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英語で話すと楽という発達障害者|大人になって留学せずに英語は話せるようになる

おはようございます。そろそろ梅雨明けでしょうか?東京は今日も晴天です。

私が英語を話せるようになったのは、30歳過ぎです。だけど、実は、海外旅行すらしたことがありません。留学もしていません。

全日制の語学学校に通って英語漬けの7か月間を送りましたが、留学を考えたときカナダ人の先生に「日本でしかも東京に住んでいたら留学しなくても外国人はいっぱいいる。留学しなくても話せるようになるよ」と言われたんです。

観光客・コンビニの店員さん、子どもの保護者など、確かに話そうと思えばたくさんいます。

発達障害取材をしてみると、イングリッシュスピーカーの当事者の方が「日本語と比べて英語で話しているときのほうが楽」という方が多かったんですね。なぜ、英語で話すと楽なの?私自身も楽だと感じる時があります。

理由の一つに、英語は公用語なので、色々な国の人が話すという部分があると思います。例えば「Apple(りんご)」という単語一つでも、国が違えば(同じ国の出身でもエリアが違えば)赤いリンゴを思い浮かべるとは限りません。青りんごかもしれないし、ミニリンゴかもしれない。

なので、英語で話すときによく使うフレーズに「What does 〇〇 mean?(〇〇ってどういう意味?)」「What dose that mean? (それはどういう意味?)」などがあります。国が違えば、同じ単語を同じ意味で使ってるとも限らないので、聞きあいます。「リンゴっていえば、赤いアレでしょ!」という共通概念がない。なので、ニュアンスが分からなかった場合、質問がしやすい

2つ目に「言わなきゃ分からないのではっきり言う」という文化があります。日本はハイコンテクスト(暗黙の了解や前提となる、知識やカルチャーが多く、行間を読むようなコミュニケーション方法)な文化です。それに対して、英語圏はローコンテクスト文化(前提となる、知識やカルチャーの理解がなくても、分かるよう、シンプルで明快なコミュニケーション方法のこと)です。

発達障害者の苦手とする「暗黙の了解」や「行間を読む」ということが前提となっていないのが英語圏のカルチャーです。

3つ目は語彙数の差でしょう。英語で話してると同じ単語を別の意味で使うから、表情プラスボディランゲージで意味を使い分けます。洋画で観るような大げさなしゃべり方を日本語ですると、もれなくルー大柴になります。日本語は語彙数が多いから表情やボディランゲージで見分ける必要がさほどない。
英語とフランス語とスペイン語では最頻5,000語を覚えると、それぞれ文章(ここでは文学作品)の93.5%、96%、92.5%を理解できるのに対し、日本語の場合は最頻5,000語をおさえても理解できるのが81.7%に留まるという統計があるくらい多い。

視覚優位な傾向な方が多い発達障害者の場合、表情プラスボディランゲージで意味を使い分ける英語でのコミュニケーションは分かりやすいんじゃないかと思います。

この3要素が「英語のほうが楽」と感じる要因かなと思います。

大人になっても英語は覚えられる!地方にお住いの方でも、SNSを通じて英語圏の方と話せる環境はいくらでもできると思います。なので、コロナで自粛期間の間に自宅で勉強してみるのもいいんじゃないでしょうか?

今日の10時に村田らむさん楽しみながら勉強になるYouTubeのチャンネル6選という記事を公開します!

中には英語を勉強できるものや、大人の知的好奇心をくすぐるコンテンツが紹介されていますので、ぜひ、読んでください!

では、楽しい週末をお過ごしください!



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