見出し画像

娘(4歳)が、指しゃぶりをやめられた

こんにちは。1児の女の子のママです。

今日は、4歳になった娘が、指しゃぶりをやめられたお話です。


4歳になった娘は、つい最近まで指しゃぶりをしていました。

指しゃぶりといっても、ずっと指しゃぶりのタイプではなく、

おしゃぶり(10ヶ月~1歳2ヶ月頃)

腕しゃぶり(1歳2ヶ月~2歳半頃)を経て、

人差し指しゃぶり(2歳半~)をしていました。


まだ1歳くらいの時は、腕しゃぶりをその内しなくなるだろう。と、穏やかな気持ちでいましたが、1歳半・2歳と成長していくにつれ、娘の癖を無理矢理にでも、やめさせるべきなのか?と、悩み、いろいろ試してきました。

しかし、娘にはその方法が合わず、指しゃぶりをやめないまま4歳になりました。

何を試してもだめで、お姉ちゃんになるにつれて、周りの目や、親戚の言葉に親が焦り、怒って無理にでもやめさそうとしてしまっていました。


それでもやめられず、すみっこや、布団にもぐってコソコソするように・・・

娘にとって心の安定剤になるのなら、このまま自然にやめるまで待ってもいいかな。

そんな気持ちになってきていましたが、コロナが流行り、見えないウイルスに、いつどこで感染するか分からない恐怖を感じ、指を口にいれるという感染リスクから、どうにかしてやめさせたい!という気持ちになりました。


指しゃぶりをはじめたきっかけ

娘と指しゃぶりの関係は、私のお腹の中にいるときから始まっていました。この時は、私も、お腹の中にいる赤ちゃんが、指をチュッチュしている姿に、安らぎと幸福感を感じていました。

お腹の中で指しゃぶりをしていた娘でしたが、生まれてすぐの時には、指を吸うことはありませんでした。

10ヶ月頃、保育園に預けることも決まっていた為、断乳をした時でした。乳歯が生え出し、歯がむずがゆくなった事とも重なり、娘が指を口にいれだしました。そして、私の腕や首などに、吸い付くようにもなり、私の肌は内出血し、キスマークやDVにでもあってるのかというような跡が無数に残りました。春~夏の季節、肌を露出する事も多くなり、目立つ為、おしゃぶりを与えることにしました。

娘は、おしゃぶりを嫌がることはなく、私への吸い付きも、なくなりました。しかし、これが今後の指しゃぶりがクセになるきっかけになったのだ。と思います。

吸うことで安心感を覚えた娘

そして、同じころ、保育園に入園することになり、11ヶ月毎日一緒にいたママと離れて生活することになりました。

保育園でのおしゃぶりは、お昼寝の時、どうしても寝れない時にだけ与えてもらっていました。

入園後2~3ヶ月経って、朝から保育園に預けられて離れることを理解しだした時、登園時泣き出すようになりました。そして、手首のあたりを吸うようにもなりました。

おしゃぶりは、お昼寝の時だけ、手首ならいつでも吸える!と発見してしまったのです。吸うことで安心感を覚えた娘は、2歳半頃まで、腕を吸うようになりました。

指しゃぶりへ

腕しゃぶりから、指しゃぶりへ変化したのは、単純に、1年位吸い続けていた腕に、吸いダコができ、破れて血がでたからです。

痛くて吸えなくなった腕。

これでもうしなくなる!と、喜ぶのも一瞬でした。

翌日には、人差し指を吸いだしました。

私は、やめさせるチャンスと思い、必死で、「指チュッチュしたら、また血がでて痛くなるよ。やめておこうね」と伝えましたが、手をつないで寝ても、寝てる間に指を吸ってしまい、すぐにまた癖になりました。

