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HSP×同感と共感の違い

今日はHSP×同感と共感についてお話したいなと思います。

同感と共感って似てはいるんですけれども、これが違うよっていうお話になります。
ある本を読んで、なるほどなと思ったんで、今日はそのお話ですね。


で、何が違うかっていうと、簡単に言ってしまえば、同感は 相手の気持ちと同じ気持ちになる(ってこと)。
相手が悲しんでたら、自分も同じく悲しい気持ちになるんですよ。

さっきまで自分がすっごい楽しい気分だったのに、自分も相手の悲しい話を聞いて、その悲しさに同調するっていうのかな。
自分も聞いてたら同じく悲しくなっちゃう。

(対して)共感するっていうのが、相手が悲しんでいるということを理解する、 寄り添うです。
結構HSPさんって共感力高いですって言われるけど、厳密に言えば共感力ではなく同感力の方が強いんじゃないかなって、ちょっと思うんですよ。

あの人は悲しんでるんだな、怒ってるんだなって思うだけじゃなくて、自分も全く同じ気持ちになってしまう。同感ですね。
だから疲れるんですよ。

相手の感情を受け入れてあげるっていうところまではいいんだけど、それ以上のところに行って、同感としてなってしまうと、それはね、疲れるよね。

じゃあ、どうやって分けたらいいのかっていうとこなんですけれども、私は呪文でなんとかしました笑。

最初は私も同感力の方が強くて、 相手が怒ってたりすると、なんか自分もイライラしちゃってたし。
相手が悲しんでると、その悲しんでる人に寄り添ってあげないと、私はやばい人になると、そういう思い込みがあったので、一緒に悲しんでたんですよ。

(ただし)よくよく考えると、それって自分も傷つけてるんで、なんあk良くないなと思って。
私は、その当時は同感と共感って分けられてなかったんですけれども、良くないなと思った。

ともかく、相手が怒ってる、相手が悲しんでるっていうのが分かっても
「あれは私の感情じゃない」
って、ずっとね、心の中で思ってたんですよ。

やっぱ最初は引っ張られました。相手の感情に。
だけど、引っ張られるの嫌になったし。
(相手の感情は)理解はするけどね。そういう感情だってのは理解するけど、自分の感情まで引っ張られたら、めっちゃ疲れると思ったから。


ともかく、口に出すか、頭の中で、
「あれは私の感情じゃない」
「あの人は悲しんではいるけれども、あれは私の感情ではない」と。

「私の心の中に彼女の悲しみはない、彼の怒りはない」
と、ずっと呪文のように唱えてました。

で、これ効果的だったなと。

確かに、2、3日でそんなピッと分けられるようにはならないんですけれども笑。
でも、1週間とか2週間とかやってると、暗示がかかってくるんですよ。
本当にその、マジでかかってきます笑。

そういうのやってると、人間って本当に 言葉に弱いなと(実感できたんですよ)。

たとえ自分の心の中で本当にそう思ってなくても、私は楽しいんだとか、私はお金持ちだとか、私の感情ではないとかって、ともかく、言い続けてるとね、ホントに変わるんですよ。

なんかね、すんなり、すとんと落ちる瞬間があるんです。

モノによっては2ヶ月とか3か月とか、やんなきゃいけないものもありますよ。
強力なマインドブロックっていうものがあったりするので。

でも、私の感情じゃないっていう、あれは2週間くらいやったら、だんだん慣れてきて。

悲しんでるとか、怒ってるっていう人がいても、気遣いはするけれども、(感情が)引っ張られそうだなと思ったら、
「じゃあ、すいません。失礼します」って言って、すっとね、離れられて。

「あれ、私の感情じゃないしな」って(割り切れるようになってた)。

あの感情はあの人が処理するべきもので、私がやるもんじゃないし、私が肩代わりできるものでもないなっていうことで、意外とさらっとね、(悩む時間が)終わったんですよ。


人の感情が分からない=罪悪感って言うんですか。
そういうのがあるかもしれないんですけれども。

確かにHSPさんはね、共感力高いから(相手の感情が)分かる。
相手の仕草でぱっと分かるかもしれないんだけども、あくまで予測なんですよ。

推測してるに過ぎない。

相手がたとえ「私、悲しんでるの」って言ってたとしても、その本心は本人にしか分かんないし、なんなら本人が分かんない時さえあるんですよ。
悲しんでると思っても、怒ってることだってあるし、いわゆるちょっと嘘泣きとかね、怒ってるふうに見せることもできるわけですよ。

(だから)人の心って分からないなって。

なんていうのかな。
自分の、「多分、あの人こう思ってる」っていうのをあんまり信じなくなりました。

もちろん推測のレベルは多少は高いだろうなとは思ってるんで、全く無視するわけではないんですけれども。
ただ、「おそらく、こういう感情だろう」「おそらく理由はこう」って思ったらそれ以上は何も考えない。

だから、今は(相手を思って)○○するとかもしないし、(やみくもに)人の感情に寄りそおうとかも思わない。

「もしかしたら、この推測、間違ってるかもしれないから気をつけよう」って、それ思ってますね。

もちろん、さっき言った通り、人の感情に引っ張られないように。

今はね、呪文唱えなくても引っ張られなくなったんで。
悲しんでるんだねとか、 辛かったんだねとか、そういう感情が(相手には)あるっていう理解はするけれども、それだけ。

無理くり、相手の感情を自分の中には持ってこないようにしてます。
これできると、かなり楽になるんじゃないかなと思って。

いや本当、1回騙されたと思って(やってみてほしい笑)。

人の感情に引っ張られそうになったら、
イライラしてる人とか悲しんでる人が近くにいて、うわって思ったら、

「あれは私の感情じゃない」
「あれはあの人の感情で、あの人が処理するべきものだ」

と思って、 呪文を心の中だけでも唱えてると、結構変わるかなと思います。

はい、じゃあね。ちょうど5分ぐらい経ったので、今日もこれでライブは終
了したいと思います。お疲れ様でした。

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