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YU-TOの頭の中 最近聴いてる曲

どうも皆さん、YU-TOです。

昨日の記事で、"聴く音楽と演る音楽は違う"という事を書いたのだけど、ここ最近は聴く音楽の入れ替えが激しくなってきている。

その日リリースされた楽曲をその日のうちに、何ならリリース情報を知ったその瞬間に聴くことが可能である時代なものだから、ニューリリースが上書きされるスピードが半端じゃない。

もう1週間前にリリースされた楽曲ですら、ちょっとでもツボにハマらないと他リリースに上書きされて聴かなくなってしまったりもして、良くも悪くも音楽の新陳代謝が活発になってきている時代だなと。

今日は、そんな"ストリーミング戦国時代"な現代で、ここ1週間ほどの間で自分がよく聴いた楽曲を幾つか紹介していきたいと思う。

前の記事にも書いた通り、普段はほとんどメタルを聴かないので皆さんの耳に合う音楽はもしかしたらないかもしれないけれど、、(苦笑)。

まあ、「こういう音楽もあるんだなー」程度に、気になる音源があったらチェックしてみて下さい。

JUBEE 『Spotlight』

リリースは1年前だけれど、最近知って多分今週1番聴いている楽曲。

もう自分の好みど真ん中な音。

イントロのLast Days Of Aprilを彷彿とさせるギターを聴いた瞬間、"一目惚れ"ならぬ"一聴惚れ"をしてしまった。

この"JUBEE"というアーティスト、大好きなAge Factoryというバンドの『AXL』という楽曲でゲストVoとして参加しており、それをきっかけに知って聴いてみたのだけど、どの楽曲も"90年代"を感じさせるバイブスがあってとても良い。

この『Spotlight』では、kZmの『Dream Chaser』にも参加していた人気ラッパーBIMをフューチャーした1曲。

今風な言葉数が多い高速フロウを駆使するBIMのラップと、ハスキーな声質だが爽やかに歌い上げるJUBEEのメロディの対比が心地良く、他とは違うベクトルで"エモラップ"を表現した前衛的な1曲だと思う。

MVもレトロな趣のある映像感で、曲の雰囲気にカチッとハマっており、曲の魅力を底上げしている。

The BONEZ 『That Song』

4月にリリースされた最新EP『LAB』からの先行配信曲。

00年代ポップパンクを彷彿とさせる1曲で、MGKが巻き起こしたアメリカのエモ&ポップパンクリバイバルブームに乗っかった音のように最初は感じたが、90年代〜00年代を駆け抜けたメンバーで構成されている彼らだけに、何の違和感もなく自然に響いてくる。

歌詞のメッセージ性と最後に聴かせるドラマティックな曲展開は見事で、最後の最後でリリックを日本語に切り替えて、畳み掛けるように歌う様はいつ聴いても感動してしまう。

リリース記念配信でメンバーも言っていた通り、今回の『LAB』は90年代オルタナティブを彷彿とさせる作品で、"このメンバーにしか出せない音"が存分に詰まった1作。

もしかしたら、2020年代は"90年代の逆襲"的な時代なのかもしれない。

隅々まで構築された隙間が無い音楽ではなく、人間的な暖かみがある、敢えて隙間を作っていくような音楽が生み出され、支持されていく時代。

『LAB』は、それを象徴する1作であるように思う。

James Ivy 『Headset Go』

ニューヨーク出身のシンガーソングライター。

エレクトロな要素もあるけれど、ベースとなる音はオルタナティブロックという感じ。少しだけSmashing Pumpkinsを彷彿とさせる感触もあるような。

アコースティックギターからドラムインして、エスニックな雰囲気を感じさせるイントロに流れ込むアレンジは、只者で無い音楽センスを瞬時に感じさせる。

メロディに独特の浮遊感があり、こちらの予想を裏切るような、一筋縄ではいかないメロディラインをこれでもかと入れ込んでくるのがニクい。

"現代オルタナティブの最新系"とも捉えられる音楽性だけど、どこか懐かしい感触もあったりする不思議な1曲。

girlfriends 『Pretty Mouth』

彼らの作品は度々チェックさせてもらっているけど、もういつ何時も気持ち良いくらいに開き直ったポップパンクっぷり。

00年代で時が止まってるんじゃないかと思うくらいに、メロディに"哀"の要素が詰まった青春胸キュンスタイル(何のこっちゃ 笑)なサウンドは、無意識に何回も聴き返してしまうほどに中毒性がある。

まあ、ただ単に自分の好みど真ん中な音ってだけなのだが、、、(笑)。

やっぱりポップパンクって、ただ元気一杯なポジティブサウンドじゃダメで、憂いを帯びたメロディとコード感が絶対的に必要なんだよなー。

国内ではあまり知られてない存在な気がするけど、この手の音が好きな人はマストチェックな、今一番熱いポップパンクアーティストかもしれない。


とまあ、そんな感じでパパッと4曲紹介してきましたが、殆どがパンク、オルタナティブに位置する曲で、自分が普段聴いてる曲ってこの辺のアーティストが圧倒的に多い。

音楽を演り始めた当初はパンクも好きだったこともあって、ある意味こういうサウンドもメタルと並ぶくらいのルーツだったりする。

ただ、この手の音楽を自分が演奏するっていう道は、ごく自然に選ばなかった。

今でもめちゃくちゃ好きなんですけどね。

たまーに、そういう演っている音楽と好きな音楽のギャップに悩んだりもするけれど、これはこれで自分の個性の1つなのだろうなと感じている今日この頃。

また気が向いたら、最近聴いている音楽なんぞをこんな感じに紹介していきますね。

今月も何か新しい音楽に出会えるかな〜。

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