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ぼくの詩

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詩をまとめてみました。よかったら見てみてください。
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2022年2月の記事一覧

【詩】ダンデライオン

薔薇のように 優雅じゃなくても 向日葵のように 明るくなくても 秋桜のように 可憐じゃなく…

【詩】読み進める

やめなければ はじまらなかったことがある 手放さなければ 得られなかったものがある 結末を…

【詩】ぼくはポンコツマン

ぼくは、ポンコツマン メールに 『ご確認をお願いします』と書いたつもりが 『極悪人をお願い…

【詩】つき纏う虚しさ

表現には虚しさがつき纏う 表現したいという想いがあっても ふと風が通る瞬間がある 届くか…

【詩】妖精のオルゴール

プレゼントにもらったオルゴール 正方形の小さな箱には クローバーの可愛い模様 フタを開け…

【詩】ラジオ

流れてきた音楽が 不意に時間をまき戻す 深夜に布団にもぐって テープにとった 雨の日は家中…

【詩】変化

変わり続けているとき 人から見れば、変わらずに見える もしも変化がないのなら 人から見れば、朽ちて見える 水は流れ続けることで 美しさを保ち 細胞は生まれ続けることで 命を保つ 人はそれを 変わらないと言う 維持でさえも変化 本当の変化は 人には見えない 見えなくても 変わり続けている

【詩】はじまりの鐘

長く続いた時代が終わる 当たり前は覆る 新しい時代の鐘が鳴る 不自由の中にあったのは 与え…

【詩】生存

無機の中で生きる有機だろうか 有機の中に置かれた無機だろうか 息をするダクト 張り巡らされ…

【詩】白群

もれた白は ため息の白 遠い春を 待ち焦がれ 届かぬ君に 恋焦がれ もれた白が 空にとける …

【詩】どんなふう?

ねぇ どんなふうに感じるの? えっとね あたたかい 彼女にとって、お日様はあたたかい ね…

【詩】重さ

白紙の便箋と 詩を綴った便箋とでは どちらが重いだろうか 100文字を綴った便箋と 10文字の便…

【詩】おぼろ

すべて、わかっている すべてを割り切れるなら 季節の変わり目を 知ることはない 故郷の空…

【詩】コンパイル(翻訳)

もしも 自分がいる場所じゃない そう感じたら 次の場所に向かおう そこは もう卒業する場所 もしも ここが自分のいる場所だ そう感じたら 本物になるまでやってみよう たとえ年を重ねても うまくいかないと感じたら つぶやいてみる 『長く死ぬものはない』 だから怖くない 『長く生きるものもない』 だからはじめる 素敵な人生にしたいから ▽▼▽▼ 翻訳前 ▽▼▽▼