反省するのを禁止した1ヶ月
1ヶ月ほど前に、すぐに反省してしまう自分が嫌になり、実験的に反省するのを一切禁止して過ごしてみている。
その時の日記 ↓
やったことはシンプルで、反省しそうになった or 反省していることに気づいた瞬間にそのことを考えるのをやめる。それだけ。
今日はこの1ヶ月でどのような気づきと効果があったかまとめてみます。
反省やめてみた <気づき>
①反省するパターンは決まっている
反省の内容がいくつかに分類できることに気づいた。
パターンを分析することで逆説的に自分が自分にどんな風であることを期待しているかが分かった。
②結構な頻度でナチュラルにはじまる
私の場合、何かやらかしたりしたタイミングだけでなく、むしろ何もしていない(できなかった)ときのほうがネガティブ思考になりがちだった。
ほとんどの場合、何かをきっかけに反省しだすのではなくナチュラルに「あ~自分〇〇できなかったな……」みたいな感じではじまる。
しかも結構な頻度。
気づかぬうちにはじまっているので抜け出せなくなっていたようだ。
③しているのは反省じゃなかった
何か失敗をして「ここがいけなかったな、次はこうしよう」と省みるのではなく、突然ネガティブな感情が湧いてきて「自分ってダメだな、あ~あ」とうじうじグズグズやるだけなので、そもそも反省というより自分いじめだったかも。
反省やめてみた <効果>
①反省パターンが分かっているので先回りするようになった
気づきにも書いたとおり、反省の傾向が把握できたので、対応を事前に決めておくことで反省しそうになった時にすぐ切り替えることができるようになった。
事前に反省を回避できるように先にちゃんとやるようになったりもした。
また、惰性で何かしてしまうとき(もしくは何かできなかったとき)さらに自責の念が強くなることが分かったので、自分でそれをする(もしくはしない)と先に決めるようになった。
具体的にはこんな感じ。
(私の反省パターン例 → 対応)
🤦♀️💭今日何もできなかった
→よく休めた~!と思う or 明日のToDoリストを書き起こすことで何ができなくてモヤモヤしているのかはっきりさせる
🤦♀️💭息子とちゃんと向き合えたかな。。。
→後で反省せずに済むように、今息子とめっちゃ向き合ってるぞーと思いながらしっかり遊ぶ時間を必ず作ったり、外に出かけるようになった
🤦♀️💭食べすぎた
→後で反省しないよう事前に我慢する or 食べるときは”私はこれが食べたくて食べてる”と強く思うようにする
🤦♀️💭運動しなかった
→後で反省せずに済むように少しでも何かする or 今日は休むと先に決める
🤦♀️💭保育園決まらないのに次の行動が起こせない
→(気力が起きないのは政府のせいにしつつ)しない限り同じ反省を繰り返してしまうので重い腰をあげて認可外の園に見学予約し、ようやく入れる園が決まった!!
🤦♀️💭過去の失敗を掘り起こして反省
→考えてもしょうがないので、この記事に書いたように「霜降り明星せいやのイニミニを唱える」ことで思考をすり替える
②無意味に落ち込むことは明らかに減った
自分いじめをきっぱりやめたので、意味もなくうじうじする時間は減った。
禁止している分「落ち込んでいる感覚」に敏感になり、それを手放す癖ができたことでネガティブな感情を追い出すスピードが速くなった。
③反省してもしなくても変わらない
上記のとおり私の反省パターンはしょうもないものばかりだったので、反省をしなくなったことで失敗が増えるなどの困ることは何もなかった。
むしろ反省をやめることで余計に精神をすり減らすことがなくなったので元気が温存された。
反省は本当に必要な時だけでいい。
もちろん今でもうっかりうじうじしてしまう時はあるが、反省禁止という荒療治をすることでいつの間にかBADモードに入っていつまでもそこから抜け出せないということは減ってきた。
自分が本当に悩むべきことなのか、それともいつものネガティブ癖なのかが見抜けるようになってきたように感じる。
反省することは自分を高める上で大事だが、反省しすぎる癖は他人の目を気にしすぎているせいだったり、自分への期待が高すぎることによる部分も大きいので適切に手放していきたい。
反省を禁止したことで、反省をしないよう先回りできるようになったのは思わぬいい変化。
正直自分がそんなまじめに禁止を守ろうとするとは思わなかった。
それだけ忌避したい習慣だということだろう。
現状とても快適なのでまたしばらく続けていこうと思う。
天邪鬼なので、逆に反省したくなってきたらまた報告します。
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