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伝えたいことと、感じてほしいことと。

1年越しの悲願、
浅田真央さんのサンクスツアーに
先日行ってきました。

もともと昨年4月の公演予定が、
延期延期で、今年の4月になっていました。

私が人類でもっとも尊敬し大好きな
浅田真央さん。

サンクスツアーにはかなり申し込みましたが、
当たったのは2019年の広島公演と、
今回の東京公演の2回。

どちらも良席で、
さらに今回は前から2列目で
真央ちゃんや他のスケーターも
目の前に来てくれて
とても嬉しかったです。

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1回目の時はMCもあったのだけど、
今回はほぼMCもなくぶっ続け。

だからこそ、
より演目が映える公演でした。

サンクスツアーは
「ありがとう」の気持ちが
行き交います。
こんな風に感じる舞台は
初めてです。

リンクからも会場からも、
直接的な言葉ではなくても
「ありがとう」が伝わってくる。

特別な場所だなぁと、感じました。


「ありがとう」を伝えるには、
「ありがとう」と言えばいい。

「これは、こういうことです」と伝えるには
「これは、こういうことです」と
文章で書いたり、音声で話したりしてもいい。

だけど、今回のような
心に響く「ありがとう」は
それだと伝わらない。
すごく不思議で繊細なものだなぁと、
思いました。

たとえば「蝶々夫人」という
演目があるのですが、これは

長崎が舞台のお話しで、
没落藩士令嬢の蝶々さんと
アメリカ海軍士官ピンカートンの
恋愛の悲劇の話です。

・・・と、これだけでは切なくもならないし
感動もありませんよね。

真央ちゃんが選手時代には
フリープログラムで演じていましたが
今回のショーではさらに
ストーリー性や華やかさが増し、
相手役もいました。

そして真央ちゃんがリンクで表現する
表情、滑り、衣装、動きなどの全てに
グッ・・・と胸をつかまれましたんです。

「蝶々夫人」の話は
詳しくは知らないけど、
「切ない・・・泣」となりました。
(↑この書き方の薄っぺらさが
  悲しくなる。。)

「伝えること」というだけだと、
要点を順序立てて説明すればいい。

仕事やスキルやノウハウといったものは
そういう部類に入るから、
逆につべこべ言わない方がよかったりする。

私自身、知りたいことだけわかりやすく
教えて欲しい、とよく
YouTubeや記事などを見ても思うし、

自分でもその「シンプルに伝える技術」は
身につけて、
伝えていきたいと思うことや
ガッツリ仕事にもしていきたいと思うことが
たくさん出てきているくらいです。

ただ、

「心で感じて欲しい」
というものが加わると、
それは単純に、
要点だけを捉えたらいいものではない。

芸術性やストーリー性といった、
「伝える」だけには不必要なものが
たくさん必要になります。

そしてこの
”「伝える」だけには不必要なもの”
こそが、

人を豊かに人間らしく
させるものであり、

これからの人類にもきっと
必要になってくるものだろうなと
思います。

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サンクスツアーが終わるのは
寂しすぎる・・・!

月並みな言葉にはなるけど、
真央ちゃんを見るだけで
いつも元気になるし、
がんばろうと思えます。
(いまだに選手時代の試合の録画が
 我が家には山ほどある。)

だから心からのたくさんの「ありがとう」を、
いつまでも真央ちゃんには伝えたいです。

いただいたサポートを励みに、これからもコツコツ楽しく、がんばります✨ サポートいただけたらすごく嬉しいです😊