見出し画像

Dark Urban Boysgroup "MAKE MY WAY" 自分の道を作っていくこと

どうも皆さん、YU-TOです。

そろそろ7月も終わりが近付いていて、夏本番の茹だるような暑さの日々が続いているが如何お過ごしだろうか?。

『CREMATION[URN SIDE]』の配信開始まで2週間を切った。

毎週収録曲を公開し、徐々に作品の全貌が明らかになってきていると思うのだが、とにかく『CREMATION[URN SIDE]』は1曲1曲がまるで違う個性を放つ作品となっている。

良い言い方をすると"多彩”、悪い言い方をすると"バラバラ"。

もしかしたら、何らかの統一感を感じてくれる人もいるかもしれないが、この作品を作った当時はもう何が完成するか分からない状態で制作に入ったので、1曲毎に違うフィーリングがあるのは、ある意味当然であるのかもしれない。

今日公開された"MAKE MAY WAY"は、"バラード曲"と形容しても良いだろう1曲で、Dark Urban Boysgroupサウンドの新たな側面が見える楽曲だ。

ベースとなるサウンドはヘヴィロックになるのであろうが、この曲もレコーディング当初とはかなりアレンジを変えている。

原曲のアレンジはもっとメタルコア要素が強く、ブレイクダウン的ドラムフレーズも多用していたのだが、2021年ヴァージョンではもっとストレートでシンプルなリズムアレンジを施して、より"ロック臭"がするサウンドに方向転換。

ボーカルのメロディが活きている1曲で、サビのキャッチーなメロディラインは自曲ながらも、とても印象に残ると自負出来る。

、、、、、、、

ただそれは、自分だけが感じている事なのかもしれない。まあ、"自負"って言ってるけど。

音楽というのは、とても難しい。

誰かにとっては価値のある曲が、誰かにとっては無価値で。

人によっては世間の認めた楽曲が名曲で、それ以外の曲は駄曲。

自分は心の底から良いと思っている曲だって、他の誰かからすれば「どこが良いの?。」となったりする。

それは当然の事だ。至極当然かつ、誰もが分かっている周知の事実だ。

ただ、それはミュージシャンにとって、"自身の音楽"を持とうと必死に作品と向き合っている人々にとっては残酷な事実でもあると自分は感じる。

自分が良いと思って出した曲達が人から認められなかった時、無視された時、バカにされた時、やはりそれ相応のショックをその人達は受ける。

もうこれ以上何をしたところで、Dark Urban Boysgroupが終わり、そして一生やる事はないというのは自分が決めた事でもあるし、そこは受け入れているつもりだ。

ただ、何か突っ掛かったような気持ちも同時に沢山抱えている。

「もっとやれる事があったんじゃないか?。」という後悔。

「この作品ってセンス無いしダサいのかな?。」という無駄な自己憐憫。

「どうせお前の評価なんて、"ちゃんと評価されたら評価してあげるよ"っていう類の同調圧力だろ?。」という妙な勘繰り。

そういう思いは、常に自分の中にある。

"自分の音楽"を持つという事は、ネガティブな思いとの勝負なのだ。

そんな思いを持ちながらも、作品を作り続ける事。

それが大事なんだと、今更ながら気付かされた。

作ってる側が自分の作品を否定する事は、ミュージシャンとして絶対にしてはいけない事だ。

"プレイに納得がいかない"とか、そういう事なら構わない。

時間の経過や周りの評価で、ネガティブな思いが襲ってくるようになってしまう事は当然だとしても、真剣に"作品"というものに向き合った人間(自分自身でもある)を否定してはいけない。

読んでる人は、ちょっと何言ってるのか分からないと思うけど(苦笑)。

簡単に言うならば、メンバー間でこの作品に対する思いを全く共有出来ていないという事実が、現時点では確実にある。

それによって、ちょっとした"いざこざ"みたいな事が起こったらしい。

まあ普通はこんな事、公の場では書かないだろうけど、どうせ最後だし。

そうなってしまった事、そうさせてしまった事、そうならざるを得なかった事、それがとても悔しい。

"不甲斐なさ"すら感じる。

しかし自分は、少なくとも自分だけは、この作品を嫌いにはならないと思う。

それは到底無理な話だ。

いつまでも聴き返して、「もうちょっと評価されても良いのにな〜。」とか思いながらニヤニヤしている事だろう。

もちろん、リリースされてからしばらくは聴かないと思うけど。

そういう作品が持てた事は、ある意味では幸せなことなのかもしれない。

まあ多分、生きてるうちにこの作品をはるかに凌駕するクオリティのものは余裕で作れるとは思っているが、何か特別な"愛着"というか、そういうのを感じる作品って作りたくて作れるものでもないし、セールスとかそういうのとは別次元の事だとも思うから。

数は少ないながらも、Dark Urban Boysgroupを聴いてくれて、評価してくださる皆さんには本当に感謝しています。

こんな気持ち、自分のバンドじゃなきゃ絶対に持てない。

"MAKE MY WAY"の歌詞にもあるように、気付けなかった悔しさに震えて、もう戻れない怖さにも震えるけど、これからも自分の道を作っていきます。

自分の道は自分しか歩めない。

だからこそ恐いけれど、ビビってちゃ何も始まらない。

I WANT TO MAKE MY WAY.

『CREMATION[URN SIDE]』8月2日配信開始です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?