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子どもたちの本を借りる

いしかわゆきさんの秋の書くテーマより、今日選んだのはこちら。

秋の夜長にぴったりのおススメ本は?

秋らしく涼しい日が多くなると、夜、寝る前のひととき、本の世界を楽しむ気持ちがむくむくしてきます。
それを知っていたかのように、子どもが本を貸してくれました。
貸してくれたのは上橋菜穂子さんの作品です。

上橋 菜穂子さんの公式HP

「少しだけ…」と読み始めましたが、一気に物語に引き込まれていくのが分かりました。明るいテーマではないので、読んでいる途中はぎゅっと心が苦しくなることも多かったのですが、読み終えた後、物語を振り返って、清々しい余韻に浸ることができました。…うーん。。「清々しい余韻」って、あまりしっくりこない表現かもしれないなぁ。読み終えた後、主人公と共に生き、戦い、そして旅をしたような感覚が残るのですよね。その感覚に浸るのがとっても心地よかったです。(個人的な感想なので…違う感想をお持ちの皆さま、申し訳ありません!)

我が家の子どもたちは、いつもではありませんが、時々、こんな風に本を貸してくれることがあります。そういう時って、きっと、自分の中に残った余韻や感動を、誰かにおすそ分けしたい気持ちでいっぱいになっているのだろうなぁと受けとめて、あえて色々と尋ねたりはせずに、「ありがとうね」と本を借りることにしています。で、きっと本の話をしたいのだろうなぁとも。もう少しだけ借りたままにして、お互いに少し時間が出来たら、お茶を飲みながら読書感想の時間を持ちたいです。



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