CC Tunic Bravo雑感
はじめましてのひとははじめまして、YU-KIです。
FLESH AND BLOODというカードゲームを最近遊んでいるのですが、日本語で情報を得るのが難しいと感じているので、自分の使っているヒーローについて記事を書いて、少しでも日本語情報の増加の一助になればと思い、投稿します。
さて、BlitzのBravoについていくつか記事を投稿してまいりましたが、今回はCCフォーマットのBravoについて覚書程度ですが、書いていこうと思います。CCのBravoはいくつか記事を書いたのですが、下書きのまま旬が過ぎてしまったので、今が旬のTunicについて書いておこうと思います。
CC Bravoについて詳しく知りたいのであれば、ゆきだるま氏の記事を読めば良いです。ここに必要なことはすべて書いてあります。
この前の World Championshipと20k invitationalにMichael Hamilton選手がBravoを持ち込みましたが、胴装備がFyendal’s Spring Tunicでした。Tunicを着るBravo自体は一定数存在しましたし、Wizard相手にTunicを着るのはわりとデフォでしたが、あのMichael Hamilton選手が常にTunicを着ているのは流石に流すことはできないでしょう。ということで今回のテーマはTunicBravoの雑感になります。
結論から
身もふたもないですが、結論から言うとプレイスタイルの違いであり、なんとも言えない。です。もう話終わっちゃったよ。
ゆきだるま氏がメリット・デメリットは記事にしてくれていますが、結局の所、Tunicは無から1リソース湧いて出る、TectonicPlateは1リソースをSeismicSergeのカタチで持ち越せるというだけです。
ここで重要な点は、手札が青1枚のときに、武器を振るっても、次のターンにTunicはリソースを生み出せる(可能性がある)ということです。Bravoを使っていて追い込まれているとSeismicSergeがうまく作れず手札やアーセナルが渋滞して押しつぶされて死という局面に出会うことがありますが、Tunicを着るとそれを少しだけ防げます。ただし、その分防御力が下がります。
TunicはTitan'sFist/Bucklerと相性が良いので、おそらくMichael Hamilton選手のリスト(以下、ハミルトンリスト)だと、Dromai(とKano)以外のすべての対面でBucklerを持つんじゃないのかなって思っています。それだけ、Tunicで持つAnothosは弱いです。また、攻撃用のAAの枚数が多いので、武器で叩くよりもAAで打撃を加えていくアグレッシブなスタイル向きになっていると思います。そのため、ディフェンシヴに動いたり、Fatigueを狙う場合は、素直にTectonicPlateで良い気がしますが、ここの部分は詳しく後述します。デッキ枚数に余裕があれば、両者積んでも良さそうですが、kanoの存在感が増している状況では余裕は無いでしょうね。
Tunicと相性が良いカード
4コストのAAはすべて相性が良いでしょう。3ターンに一度は手札の青1枚をピッチするだけで撃てます。また、4コストのAAは最終盤にBravo自身の能力でDominateをつけやすく押し込む際に優秀です。以前であれば、二週目に残すべき筆頭でしたが、環境が早くなっており、二週目が来ないことが増えてきましたので引いた端から投げてもいいでしょう。なにより、ハミルトンリストだと枚数自体が多めなので、どのみち投げきれずに二週目に残される分のありそうです。
7コストAAも当然使いやすくなります。劣勢時にはSeismicSergeが作りにくく投げにくい場合もありますが、Tunicだと3ターン耐えて雑に投げるだけで攻守が入れ替わる可能性まであり、より強く使えます。Dominateは必要ありません。このカードは相手の手札(と戦意)を奪えればそれで役割達成です。私は始めたての頃、これに必ずDominateをつけていました。そうする方が強いと思ったからです。でも、実際にはこのカードの役割は相手の手札や防具を削るのものでDominateは不要でした。もちろんDominateがついた方がいいですが、つけるための労力とリターンが釣り合ってないことが多いです。特にTunicでは青2枚で撃てることが重要なので、そこにDominateをつけるために手札をもう1枚残すために他のリソースを犠牲にしていると勝てるものも勝てなくなります。
SeismicSergeはガーディアンアタックアクション限定ですが、Tunicからのリソースはこれにも使えます。とくにPummleとCnCを青1枚ピッチで撃てるようになるのは特筆に値します。CnCPummleは読めたとしても避けにくく、結局相手はリソースを大幅に失うので、この組み合わせを自然に搭載できるBravoはそれだけで強いヒーローであります。