今がやめさせ時だと感じた私は、いろいろと試しました。

「鬼に指を食べられる話」「苦いクリームを塗る」「時期を決めてやめようねと話したり」「手をにぎって離さない」「指を吸うと怒る」「絵本ゆびたこを読む」

しかし、どれも、やめさせる事はできませんでした。

娘にとって心の安定剤になるのなら、このまま自然にやめるまで待ってもいいかな。


親の心境の変化

気付いたら声掛けするくらいで、諦めていましたが、節目の4歳が近づくと、また親の気持ちに焦りがでてくるのです。

「4歳になったら、やめようね」

そして、コロナが流行り、見えないウイルスに、いつどこで感染するか分からない恐怖を感じ、指を口にいれるという感染リスクから、どうにかしてやめさせたい!という気持ちになりました。

4歳のお誕生日を迎え、「お姉ちゃんになったから、やめようね」

指をチュッチュしているのを見つけると、怒り気味で腕を外させていました。泣きながら、「チュッチュしたい・・・」という娘。

可哀想な気持ちと、やめさせてあげたい気持ちと複雑な心境になりました。そして、娘は急にまばたきを多くするようになりました。

病気か何かかな?まつげ入ってるのかな?

不自然な目の動きに、ストレスになっているのかも。無理やりやめさせない方がいいのかな?と、また悩みました。

私の心境にも変化が現れ、怒りながら伝えていてもストレスになるだけで意味のない事に気づきました。


娘(4歳)が、指しゃぶりをやめられた

■娘に理解させる

娘は、4歳になった。話の内容も割と理解できるようになり、なんで?なんで?と、質問してくるようになった。

指しゃぶりをしていると、どうなるかを伝えてみたらどうかな?

指しゃぶりをしていると歯並びが悪くなる。と聞いたことがあった。

ネットで、指吸い 歯 と検索すると、歯並びの悪くなった歯の画像がでてきた。

その画像を見せ、ディズニープリンセスが大好きな娘に、

「指しゃぶりをずっとしていると、歯がこんな風になるんだって。あなたもずっとチュッチュしてたら、美女と野獣に出てくる野獣の口のように、歯がこんな風になっちゃうかもしれないよ。」

娘は、泣きそうな顔で、「私の歯、こんなのになってない?」と、自ら鏡で確認していた。

「今は、大丈夫だけど、ずっとチュッチュしてたら、どんどん歯がでてくるかもしれないよ。もし、あなたの歯がこんな風になっちゃたら、あなたはどう思う?」

娘「いや!」

「いやだよね。じゃあ、どうすればいいかな?」

娘「もうチュッチュしない。」

その日から、クセで忘れて指しゃぶりをしてしまっても、自らが気付き、「忘れて指チュッチュしちゃった。」と泣きそうな顔で、鏡で歯が出てきていないか確認し、「もうお姉ちゃんになったから、チュッチュしないでも大丈夫だよ」と、みんなに伝えていました。

話をしてから10日程経ちましたが、指しゃぶりをしている姿は、もうありません。


最後に

もし歯並びが悪ければ、歯の矯正などで、キレイに直せるだろうし、指しゃぶりをしていたからといって、必ず歯並びが悪くなる事もない。だけど、娘には、指しゃぶりをしているとどうなるか理解させ、自らやめたいと思わせるきっかけになりました。

今まで、親の意見を押しつけて、やめさせようとしていた事に気づかされました。

誰だって、人に言われてイヤイヤやっているだけでは、不満やストレスにしかなりませんよね。反省です。

じつは、私自身も指しゃぶりに悩んでいました。結局やめれたのは、小学4年生。友達の家に泊まりにいって、自ら恥ずかしさを感じたからでした。そんな思いを娘にさせたくなく、早くやめさせてあげたい焦る気持ちでいっぱいでしたが、結局は娘の意思を尊重することが1番だったという事ですね。


1歳ころには、まだ大丈夫よ!その内自然にやめれる。

2歳ころには、そろそろやめさせないとね。

3歳ころには、もう3歳なのに、まださせてるの?

4歳ころには、もういい加減やめさせないと。


いろいろな人に言われ、悩みましたが、親の焦りは禁物。

周りの意見に惑わされず、

自分の子供の気持ちに寄り添ってあげることが大切です。


我が子の事になると、悩みすぎて、どうすればいいのか考えられなくなることもあります。

そんな時に少しでも参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?