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滋賀琵琶湖旅③温泉はあるのか?

滋賀琵琶湖旅③となります。

滋賀県は観光としては初訪となります。
仕事で一度だけ県内のお客様の会社への訪問にて伺ったことはあります。

かなり前から滋賀旅は企画していました。
やはり未踏の地での『湯』『温泉』は楽しみです。

結果として、琵琶湖周辺の有名どころを湯めぐりするには
レンタカーが必要と思いました。
立ち寄り湯も結構たくさんあったのですが
電車旅を考慮すると断念。

さて、温泉はあるのか?

企画段階で旅行情報誌等で特に気になったのは

甲賀温泉 やっぽんぽんの湯
 ナトリウムー炭酸水素塩冷鉱泉

なてったって 「やっぽんぽん」ですよ! 魅力あるネーミング (笑)

おごと温泉
 pH値9.0という高いアルカリ性単純温泉

「おごと温泉駅」があって電車でのアクセスも良い!

企画段階では知り得ませんでしたが・・
近江八幡駅近くでの格安チケット販売機
鉄道チケットの片隅に♨️マークが!!

お安いチケット発見!
手を出すのは微妙ですが・・;

なんか文字を見てるだけでもそれぞれ特徴がありそうでわくわくです。
しかし、結局、湯めぐりは諦めることに。
次回、滋賀へ行く機会あれば、次は車移動にて湯めぐりしてみたいと・・

企画段階で立ち寄り湯はあきらめたので
『温泉』のある宿を探しました!

長浜から琵琶湖を望む
温泉宿から翌日のプランへ向けて歩いていく途中にて

琵琶湖周辺は「湖西」「湖北」などの呼び名でエリアが分かれています。

初日の宿は「近江八幡」エリアとしました。
部屋風呂でもちろん温泉なし。
ワイン飲み放題サービスにつられたのは大きな理由(笑)

そして2日目の宿
『温泉』『米原駅に近い宿』を必須条件として
チョイスしたのがこちら!
※『米原駅』からの帰りの新幹線を予約していたので
『米原駅に近い宿』は2番目に重要でした

ホテル&リゾーツ 長浜

温泉は 長浜太閤温泉(ながはまたいこうおんせん) です。

『長浜』エリアとなります。

近江八幡駅に飾られた作品
「秀吉がつくったまち長浜」というタイトル
長浜駅からの長浜城景観
長浜開町450年
ここにも「秀吉さん」
黒壁スクエアにても長浜450年ののぼり

『温泉』『米原駅に近い宿』をキーに
太閤秀吉公ゆかりの湯を頂くことになりました。

大浴場の入り口

さてさて

いだだきます~

温泉ですが、「ホテル&リゾーツ 長浜」さんのサイトから
写真をお借りします。

露天風呂が長浜太閤温泉
大浴場は薬湯となります。
ホテル&リゾーツ 長浜 HPより借用

「空気に触れるとしだいに参加し錆色になるという特徴を持っております」
の説明があります。

鉄イオンを多く含んだ温泉なのです。

その事前情報をもって温泉に浸かると
お~ なるほど なるほど と実感できます。

後半でもう少し詳しく説明させて頂きますが
ここ長浜太閤温泉

『泉質名のない温泉』となります。
あなどるなかれ!泉質名が付かずとも名湯はたくさんあるのです。

長浜太閤温泉 露天風呂
ホテル&リゾーツ 長浜 HPより借用

大浴場は『薬湯』でした。

伊吹山の薬草なのですね。
こんな薬草の紹介コーナーも

いつも湯まっしぐらで入湯!
湯上りに見つけるのが 温泉あるあるかと(笑)

これはホームページの温泉紹介にて
もっとアピールしてもいいのではないと思いました。

この薬湯の『湯ぐち』
※温泉が出てくるところをそう呼ぶマニアもいたりします(笑)
わたしもそのひとり。
かなりの『ドバドバ系』でした。
※とにかくどばどば~と湯が噴き出てくる感じ

こうした大きなホテルの大浴場では珍しいかなと
湯じいじとしては、ちょっとお気に入りポイントでした。
写真がないのが残念です。

恒例の温泉pHチェック
温泉分析書では7.1 ちょうど真ん中くらいですね。

これ、わたしの温活のおとも
いわゆるリトマス試験紙です。ご参考!

ちゃんとしたのも買ったけど
やはりこれが一番シンプルで視覚から脳へ「いい湯」を伝えてくれます!

この日は ラコリーナ近江八幡から
地蔵川の梅花藻(バイカモ)
彦根城
たねやのカフェ
・・・と たくさん遊んだので

疲れを癒すとてもよい湯♨でした。
ありが湯ございました。

ここまでご覧くださりありがとうございます。

もう少しだけ温泉のお話を・・・
お時間あればお付き合いください。

こちらが大浴場に掲示された温泉分析書となります。
あまり見たことない方がいらっしゃいましたら
是非一度、温泉に入る前に脱衣所まわりで
見つけてみることをおすすめします。

長浜太閤温泉 温泉分析書

どんな温泉なのか?を知るために
まずは『泉質名』の項目をみつけるといいでしょう。

あとは『pH値』
この数字を確認してから温泉に浸かった時に
お~なるほどと こっそり湯船でつぶやいたりします。

6 判定 の欄に注目です。

あれ?『泉質名』が書いてない???
わたしも初めて温泉分析書を見て、ここの温泉の様な分析書に
巡り合った時は、目を上下左右とあちこち探したものです。

そう、ここ長浜太閤温泉
『泉質名のない温泉』なのです。
注)そういう定義がある訳ではなく、わたしがそう呼んでいるだけです。

下から2番目の
「6 判定」に注目!

温泉法第二条の別表に規定する総鉄イオン(Fe2+ +Fe3+)の項により
温泉に適合する。
ただし、療養泉に該当しないため泉質名はない。

長浜太閤温泉 温泉分析書 6  判定 より

ちょっと難しいお話になってしまいそうですが

温泉に泉質名がつく、また、適応症が認められるには
『療養泉』でなければならないのです。

療養泉の条件も2つあります(いずれかひとつに該当)。

ひとつは「源泉温度が25℃以上であること。」

泉温(源泉)20.1℃なのでこちらはクリアできず。

温泉の条件と同じです。

もうひとつが・・・

「・・(省略)・・含有成分に関する7つの特定の条件のうち1つ以上、規定値に達しているもの。
※療養泉の条件となります。温泉はこれとは別の条件があります。

実は療養泉には、鉄イオンの含有量の規程がないため、
ここもクリアできなかったということなのですね。

6 判定 という欄にて
『でも 温泉よ!』と書かれているのですね。

また、一般的に、温泉分析書には『適応症』という欄があります。
神経痛、筋肉痛、関節痛、高血圧症・・・などのことです。

ここ長浜太閤温泉は
泉質名がない・・から書かれてない
のですね。

療養泉でない
適応症がない(効き目がない?)
ましてや泉質名がない

じゃ、だめじゃん!

・・・なんてことはありません!

泉質名がなくても全国に名湯はたくさんあるのです。
貴重な温泉と思ってます。
pH11 で つるつるすべすべ~な温泉も!

昨年(2022年)から訪れた温泉で
『泉質名のない温泉』はすでに3湯め
結構、あるのです。

ご参考)こちらも『泉質名のない温泉』でした。

滋賀琵琶湖旅③温泉はあるのか?

もちろんありました~
貴重な温泉でくつろげました。

温泉卓球も出来ますよ!

また滋賀に行く機会あれば
湯めぐりしてみたいと思います。

みなさんも 『いい旅』『いい湯』を!!

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