オステリア・オ・ジラソーレ

●保存のためにオステリア オ ジラソーレの過去コラムを再書きしています🫡 ●いずれワイ…

オステリア・オ・ジラソーレ

●保存のためにオステリア オ ジラソーレの過去コラムを再書きしています🫡 ●いずれワインのオンライン販売ページもリンク予定です🍷

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  • オステリア オ ジラソーレ 過去コラムNO.1〜

    コラムの過去記事をシェアしています😊 気持ちの移り変わりにも注目。

最近の記事

過去コラム10. 僕がジラソーレをオープンして

僕がジラソーレをオープンして料理の修業に来た2人目の犠牲者、大神将輝君がめでたく来月 2009年6月11日に独立オープンします。 2人目といえど、1人目の子はすぐ辞めてしまったので大神君が実質、最初のスタッフでした。 大体、子育てでも一人目の子は厳しく、二人目、3人目はだんだん優しくなるといいますが、大神君も例にもれずそれはそれは厳しく育てられました。 今年は景気の低迷や、インフルエンザと暗いニュースが続いていますが、今の僕にとって自分の事のように嬉しい明るいニュースで

    • 過去コラム9.まさかの2ヶ月連続更新です

      まさかの2ヶ月連続更新です。いっきに単行本出版めざして頑張ります。  6年近く勤めたイタリア料理店(ここでのエピソードも今後実名で披露しちゃいます。)を退職し3日と空けずに養豚場に働きに行きました。出発前に気合を入れようと人生初の丸坊主にし、当時乗っていた車を売り払い、2万円で中古の原付を買いました。 夜11時ごろに神戸発川之江行きのフェリーに乗り、当時友達以上彼女未満だった女の子が見送りに来てくれ、今思うとなにも大層なことは無いんだけど、なんか泣きたいような武者震いしてるよ

      • 過去コラム8. ついにコラムを更 新する勇気が沸いて来ました。

        Tさん、Oさん、ついにコラムを更 新する勇気が沸いて来ました。どうも2月と9月にやる気が沸くようです。   子豚の丸焼きを将来自分の店で出したい!と新たな目標ができ、イタリアに修行を行く決意を固めた頃の僕は、うっとうしいくらい熱い青年でした。 仕事している以外は料理書を貪り読み、休日はイタリア語の学校に午前、午後2つ通い、そのまま飲みにいっては朝までその日その場で知り合うおっさん達といろんなテーマで激論を交わし、そのまま仕入れに行く日々でした。 今考えるとありえない話です

        • 過去コラム7.えー、半年振りです。

          申し訳ございません。 前回は10ヶ月でしたので、若干の成長が見えます。 コラムの続きどないなっとんねんと、色々な方に怒られまして、ただ結構皆様楽しみにして下さってるとの事で,嬉しく思ってます。 ドスシバリスでのアルバイト時代、僕も小西シェフに丸焦げにされた1人で、見習いとシェフって人類とサルくらいの差があるなーと純粋に凹みました。ほとんど名前すら呼んでもらえないですからねー。それ以前にシェフは仕事中、日本語すらほとんど口にしないという職場でした。  数ヶ月洗い物だけで終

        過去コラム10. 僕がジラソーレをオープンして

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        • オステリア オ ジラソーレ 過去コラムNO.1〜
          10本

        記事

          過去コラム6.皆様お気づきだと思いますが

          皆様おお気づきだと思いますが、私、幼少の頃から日記、夏休みの宿題何一つ続いた事がありません。 このコラムも恥ずかしながら今年初更新です。 そのうちジラソーレのコラムが更新されるとユーロが上がるみたいな都市伝説的噂が流れてもいやなので、頑張ります。 今日2月9日は、ここ芦屋でも朝から雪で、かなり寒かったです。こんな冬のムッチャ寒い日は、イタリアの農家の友達の家で豚を1頭つぶし、サラミなんかを作る行事に参加した事を思い出します。 そう言えば以前コラムで昔養豚場で働いた事を

          過去コラム6.皆様お気づきだと思いますが

          過去コラム5. すいません。10ヶ月もコラムをほったらかしにしていました。

          すいません。10ヶ月もコラムをほったらかしにしていました。 今年の1月下旬に移転してからこの10ヶ月は、最高にハッピーな事も最高に辛い事も経験し、僕の人生の中で最も中身の濃い期間だったと思います。移転してからしばらくは、移転前のレベルになかなか戻れず至らない事も多々ありましたが、この9月からはサービスにイタリア人マネージャーが加わり、特にサーヴス面は向上したと思います。このマネージャーを少し紹介しますと、ナポリ出身のレストランサーヴィス暦22年の大ベテラン、在日7年で日本語

          過去コラム5. すいません。10ヶ月もコラムをほったらかしにしていました。

          過去コラム4.皆様明けましておめでとうございます。

          皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。さて、去年の年末にご報告申し上げましたように、1月23日(火)に芦屋市の大原町に移転いたします。非常にたくさんの方に祝福していただき、一緒にお喜び頂き、この移転を楽しみにして頂き感無量です。ご期待にお答えできるよう精一杯がんばります。2007.01.05 22:01 ※こちらは過去コラムにつき、現在移転の予定もなく 2023.11.10 の現在兵庫県芦屋市宮塚町にて、変わらず営業しております。こちらへお越

          過去コラム4.皆様明けましておめでとうございます。

          過去コラム3. さて早いもので今年も12月になりました。

          さて早いもので今年も12月になりました。 レストランを営む者(特にオーナーシェフ)にとって特別な時期です。 いろんな意味で特別ですが食材も特別な物が揃います。特にジビエとトリュフはこの時期のスター食材です。ジビエがお嫌い、苦手な方もたくさんいらしゃいますし、トリュフも別に。。。とおっしゃる方もいます。 いくらでも食べ物の選択肢はありますので、なにもわざわざこんな血生臭い肉を食べなくても、ほかにも美味しい物はありますし、トリュフの官能的な香りもキロ20万円前後と思うと官能的

          過去コラム3. さて早いもので今年も12月になりました。

          過去コラム2.前回は茄子のチョコレート風味をご紹介しましたが。

          前回は茄子のチョコレート風味をご紹介しましたが、今回はサングイナッチョの話を少し。サングイナッチョとは、イタリア語のサングエ(血、血液)から来る物で主に豚の血液を使ったソーセージの事を指します。ナポリでは、サングイナッチョと言うとカーニバルの頃に食べる濃厚なチョコレートクリーム の事ですが、こちらも伝統的には、チョコレートクリームの中に豚の血液を入れていました。なぜわざわざ血液を使っていたのでしょう?それは、純粋に美味しくなるからだと思います。キリスト教(少なくとも旧約聖書で

          過去コラム2.前回は茄子のチョコレート風味をご紹介しましたが。

          過去コラム1. ナポリの伝統菓子のお話。

          ずーとコラムを更新出来なくてすいません。これからはドンドン更新しますのでお楽しみに! 今日は、ナポリの伝統菓子のお話。 イタリアにも日本のお盆の様なフェッラゴストと言うものが有ります。 期間も日本のお盆と似ていて8月の15日前後です。この時期、イタリアの都市部は、ほぼ壊滅的に休みです。 この時期にイタリアに行く予定を立てるなら海辺のリゾート地をお勧めします。逆に他は全くお店が開いていない可能性があります。 さて、ナポリがあるカンパーニア州は、海辺リゾートのメッカです。そ

          過去コラム1. ナポリの伝統菓子のお話。