人生に天気予報はない。

梅雨なので、毎日傘が必須。自転車が使えなくてストレスもちょっと溜まっている。そんな私はゲリラ豪雨の情報を目にして、地域を確かめて、慌てて知り合いに「大丈夫？」とメッセージを送りながら、ふと思うのだった。

私の人生、今は雨に降られている状態なのかもしれないな、と。

それも、いつまで続くかわからないゲリラ豪雨に。

雨の真っただ中にいる人にはこの雨がどれくらい続くのか、晴れ間はいつやってくるのか、これが台風なのかすらわからない。落雷だって、あるかもしれない。浸水するかもしれない。避難しなければならなくなるかもしれない。

雨の真っただ中にいるのだろう私は、その状態に抑うつ状態という診断をもらっている。

いつまで続くかわからないこのゲリラ豪雨には天気予報はない。

本物のゲリラ豪雨だったらレーダーで雨雲を見せてくれて、スマホからすぐこの雨は後30分でやむとか、この後数時間降り続けるとかわかるものだけど、それもない。

何が私の人生に雨を降らせているのかも、自分で探らなければならない。

主治医や心理士の手は借りるけども、決めるのは結局自分自身だ。

やまない雨はないというが、雨の原因は自分で探し出さなきゃならない。

やるしかない。