ゆう

ミュージシャンとして生活しております。 基本的にピアノの歌伴が中心だったのですが、 2…

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ミュージシャンとして生活しております。 基本的にピアノの歌伴が中心だったのですが、 2020年より、演奏の仕事は引退し、 創作活動に専念することにしました。 創作に関することや、趣味的なこと、 プレイヤーとして生きていく上での大事なことなど 記事にしていきたいと思います。

マガジン

  • 駄文。

    つらつらと思ったことを書いている、駄文でございます。

  • 才能がなくても、ミュージシャンとして食べていく。

    ミュージシャンとして生計を立てるのに必要なことは何か?自分自身の経験を交えながら考察します。全5章予定です。

  • 元ピアニストがFFの音楽を解説してみた

    ニコニコ・Youtubeにupしている、FF音楽解説の文章版です。毎週日曜夜はhttps://com.nicovideo.jp/community/co4311327?_topic=nicommunity_user_video_registered&ref=zeromypage_nicorepoで生放送しております。

最近の記事

分量が計れない

レシピ通りに作る、ということが苦手である。というかなんか苦手なことばっか書いてるな、最近。得意なこと書けよw ……と一行目だけ書いて3年放ったらかしてた下書きを見つけたので、3年越しに続きを書いてみるw そうだねー、苦手だね、レシピ通り。例えばピアノ弾くのでも楽譜通りとか苦手だ。てか無理。 なんというか、楽譜通り・レシピ通り・お手本通り・マニュアル通り、というのは、最高に上手くできて100点。まあそこそこで70点、みたいな感じにできるんだけど、 そこから外れると、だい

    • 自分の作品が好きすぎる

      自分の作品が好きすぎる。 本業としては作曲・編曲、作詞なんかをやるんだけど、例えば小説書いてみたり、お絵描きしたり… あと日々の料理なんかもそうだ。Twitterにbotかというくらい毎日上げてるし。 別に、自分の作品が好きすぎるから、人の作品が嫌いかというと、そういうわけではない。人の作品は蜜の味。ありがとうございます。もっとください。 人の作品は栄養源であったり、活力源であったり、バイブルであったり、推しだったりする。大好きです。でもそれと、自分の作品が好きなこと

      • 人の不幸は蜜の味とかいうやつ

        どうして、戦争はなくならないのか? 悲劇は繰り返されるのか? 暴力沙汰が起こってしまうのか? いじめが消えないのか? 人は、他人の不幸に対して快楽を感じる側面がある、らしい。 なぜか? ひとえに、それは防衛本能ではなかろうか。 人は基本的に幸せになりたい。 不幸になりたくない。 と、いうことは、 自分より不幸なやつがいれば、少なくとも自分はそいつより幸せである。 そう、感じられる。 これが、他人の不幸を喜ぶカラクリではなかろうか、と感じる。 つまり、

        • 「夜に駆ける」の英語版に触発されて、"I Will Always Love You"の日本語版を作ってみた話

          はじまり2019年に音楽シーンを席巻したYOASOBIの「夜に駆ける」は、皆さんご存知のことだろう。沈むように溶けてゆくやつである。 だが、その英語ヴァージョンが存在することをご存知だろうか? ちなみに僕はつい先日まで知らなかった。 この英語版の歌詞"Into The Night"がすごいのだ。 何がすごいかは聴いてみればわかる。 そう、かなり発音を元の日本語詞に寄せて作ってあるのだ。 個人的には「ほら」が"Hold up"になってるとこなんかが大好きである。

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        • 自分の作品が好きすぎる

        • 人の不幸は蜜の味とかいうやつ

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        記事

          正義のありか

          人との関わりを絶って幾星霜…… ……とかいうと仙人みたいだが、少なくとも数年前に比べればだいぶ人と会うことが少なくなった。 絶賛引きこもりライフ満喫中である。漫喫ではない。まあ、似たようなものかもしれないけど。。 失って初めて気づく、とはよく言ったもので、人と会わなくなってからこそ人間関係について見えてきたりするものだ。 人間関係の齟齬、というのは基本的に、誤解というか、すれ違いというか、 そういった「ズレ」で起こっているように思う。 根本的に敵対してるというか、

          正義のありか

          自由についての見解

          「自由」という言葉に対する解釈は人それぞれのように思う。 「普通」とかも似ているかもしれない。どこか明確にカタチが見えない、掴みどころのない概念のような、「自由」。 あなたは今「自由」に生きていますか?と問われて、Yesと答えられる人は少ないだろう。 なぜなら、「自由」という言葉に対する期待値が高いからだ。 自由自在という言葉がある。 何もかも全てを自在に操れることが「自由」だとしたら、それはいち個人には、いち人間には不可能だ。 例えどんなに金や権力があったとして

          自由についての見解

          作品を愛す

          自分の作品が好きだ。愛している、と言ってもいい。小学生のころ始めて書いたなんだか意味のよくわからない曲も、中学生のころ謎の勢いで書いていたもしかしたら黒歴史かもしれない数々の詩も、高校時代バンドのために作った曲も、東京に来て書いた詞、曲、小説、etc、そして依頼をいただけるようになって作った曲、アレンジした音源… 全部好きだ。 もちろん見返せば、あるいは聴きかえせば、拙いところや荒いところはたくさんある。最新の作品だって、迷いに迷って産み出したりしている。でも、それも含めて

