姿を見て若者たちにこんな生き方でもいいのかと思ってもらうことが当事者の私にできること。
1歩踏み出すことは本当に難しい。
だからこそ1歩踏み出してなんて簡単には言えない。
特にセクシュアリティのことは差別や偏見がまだまだある社会の中でどうしても慎重にならざるを得ない。
私もそうだから。
この人には言えるかな?カミングアウトしたい!と思っても、いざ対面すると何も言えなくなる。
なぜならカミングアウトした後で関係性が崩れる恐れがあるからだ。
親しい関係は特に言いにくくなる。
そんな他者との、いや、自分との攻防を生きていく限り続けていくことになるかもしれない。
それでも1歩踏み出した先に、私たちが居るということを伝え続けることで、誰かの力になるのであれば
全力で立ち向かっていきたい。
長らく活動している先輩に、
ユアセルの活動は先駆的だと言われた。
LGBTQに関わらず地域を巻き込んで活動しているから、らしい。
いやでも違う。
まだまだ怖くて、自分の色を前面に出せないからこそ隔たりなく巻き込んでいるだけなのかな。
だからこそLGBTQだけではなく、
はっきりさせないぼやかした色のなかで重なった色を大切にしている。
だからこそユアセルに関わってくれる人たちは沢山の色をもっている。
年齢が違うから、障害を抱えているから、住んでいる場所が違うから
そんなちがいも楽しむことができたなら、きっと誰もが自分らしく過ごせる場所ができると思っている。
いつもはおちゃらけHi-STORIESメンバーの2人が、先導車に乗りアナウンスをしている声を聴き
その後ろを歩く人たちの背中を眺めているとき
一人じゃないと感じることができた
--------------
ユアセルは
“このまちで自分らしく生きる”
を実現するために
様々なちがいをもつ人たちの居場所を作る活動をしています。
フリースクールや学習支援、高齢者の生活支援や地域サロン
を行っています。
活動は皆様の寄付によって支えられています。
月500円からマンスリーサポーターを募集しています。
出来るときに出来る人が
弱さの中で互いに尊重し助け合って生きていく
ことは簡単ではありません。
ですが、一人一人が少しずつ力を出し合えば
ひとりにならない社会を作れると思います。
寄附ページはこちら(シンカブル)
--------------------
さいごに
Hi-STORIESが伝えたいメッセージ
若者が立ち上がって、未来の若者のためにHi-STORIESというチームができた。
ユアセルの活動に共感した!応援したいと思った方はぜひサポートをお願いします✨いただいたサポートはユアセルのとしての活動費に使わせていただきます!