名目 GDP から読み解く日本の現実
先日ヨーロッパに住んでいる友人と年収の話をする機会がありました。彼はアメリカの会社に働いていて、単純に考えて ソフトウェアエンジニアの平均年収を見て見ても平均が2倍近く違うようです。
さすが世界1位と言う国ですね。そこで個人的に注目しているシンガポールと比較してみました。
※ あくまでも個人的な直感で記載をします。細かく証明をしているわけではありませんので緩く見てください。
そもそもGDPとは?
Gross Domestic Product の略。日本語だと「国内総生産」と言います。
計算式は以下の通り。
private consumption : 民間による消費
gross private investment : 民間による投資
government investment : 政府による投資
government spending : 政府による消費
exports - imports : 純輸出
略すと以下の通り。
シンガポールの GDP はどれくらい?
単純に GDP の大きさだけ比べると大きな差があります。左から3つ目のカラム。
注目すべき点は GDP per capita (1人あたりの GDP) です。右から2つ目のカラムです。約2.2 倍の差があります。違いは一体なんなのか。
注目したのは「消費」の差
日本は年々、消費は減少傾向にあります。コロナの影響というのもあるでしょうが。
一方シンガポールはどうでしょう? 民間と政府の両方とも消費が年々増加傾向にあるのが分かります。数字だけ見れば、個人的にはシンガポールの付加価値の方が人々の魅力に移っているのではないかと想像しました。
価値を皆で考えてはどうか?
日々の生活の中で感じるのは、「どうのようにしたら人を幸せにできるのか?」という発想ではなく、「どのようにしたら自分は幸せになれるのか?」という発想の人々が実は多いのではとも思ったりします。
朝の通勤電車でも SNS とか Youtube を見ている人を多く見かけます。例えば、1000 人の人が朝 30 min 人を幸せにする方法を考えるだけでも30,000 min = 8 hrs 分の時間幸せについて考えたことになります。これは1日人が働く時間にほぼ相当します。想像してみてください。国民の半分が考えたらどうなるでしょう?魅力的なアイディアが生まれる確率はよりあがるのではと思います。
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