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裏アカ 16 人目① 前立腺パッソさん〜顔合わせ編

この時期
わたしは前立腺のことばかり考えていた

それは裏アカや Tinder でも口外しており
それは友だちの間でも話題になっていた

その話を聞いた裏アカでよく絡むマギーさんが
「 友だちに前立腺のプロがいるよ! 」
と紹介してくれた

なんて素敵な案件なのだろう

ふたつ返事で快諾した

実は前立腺の案件には苦戦していた

かなりニッチな分野であるのてわ
なかなか OK してくれる人と出会えない

しかもわたしとしては
前立腺の開発だけで致したいわけではないのだが
相手もそうとは限らない

ホテルで密室になり
襲われたら最後だ

しかも欲をいうと
未経験者ではなくそこそこ経験者と
数をこなしたいフェーズとなっていた

なのでこの紹介は本当に感謝である

紹介とはいえ
まずは顔合わせからスタート

申し訳ないが誰でもいいわけではない

パッソさんと DM でやり取りを重ねる

「 なんだか良さげな人だな 」
DM では多くを語るわけでもなく
しかも、ツイートの内容からは
ハイスペサラリーマンの雰囲気が出ている
同世代ということもあり
はなしも合いそうだ

「 平日仕事の調整できるから、合わない? 」

さすがハイスペサラリーマン
仕事は早いし、
対応がとにかくスマートだった

もちろん OK
予定を合わせた


約束の日
少し早めに待ち合わせ場所に到着した

待ち合わせ場所はわたしも大好きな
おしゃれカフェ

もちろん雰囲気も良い店内で
パッソさんを待つ

パッソさん少し遅れて到着

全身黒ずくめ
高身長な人だった
体型が細いからより高身長にみえた

ハイスペサラリーマンと
調和性が長けているわたし

まるで幼馴染か
というくらい話が盛り上がり
終始楽しい時間となった

しかも彼は NG がない

社名こそ明かさなかったが
なんでも答えてくれた

このタイプ
大好物である

彼は裏アカをかなり研究し尽くし
女性のアカウントを作成し
収入を得ていたこともあったらしい

異性のアカウントを作成し
研究するのは優秀な人の共通点のようだ
大好きなシゲルもそうであった


やはりハイスペサラリーマン
このての人間は
何をやらせてもうまくやるのだ

元夫もそうだった
器用で頭が良くコミュ力のあるエンジニア

サイコパスでなければ
きっと離婚はしなかったと思う
でも彼とのベットは少し飽きていたから
結果、離婚をして正解である

話を戻そう

ハイスペサラリーマンのパッソさん
このお方は既婚者であった

DV の奥様がいて
しかも長年付き合っている彼女がいる

前立腺はその彼女が
長いネイルでガシガシ開発したらしい

ド M だ

仕事のできる人にド M が多いことは把握済みである
ド S かド M 極端にタイプが別れるというのが
わたし調べである

顔合わせは順調

ただ 1つ問題がある
それは彼氏の司だ

今回のパッソさんとの顔合わせは
司と付き合う前にセッティングをし
ものすごく興味があったので
どうしても行かせてくれと
お願いをしたのだ

裏アカのわたしのグループに
司も入っていたので
嘘はつけなかった

なので今回
パッソさんの人となりを確認したからといって
ホテルに行くことはできないのだ

「 どうしよう・・・ 」

迷いながらもひとまず

「 また会いましょう 」

と笑顔でサヨナラをした
この時のわたしは残念だが
パッソさんの前立腺をすることは
できないだろうと考えていた

しかし
この 1 ヶ月後
パッソさんからの前立腺レクチャーを
受けられることになるのだ

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