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          人生はRTA

          RTA。リアルタイムアタック(Real Time Attack)の略らしい。なんだかゲームプレイのいちジャンル?としてそういうのがあるようだ。詳しくは知らない。僕はFF9のエクスカリバー2でひいひい言いながらなんとかみたいなレベルなので、そのような深淵にはとても足をかけれないのだ。深淵を覗いたら向こうもまた覗いてるって聞いたし。ぶるぶる。 そんな表題なわけなのだけど、今日書くのはタイムアタックについてではなく、"リアタイ"についてである。"リアタイ"…発信される情報をリアル

          人生はRTA

          駄文「人がたくさんいるのが苦手」

          人混みが嫌いだ。 行列に並ぶなんて、ぞっとしない。 インフルエンサーの発信は、避けて通る。 マイノリティを応援したくなる。 基本的にはそんな風に、僕はできている。 オフラインでも、オンラインでも。 意見でも、情報でも。 物理的にも、精神的にも。 人が多いのが、苦手。 ある意味では厨二を拗らせている、とも言えるし、 ある意味では反骨精神を大事にしている、とも考えられる。 しかし、理屈はどうあれ、苦手なものは苦手だ。 ただ、否定するわけではない。 人気の

          駄文「人がたくさんいるのが苦手」

          才能がなくても、ミュージシャンとして食べていく。【第5章】

          ついに 第5章までたどり着くことができました。 いよいよ総まとめの章です。 今までは音楽を仕事にするために必要なことを 書いてきましたが、 最終章では、音楽が仕事になってから、 忘れてはいけないこと、を中心に 書いていきたいと思います。 どうぞ最後までお付き合いいただけると幸いです。 音楽はサービス業 職種として考えたとき、 音楽はサービス業に入ります。 第三次産業、というやつです。 つまり、 形がないものを売っている、 ということ。 こう言っ

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          才能がなくても、ミュージシャンとして食べていく。【第5…

          駄文「学校と、学ぶこと」

          例えば恋愛の仕方とか、 例えば確定申告の仕方とか、 例えば、引っ越しに伴う役所への手続きの仕方とか、 明らかに実生活において重要で、知らないと損をしてしまうようなことを、学校では教えてくれない。 少なくとも、義務教育では触れもしない。 何故なのか?ある意味で生きるか死ぬかにすら直結しかねない事柄である。学校で教えた方が良いではないか? 最近、それは反面教師的な教育なのではないか?と思うようになった。もちろん賛否両論あるかとはおもうが、僕の勝手な考察を述べたいと思う

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          駄文。「ココナッツミルク買ってきた」

          念願のココナッツミルクを買ってきた。 念願の、である。 どれくらい念願かというと、明日の遠足のために200円を握りしめておやつを買いに行く小学生が胸に抱く高揚感くらい念願だ。 そう言うと、むしろ大したことないんじゃない?と思われかねないが、当時の僕にとっては200円は大金だったのだ。それをすべて「おやつ」という、罪深い甘美な響きを持つ贅沢の極みに費やすことができる・・・!小学生の分際で、である。心躍らないでいられようか。 それくらい念願だったのだ。 ちなみにココナッ

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          才能がなくても、ミュージシャンとして食べていく。【第4章】

          いよいよ折り返し地点も越えまして、 第4章を書かせていただきます。 第1章では音楽を仕事にしていくための考え方を。 第2章では、そもそも仕事とは何なのかを。 第3章ではミュージシャンとしての 仕事の種類を書かせていただきました。 第4章では、 「才能」にスポットを当てたいと思います。 同時に「天才」についても言及していきます。 本当の意味で「天才」は存在するのか? 「才能」とは何なのか? 「才能」がなければ、音楽を仕事にできないのか? 本シリーズ、一番

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          才能がなくても、ミュージシャンとして食べていく。【第4…

          才能がなくても、ミュージシャンとして食べていく。【第3章】

          まえがき 「才能がなくても、ミュージシャンとして食べていく。」いよいよ折り返し地点である第3章になりました。 第1章では音楽を仕事にしていくための考え方を。 第2章では、そもそも仕事とは何なのかということを書かせていただきました。 人はなぜ仕事をするのか? もちろん食い扶持を稼ぐためなのですが、それだけではありません。 何かに取り組んで、達成感を得ること。 人のために動いて、感謝されること。 社会の中の役割、責任を果たすこと。 全て、仕事の理由です。 これ

          才能がなくても、ミュージシャンとして食べていく。【第3章】

          才能がなくても、ミュージシャンとして食べていく。【第2章】

          まえがき これまで、ピアノ・シンセのプレイヤーとして生計を立てておりましたが、 2020年から演奏・伴奏の活動を引退して、製作に専念することにしました。 これを機に、これまでの経験を振り返りつつ、 これからミュージシャンを目指す人、 ミュージシャンとして仕事はしているが、なかなか生計を立てるに至らない人、 ミュージシャンとしての生き方に興味がある人、 また、他のジャンルの職を選んだ方で新たな観点を求めている方にも、 何か有用な情報を提供できるのではないかな、と

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          才能がなくても、ミュージシャンとして食べていく。【第2…

          【FF音楽解説】エアリスのテーマの悲喜こもごも(?)

          はじめに 動画でやっております、ゲーム音楽解説シリーズを文章化する企画、第5弾です。 今回はFF7より、エアリスのテーマを解説します。 毎週日曜日に↓ で生放送してますので、良かったら遊びに来てください。 恒例のVTRです 衝撃のあのシーンで流れる曲ですね。 そのままジェノバさんとの闘いになるのが、また・・ 王道のバラード 曲の作りはいたってシンプル。王道のバラードです。 なんですが。 キーはDで、最初のメロディが ファ#ラレ ドラミ と、ドのナチ

          【FF音楽解説】エアリスのテーマの悲喜こもごも(?)