婚活はじめます

28歳、婚活の記録。

※基本的に自分を追い込むために書いているので、つられて追い込まれてしまいそうな方、辛くなってしまいそうな方はここで引き返してくださいね!

先日、誕生日を迎えて、私は28歳になった。
半年以上前から、次の誕生日には婚活を始めようと決めていた。
そのきっかけになったのは、Podcast番組「愛の楽曲工房」、そして占い師のゲッターズ飯田さんとの出会いだった。

この世に、「樋口婚」という言葉がある。
コテンラジオをはじめ、様々なPodcastでパーソナリティをされている樋口さんが、「この日に結婚できなかったら切腹する!」と当時恋人もいないのに突然宣言し、Twitterで相手を募集。
色々あって本当にご結婚されたというエピソードから、切腹の覚悟で婚活に臨むことを指す言葉だ。
(詳細は、私が愛聴するPodcast番組「愛の楽曲工房」を参照されたい。)
私は、数年前、初めてこのエピソードを聴いたとき「なんか面白そうだ!いつか似たようなことをやってみたい!ちょっと切腹はしたくないけど!」と思ったのだった。
(たぶん切腹が肝心なのに、なんとも甘い考え……!)
でも、締め切りをつくって、PDCAをまわして、ちゃんと婚活をしたら、一体どんな展開になるのか、

知りたい・・・・・・!

しかし、当時の思い付きは、思い付きのまま、忙しい日々のなかでずっと頭の片隅に追いやられていたのだった。

次のきっかけが訪れたのは、今年の2月。
「29歳か、31歳で結婚が出ています。」
ゲッターズ飯田さんは、緊張で固まる私に穏やかな声でおっしゃった。
1年ほど前から飯田さんの占いにハマり、聴けるだけのラジオを聴き漁り、近所の書店で手に入る本は買い揃えた私は、なんと、懸賞で奇跡的に個人鑑定を引き当てたのだった。
鑑定結果を聞く私の頭に、数年前、ラジオで聞いた「樋口婚」がよぎる。

期限が、決まった……!

どうせなら早い方が良い。
私は、29歳で結婚するために、全力で婚活をすることに決めたのだった。

そもそも私は、中学生の時点で「私は大人になっても結婚しない!子供もいらない!」と思っていたような、偏屈な人間だ。
親や親戚に「女の子がそんなことをして、、」「あんたも良い歳なんだから、、」と圧力をかけられるのも嫌だったし、「30までには」とか古くさいし、友達は結婚していくけど人は人だし、結婚だけが幸せじゃないし。
そう思って生きてきた。
しかし、そうやって、周りの空気、昔からの慣習をどんどん捨てていって、いったい私はどこへ向かうんだろう?
私は、宿題もないのに勉強したり、締め切りもないのに仕事をするほど出来た人間ではない。
将来の私は、挑戦することもなく諦めた過去の私を恨むだろうか……?
樋口婚と出会ったのは、そんなことを考えている折だった。

望まない選択を強いられて生きていくのは苦しい。
でも、与えられたものを全て否定してしまったら、もう、そこからは、自分で決めるしかない。
自分で創り上げるしかないのだ。
人と会うより家で漫画を読んでいる方が楽しい、怠惰な私の中に、結婚に対するやる気を・・・・・・!

そんなわけで、このnoteは、「私には結婚も子育ても無理だ」と思い続けて生きた私が、29歳に結婚すべく、一生懸命婚活に取り組んでいく物語である。


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