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ぼくの詩

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詩をまとめてみました。よかったら見てみてください。
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2022年8月の記事一覧

【詩】言の糸

言の糸 たぐり たぐり ほしい言葉が あるだろか あなたの言葉が あるだろか 強く引けば…

【詩】昨日拾った歪んだ心

君のグラスに 冷たい切なさが注がれたら 僕は君にキスをして 孤独のナイフを取り出そう 愛撫…

【詩】陽炎

逢いに来ますの 言葉を信じ ここから離れる ことも出来ず やって来るのは 季節のみ 想いは…

【詩】めぐる

誰かの手をとった時 その手の温かに安堵する 誰かの涙をぬぐった時 その涙の清らかさにはっと…

【詩】ひとりじゃない

自分がふたりいないのは ふたりいても同じだから 悩んだときに内側に入っても 答えが見つから…

【詩】ハート

ハートをそっと描いてみたら 少しだけ優しくなれる なんとなく 照れくさい なんとなく あっ…

【詩】深海列車

豪雨のような選択肢 選びそこなって、ずぶ濡れになる 役に立たない傘を駅前の猫に預けて 買ったチケットは『深海行き』 どうせなら水中へ ポケットには、もらった飴玉 サンダルなら、ちょうどいい 地上に溢れる情報は、深くは潜れず 1.25マイルで気泡になる 擦り減ったプライドは、安らぎを得て 深い青を受け入れる ガタン ゴトン コポコポ コポ 。。。 電光掲示板代わりの海月が浮遊する 『この電車は、  2.5マイルを定刻通りに通過しました』 もうすぐ、言葉はマナー

【詩】月と海に光る花

白い砂浜に 花が咲いた 月明かりに光る 花が咲いた 月と同じ色をして 暗い海をそっと照らし…

【詩】君の名は

運命のように巡り逢い 音もたてずに恋に落ち 結ばれはせぬ縁と知っても 落ちた恋の深さに溺れ…

【詩】想いひとつ

想いひとつ 小舟に乗せて さらさら流れる 小川に託す 届け届けと 宛先書かず 想いひとつ 言…

【詩】1.地中都市~5.空中都市(5編)

8月11日は、山の日で 『1日に5編の詩を作る』 という山登りをしてきました! こちらは、笠原…

【詩】追伸

きみが夏に忘れた言葉を 昨日ひろいました 届けられなくて ポケットにいれたまま 海を見てい…

【詩】からっぽ ポッケ

からっぽ ポッケ なんにもなくて からっぽ ポッケ さみしい感じ 宝物を入れたいな オルゴ…

【詩】そばに居たい人

そばに居たい人は ぼくの知らないところで 今日を 頑張っている 頑張り過ぎていませんか たまには ぼんやりしてますか ぼくの代わりに ご自愛ください せめて 想いだけでも 空は 晴れていますか ぼくが見上げた空は 今日も 青く澄んでいます ~*~* Twitterの詩より