Live2Dで絵の中心座標を合わせる方法

Vtuberのモデルを作る時、左右対称のパーツが多い場合はキッチリ左右対称に作ってあると作業がラクである。
けれどもキャンバスの中心とキャラの中心がズレてたりするとメンドくさいので座標を合わせる方法を書いておく。

いつものごとく自分用のメモなので分かりにくいかも知れないが、1モデルにつき1回しかやらない作業なので書いとかないと忘れてしまうので。

case1. キャラの中心座標を合わせる

・空の回転デフォーマを作成する
・キャンバスの中心に回転デフォーマが設置されるので、それを顔のあたりまで持って来る
・アゴの先端とか鼻の頭とかをキャラの中心ということとする
・全パーツを表示させる
・Ctrl+Aで全パーツ選択してから、基準となる回転デフォーマだけ選択解除する
・どアップにして目視で回転デフォーマにアゴの先端を合わせる

Ctrl+Aで選択した時点で全パラメータも同時に選択された状態になるらしく、モデリング作業が進んでてもちゃんと移動されてくれるので安心である。特定のパラメータの時だけ中心座標を合わせたけどパラをいじると元の位置に戻ってしまうなどの心配はない。

原因不明だが非表示にしているパーツがあると何故か移動距離がズレることがあるのでちゃんと全部表示させること

case2. 目などを中心座標に合わせる
(キャラの中心と両目の中心が一致してなかった時の補正方法)

・虹彩など、細かくて形状の分かりやすいパーツを適当に1つコピペして回転デフォーマにぶっこむ
・モデリング>フォームの編集>反転
・反対側のパーツにぴったり重なればOK、重ならなければ修正する必要がある
・矢印キーを何回押せばぴったり重なるか計測する
キャンバスの表示倍率によって移動量が変わってしまうので、表示倍率の数値を記憶しておくこと。ちなみにShift+矢印キーは通常の4回分の移動になるようだ(V4.2.01現在)
・両目のパーツを全部ぶっこんだデフォーマを作成する
・先の手順で計測した半分の回数だけ矢印キーを押せば中心に合う

本当なら下絵の時点でキャンバスの中心を測って左右対称に作っとけばラクなんだけども、人からもらったデータをいじる場合とかはそうも行かないことがあるので。
でもpsdあるんだったら、たぶんLive2D上でやるよりもpsdで補正してからLive2Dに持って来た方がラクでしょうね。


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