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ぼくの詩

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詩をまとめてみました。よかったら見てみてください。
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2022年12月の記事一覧

【詩】うつわ

悲しいことがあったとき うつわにヒビが入る 傷を直して、強くする 悔しいことがあったとき …

【詩】逃げたい夜に限って

追いかけてくるのは 記憶と妄想 聞いていない声が聞こえ 同じ場面が繰り返される 布団の中じ…

【詩】月と落ちない雫

三日月の上で雫が揺れた 月が左右に揺れるたび あっちへ ころん こっちへ ころん 悲しみを…

【詩】糸

縄のように強くもなくて 絹のように美しくもない 細い一本の糸であろうと 縛るための糸には…

【詩】散る華は語らず

咲いた頃には 先など見えず 飛び交う賛辞も 知らん顔 盛りを過ぎれば 見向きもされず 土に…

【詩】本当の空の色

シロとクロの写真の中で 見上げた空は何色だろう 切り取られた時間の中を たったひとり歩き出…

【詩】Color

青い空から降る雨は 君には何色に見えるかな 空が溶けた水色 葉っぱに降りた緑 誰かの傘の桜色 青い空から降る飴は 君には何色に見えるかな 大好きなストロベリー 甘酸っぱいレモン 優しいミルク 色々変わる色だから 色々変わる君でいい ~*~* Twitterの詩より

【詩】不動

何事にも 動かされず 誰にも 左右されず 動くときは 自らの意志のみ 真 心 信 動く理由…

【詩】寒桜

遠い空の向こうに あなたはいるのでしょうか 白い雪が舞う街で 北風に春を待つ あなたは元気…

【詩】流れ星

流れ星を捕まえようと アミを持ってロケットに乗った 宇宙に行くと 無数の星が流れていた ボ…

【詩】さかな

青い魚は 川を流れて、川になりました 緑の魚は 木の葉に乗って、木の葉になりました 黄色い…

【詩】冬の線香花火

夏の花火は夜にはじけ 冬の花火は心ではぜる そばにはいれないことだって 辛い思いをすること…

【五行歌】肩車

父さんに肩車されたとき 空が近くて 勇気100倍で ぼくは、いつも 世界で一番だった ~*~* T…

【詩】Return

あなたらしくいて欲しい 君が残した最後の言葉 誰かといると何かを失う ひとりぼっちの自由 雲のように風のように 気ままなあなたが好きだから 優しい言葉と悲しい瞳 なかったことになんかしない 全部、抱いて もう一度、ぼくへ Return 見失わずに 前へと進む ~*~* Twitterの詩より