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振動数

何らかの現象が、時間とともに徐々に強度が弱まっていくことを「減衰」といいますが、人の感情もそんなものだなと思うこの頃です。何らかのショックがあって、感情がほとばしり、上がったり下がったりしながら時間とともに減衰してゆく。人というのは基本的に前進するものだと私は思っているのですが、感情が減衰していく過程で、人はらせんを描くように成長していくような気がします。

まあ、簡単に言えば、3歩進んで2歩下がるを繰り返すような。

何かの本に、「2000年前の人間が、現代の人間を見たら、振動数が高くなっているのでまぶしく見える」という記述がありました。へーーー!時々、人でも景色でもモノでも、明るく見える時があるんだけど、それって振動数が高いってことだったのかな。そういえば上の写真のリングたちも、実際に見るとそれはそれは光が強く、手持ちのリングと比較しても卓越した明るさがあります。これもたぶん、振動数が高いからなのかな。

振動数が高いといい、低いと悪い、というものではなくて、単にそういう状態というふうに私は捉えているのですが、高いものや人、場所に触れていると、どこか呼吸が楽になります。

そういえば、高くとも低くとも振動数に差がありすぎると、頭がぼーっとします。高いとちょっと心臓がドキドキしたり、楽になったり、眠くなったりすることが多いかな。低いと、とにかく重い、辛い、というネガティブな反応が出ます。

対象の振動数がどうなのかは、基本的にはあまり気にしないのですが、自分が深く関わる場合、例えば定期的に通う場所だとか、一緒に密に仕事をする相手だとか、毎日持ち歩くモノだとか、そういう時は意識しておいて損はないかなと思います。

あまりにもギャップがあると、ちょっときつくなることがあるから。

そんなことを考えながら、いつも一緒にいる石たちを見渡すと、いつもより明るく見える石があったり、少しくすんでいる感じの石があったり。その時々で振動数も変わるようです。

私は今、少しずつ快方に向かっているとはいえ、やっぱり重い感覚からは脱していないから、見る人が見ればくすんでいるのかなぁ。

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