死を想う2

人はいつか死ぬ。では、どう生きるか?

 日頃、死について考えていることを、ゆるゆると書いていきます。
 今回は、死を踏まえた生き方について。

 最近は、あの世のことばかり考えていて頭の中が混乱してきたので、今回はこの世のことを考えたいと思います。
 死について毎日のように考えている私ですが、いつも思うのは、「死について考えて、一生懸命生きていきたいと思ったけど、一生懸命何をしたら良いんだ?」ということです。

 この前に読んだあの世についての本に従えば、あの世での生活がより良くなるように、もしくは、より良い環境に生まれ変わることができるように、この世でなるべく徳を積めるようなこと、利他的なこと、思い遣りのある行為を実践していけば良いように思います。自分よりも家族のこと、友人、知人のこと、社会のことを考えて行動するのが理想であるように思います。
 一方、あの世のことは、あるかないか分からないので、ひとまず考えないことにして、この世の限りある人生をいかに豊かに過ごすかということを考えると、私には沢山やりたいことがあります。家族と過ごしたり、美味しいものを食べたり、音楽を聴いたり、生きている内にやりたいことが沢山あります。

 あの世がある方に賭けるのか、あの世はない方に賭けるのか……。死後のことは死んでみないと分からないので、現世をどう生きたら良いのかということも、やっぱり分かりません。分からないので、今後死について考えるうちに考えが変わるかもしれませんが、取り敢えずは両者の真ん中を取って、以下のことを全力で頑張ろうと思います。

①他人の為になること
②自分がわくわくすること
③健康に良いこと

 逆に言えば、誰の為にもならず、自分もわくわくせず、健康に悪いようなことは真っ先にやめていこうということになります。ただ何となく座っているだけの時間とか、昨日の嫌だったことを思い出してイライラしている時間などは極力減らして、困っている友人の相談を受けたりとか、自分の好きな本を読んだりとか、そういうことに時間を使うようにしたいと思います。

 要するに、有意義な時間を増やすということでしょうか。「有意義な時間を増やしたい!」今までも度々そのようなことを口にしてきましたが、一度死について考えてから目標として掲げると、何だか言葉に重みが増したように感じます。
 言葉で書くのは簡単ですが、上の3つはどれも実行するのにエネルギーが要ることで、実際に行うのは大変なのではないかと思います。無駄な時間だと分かっていても、イライラしたり、うじうじしたりしてしまうこともあります。でも、そういうときは、死について考えているときを思い出して、「限られた人生で、今やるべきことは本当にこれなのか?」と、自分の気持ちを前向きにしていけたら良いなと思います。

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