Tunicと相性の悪いカード
SeismicSergeが無いのでどこまでいっても2枚で6点を越えることができず比較すると弱くなります。また、Tunicとの相性でAAを多く入れることになりがちなので、出番も減るため、Bucklerが装備できるTitan'sFistに軍配が上がります。ハミルトンリストのこれはおそらくDromaiとKano用のサイドボードだと思います。
Tunicと相性が悪いと言うよりは、Anothosが使えないのでこれも弱くなります。Tear Athunderは対Dromaiで欲しいので残りますが、こちらは他のカードの方が良いかもしれません。とはいえ、ガーディアンの青で3コスト以上で防御値3のプレイアブルなカードは多くないので最後まで選択肢には残るでしょう。青で打点6はすべて採用ですが、Titan'sFistでは打点が4点なので5点も採用圏内かもしれません。実際にハミルトンリストには5点のAAが入っています。
Anothosだよりのカードはすべて弱体化します。しかし、これはDromaiとの戦いで必須パーツなので残ります。ただし、防御値2しかない部分もあるので、多くの対戦ではデッキから抜かれることになります。同様にRoseも弱体化されますが、青なのでデッキにやむなく残ります。
プレイ方針
Tunicは3ターンに1度リソースが1点出ます。Bravoは守りにリソースをほぼ使わないのでこのリソースは攻めるためだけに使われます。よって、積極的に使っていくべきだと思います。
赤AAが多く武器を使うよりもカードで殴るので打点が高い傾向にあります。とはいえ、Bravoのターン打点は最低クラスで、だいたい6から8点、頑張っても11点という貧弱っぷりなので、世のアグロデッキの足元にも及びませんが、安定して8点~が投げられるので、アグロ寄りのミッドレンジ気味に動くことができます。
そして、特筆事項なんですが、FatigueするならTectonicPlateでいいんですが、TunicスタイルはBucklerのために、AnothosTectonicPlateよりも防具が1点硬いです。なので、Fatigueする盤面では、Fatigue狙うこと自体は可能です。Anothosほど上手にはできないけど、Titan'sFistのブレークポイントはバカにはできませんし、Fatigueされることを恐れてライフを限界まで減らした相手にはDominateで一気に勝負をつけれますのでTunicを着てもプレイスタイルが狭まることはないので、フレキシブルなプレイが可能になります。しかし、Anothosを失いTear Athunder(とBelting)が弱体化します。おそらくデッキ強度は若干減るんですが、Tunicのリソースは大変上手に使えるので、これはこれでアリだなってなっています。少なくとも私は当面はTunic着てみます。
おまけ
いつもは長々と書いて推敲面倒くさくなって時間がたって旬を過ぎてしまうので、このあたりで。あと思ってることを少しだけ
Spinal Crush
このカードは、相手に選択を迫るカードで、SeismicSergeを作るためのカード(青2枚で残りの1リソースでSeismicSerge)です。なので、Dominateつけない前提のカードです。ニンジャ相手に投げて相手の手札を剥がすカードで、装備まで剥がれたらラッキーです。あと、ニンジャ相手に先手でDominateつけて投げるととても楽しい。
Dromai戦
有利不利は練度とDust from the Chrome Caverns(クロマイの灰)の採用枚数次第。両者の練度が極まってるなら4.5:5.5でDromai有利。練度の低いDromaiに対してはFatigueが有効で、練度が高い場合はアグロが有効(というかそうするしかない)
だと、思っています。あと、Belting3枚とEnlightenStrike3枚(もしくはOutMuscle3枚)搭載前提での話でそのあたりが無いなら勝ち目は薄いです。
最後に
ひとつお願いがございます。地元のArmoryイベントを開催している店舗でブースターパック(シングルカードを扱っているならそっちでもいい)を買ってください。現時点では、FABプレイヤー数は商売に足る数に全く達しておらず、おそらく、あなたがArmoryイベントに参加している店舗もFABに限れば赤字です。なので、その店でブースターパックを買ってください。日本人はシングルを通販に頼ることが多く、イベント開催している実店舗に落ちるお金が少ない傾向にあります。なので、ブースターパックを買うのです。Lが出るまで買えばLが出るのでお得です。
それでは、乱筆乱文失礼いたしました。最後までお目通しいただきましてありがとうございます。
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