2024年5月の振り返り
月初に書いた目標の記事が滑稽に思えるほど、今月は妊娠およびつわりでコントロール不可だった。
なので一旦目標はすべて無視します。
とりあえずもう1日1日をやり過ごすのに必死だった。
つわり、一歳児育児、さらに夫の繁忙期が重なり毎日ワンオペで1日24時間もあることがうらめしいくらいだった。
つわりが起きる理由はまだ解明されていないが、一説には母体が胎児を異物だとみなして症状が起きるというものがあるらしい。
体感的にはめっちゃ納得できる。
とにかく体の中が「異常事態発生!!」って感じでしっちゃかめっちゃかになってる感覚がある。
異物を排出しようとしてるのか吐き気がすごいし、胃がムカムカする。
頻尿にもなり何度トイレにいっても残尿感が減らない。
私は食べづわりのタイプなので、吐き気があるのに何かを食べていないといけない。
もう私の体は単なる「ガワ」なんだなと思えてくる。本体は羊水に包まれた胎児で、私はそれを生きながらえさせる宿主でしかないのだ。
そんな投げやりな気持ちになってくる。
それくらい無力。しくしく。
妊娠中のモチベーションとなるアプリにトツキトオカというものがある。
毎日、今の胎児の成長段階や体の不調へのアドバイスが書かれた「お手紙」というものが更新され、週数ごとの詳しい情報なども得ることができる。
1人目の妊娠の時は今よりさらに不安で何もわからなかったので、体の不調とメンタルの不安定から始まる朝に、まずそのお手紙を読むのが毎日の支えだった。
今回はある程度わかっているし、妊娠していることよりも一歳児の育児に気を取られてそこまでアプリを開いていないのだが、今日読んだものが相変わらず妊娠のバグを思い知らされるものだった。
いや、血液量は増えるのに血色素量や赤血球数は減少するって、バグすぎる。
人類これでずっとやってきてるの?
もっと進化しといてくれない?
妊娠中の母体はとにかくこういう不条理が多く、仮に神様が人間作ったってのならお前絶対ミソジニー男だろとブチギレたくなる仕様になっている。
産む時に股が裂けるのも意味がわからない。
もっと伸び縮みする素材にしろよ!ラテックスにしろよ!
てかもう卵でうみませんか?!
生命の神秘だよね〜、奇跡だね〜と浸ってる余裕はなくとにかく人間の仕様にイラつく毎日なのだが、家族が増えることはシンプルに嬉しい。
予定日は12月の末だそうだ。
2023年の1月に第一子を産んだのだが、その時には翌年末にまた出産するなんて想像もできなかったな。
あの時はほんとに体がボロボロで、裂けた股が痛く、次ロキソニンが飲める時間を祈るように待っていた。
睡眠も満足にとれなくて、まさに生き延びるのに必死、それ以上に息子を生かすのに必死だった。
まだ初期で油断ならない時期なので、とにかく無事に出産できることを祈るばかりだ。
月曜から息子は保育園に入る。
5月は息子とずっと一緒にいられる貴重な時間だったのでいっぱい楽しみたかったのだが、それが満足いく形で過ごせなかったのは悔しい。
まぁでも保育のプロに任せられることは心底ホッとするし、その間にしっかり体を労って出産に備えたいと思う。
あと5月の後悔といえば文フリに行くのを諦めざるをえなかったこと......。
知らなかった文筆家さんや本との想定外の出会いを期待してとても楽しみにしていたのだが、具合が悪く叶わなかった。
さいわい元々ねらっていた本は、信頼している個人書店さんが取り扱ってくださったようなので、手に入れられそうだ。
息子が保育園に行く間にゲットしてゆっくり読みたい。
noteも書く気がおきず全く書けなかった。
考えたことや書きたいことはたくさんあるので落ち着いたら書きたいな。
どうしても行きたかったXGのライブは、その日体調が良く無事行くことができた。
さらに好きになってせっせと推し活にはげんでいる。
彼女たちの魅力とライブレポも書きたい。
2024年5月。
匍匐前進のようなひと月だった。
新緑の美しさに救われたひと月だった。
つらいひと月だったので人間の本能で積極的に忘れてしまうかもしれない。
6月はもう少し生き生きと過ごせるといいな。
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