裏アカ4人目初大学生れいくん

産まれて初めて足で使われた彼のことは
一生忘れないと思う。笑

助手席に男を乗せたのも初めて。

彼は会うまで謎な存在だった。

れいくんは性を詳しく研究し体験する大学生。

たまたま共通のフォローワーさんがいて、
(2人目に会ったしゅんくんね)

れいくんのことを聞きまくった。

結果、普通のいい男の子だった。

彼は今どきの子でSNSや人との付き合い方が上手い。

会えば沢山話してくれるが
メッセージではあまり話さない。

彼は最初、私が使っているスタンディングデスク
について触れてきた。

そしてその後さりげなく会いたいですと
アピールしてきた。

初めは性別すら不明だったから
怖くて会いたくなかったけど
色々聞きたいこともあり
意を決して会うことにした。

雰囲気の写真をもらったら
野田洋次郎だった！

ちなみに今回は健全デートです。笑

れいくんは高身長とのことで期待が高まる。

彼とは駅前のTSUTAYAで待ち合わせ。

雰囲気の写真しか交換してなかったが
スムーズに会えた。笑

彼は私の車の助手席に乗り
今日車を出せなくて申し訳ないと言った。

「いいんだよー。」

れいくんは下手したら産める歳なので
「おばさんだけど大丈夫？」
と聞くと
「お姉さん！」
と逆に怒られるやり取りが心地よかった。笑

謎な子だったけど、どこに住んでるとか
自分の状況とか意外と話してくれた。

そして彼は早々に郊外のイオンに行きたいと言い出した。

私の車でイオン？

驚いたけどなんか新鮮で秒でOKをした。

イオンに行きたいと言うから道もわかるかと思いきやわからないって言ってみたり、急いでナビ検索して方向音痴だったり、何もかもが可愛く思えた。

イオンまでの約40分
自然と会話が盛り上がる。

雪が吹雪く中、イオンへと到着。

イオンの中は暖かい。→当たり前。

まずは2人が行きたかった本屋へ。
私はビジネス書、彼はマンガ本を買った。

本当は彼は今話題の呪術廻戦の映画を
観に行きたかったのだか
私がノー予習だった為買い物に変更した。

本屋の次は靴屋に行った。

私は彼女の買い物を待つ彼氏状態。

その後はメガネ屋で悩みに悩み
メガネを作った。

ちょっと飽きてきたけど徐にスマホを
いじるのもなと思い
ショッピングに付き合うお姉さんを装った。

「お待たせしました〜」

れいくんがやってきたり

「そろそろご飯食べに行こう！」

と誘う私。

もう疲れたよ…。

彼が美味しかったという和食屋さんに入り
彼おススメの天丼を食べた。

お姉さん、夜に天丼はキツかった。笑

その後メガネを受け取り
私は帰ろうとした。

れいくんは「もう帰っちゃうんですか？」と尋ねる。

「えっ、じゃあどこに行くの？」

意地悪な質問をした。

「…ホテル。」

素直でよろしい。笑

バイトの大学生と致すことは
一旦考えたかったのでペンディングに。

またねと言って彼を家まで送り届けた。笑

おしまい。