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毒親からの卒業~自分も毒親にならないために~

色々な方に相談されて一番困っていたのが

「自己評価が低いんですけど

どうやったら上がりますか?」

っていう質問。

私はずっと答えられなかったんですね。

だって、私も自己評価が低かったから。

私自身はカウンセリングを受けたことがあって

「父親との関係って、あまり人生に影響しないんですよ。

母親との関係は一緒にいる時間が長いから

影響大なんですよ」

と言われて

嫌な記憶がよみがえりましたね。

うちの母は、私に人生の全てをかけているタイプだった。

「あなたが国家試験に合格して

私を食べさせてね」

「あなたは結婚しないで、私と一緒に暮らしてね」

「あなたがキャリアウーマンにならないと

私は何のためにあなたを育てたか分からない」

と全身ですがってくるタイプでした。

子供心に

「私は母の所有物なのかなー」

と思ってました。

「私は自分の人生を歩んじゃいけないんだな」

って。

いわゆる毒親・毒母というやつです。

で、カウンセラーさんからは

「距離を取りましょうね」

とアドバイスをされてた。

前に書いた人間関係の図は母親も含むものでした。

図4

母親はBの人。

心理的にBのポジション。

だけど、そんな関係が劇的に変わったのが

母親に本音をぶつけたときから。

書くと長いので、ここは大好きなナリ心理学をご紹介させていただきます。

おおよそこんな感じのやり取りをしたんですね。

そして、受け入れられず、ギャーギャー泣きわめく母を

Bのポジションに保留。

2年くらい保留にしました。

その結果、母が変わりました。

今までは自分の愚痴、恨みつらみ、私への希望ばかり

語っていたのが

「お孫ちゃんは元気か?」

「あなたの仕事は忙しいか?

体を壊していないか?」

「あたながやりたい仕事できてるなら

私は応援するよ」

ってな感じに。

特に

「あなたがやりたい仕事ができてるなら

私は応援するよ」

が一番変わったところ。

私のこと、別人格って観てくれたんだ、偉い、お母さん!

ってなりました(笑)

私が息子を産んだ時に、一番肝に銘じたのは

「この人は私の息子だけど、別の人格。

私の所有物じゃない。

彼の人生は彼の人生」

ってことです。

母を反面教師にした。

自分が母になり、自分の母も変わり

偉い!

と認められたら

やっと自己評価が上がったんですね。

「私は愛されるだけの価値がある!」

ってなりましたね。

だから、世の中のお母さん

自分の子供は別人格だってことを

よく心得ておきましょう。

どこまでいっても、所詮は他人ですよ。

子供だろうが別人格。

別の人生がある。

私は子供との関係も楽しんでいますけど

彼氏も作れば、子供を預けて

飲みにも行きます。

自分の人生を楽しんでいないと

子供の自己評価すら下げてしまう。

それは悲しいこと。

毒母卒業

そして

自分も毒母にならない。

大切です。

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