死を想う2

20代から「終活」始めます【生前整理編】

日頃、死について考えていることを、ゆるゆると書いていきます。
今回のテーマは「終活」。
高齢者が行うイメージがありますが、人間はいつ死ぬか分からないので、思い立ったが吉日、とやってみることにしました。

「人生の終わりのための活動」、終活。
高齢化や核家族化、人間関係の希薄化が進む現代、家族に負担を掛けないように自ら死の準備をしていくというもの。

内容は、ざっくり言うと次のようなものがあるようです。
・遺言(遺産相続のこととか / 法的拘束力あり)
・エンディングノート(遺言より自由 / 介護など生前の希望から、葬儀の希望、自分史を書くなど幅広く)
・生前整理(無くなる前に物品を整理 / 最近はデジタルデータも)
・社会関係の整理(人間関係の整理 / 後継者探しなど)
・生前葬(亡くなる前にお葬式)

他にも、介護施設を決めたり、お墓を購入したり。
今まで、老後や死後に、親戚など他の誰かがやっていたことを、自分でやっていく感じでしょうか。

今回は、生前整理に取り組むことにします。
押し入れの中に入っている、昔の物を色々捨てたり売ったりしたい。
でも、私は物を捨てられない性格なので、押し入れの中の物を分類して、本当に取っておきたい物を決めることにします。

★押し入れの中の物
①自分の思い出の品(コレクション、記念品、創作物など)
②家族の思い出の品(家族旅行で買った物、両親の似顔絵など)
③他人からもらった物(手紙、雑貨など)

個人的に、一番捨てにくいのは、「③他人からもらった物」です。
使わない物、壊れてしまった物でも、何となく捨てられません。

しかし、ただの片付けではなく終活なので、遺された人のことを想像してみます。

私がもうすぐ死んでしまうとしたら、私の遺品を整理するのは、おそらく両親ということになります。
それを踏まえると、昔集めていたビー玉など、両親が見て何だかよく分からないものは、なるべく減らしていきたい。
また、個人的には捨てにくいけれど、昔友達からもらって壊れてしまった物なども、なるべく捨てたい。
なんかすごく大切そうだけど、なんだかよく分からなくて、しかも壊れている物って、遺品整理をする人にとって、とても扱いにくそう。
勝手なイメージですが。

ということで、「②家族の思い出の品」を多めに残す方針をとることにします。
本やCDなど、他の人にあげたり、売ったりできる物は、そんなに数も多くないので、今回は取っておいて良いかなと思います。

1日暇な日に、午前中から始め、あっという間に夜になりました。
全然終わらない。
でも、捨てる物、売る物が大きな袋に2つ分くらいになりました。
続きは、また今度頑張ります。

★生前整理をやってみた感想
物の整理、大変。
私の捨てられない性格は、これからも変えられないと思うので、なるべく物を増やさないように心掛けて生きていこうと思います。
そして、これからも定期的に小さな整理をすれば、大がかりな整理をしなくて良いはず。
ミニマルに生きていきます。

それから、ただの片付けではなく「生前整理」を行ったことで、生まれて始めて、「自分以外の人にとって必要か」という視点で物を取っておくかどうかを決めました。
これからは、物を捨てるとき、買うときに、私の周りの人にとって、どんな価値があるのか一度考えてみようと思います。

以上、20代から始める生前整理。
今回、【生前整理編】だったので、いつになるかは分かりませんが、【エンディングノート編】【社会関係の整理編】などやってみたいです。

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