見出し画像

【ポケモンPt】リボンコンプの旅 ~4世代育成&バトルタワー編~

前回の記事はこちら

さてさてさてさて!前回はポケモンのステータスの決まり方や、厳選のやり方などについて説明しました!

今回は、厳選し終わったポケモンをどう育成するか?といった部分の説明と、実際に俺がバトルタワー攻略に使用したポケモンを紹介していきます!

努力値の振り方

さて、前回までに、ポケモンのステータスを決定する要素のひとつとして努力値というものがあり、最大255ポイントまで振ることができたり、個体値によって248振ったり252振ったりするとよい、という話をしました。

では、具体的に努力値ってどうやって振るの?というお話。

最近の作品では、ポケモンをバイトに派遣することでも加算される努力値。4世代での努力値の振り方は以下の2つです。

 - バトルに勝利して経験値を獲得する
 - きそポイントが増えるアイテム(タウリンなど)を使用する

…これだけ!

タウリン等については、最新作でも使われるため馴染のある方も多いかもしれませんが、現在とは少し仕様が違う部分もあるため、4世代仕様で説明していきます!

バトルで努力値ゲットだぜ!

前回の記事でもちらっと説明しましたが、バトルに勝利して経験値を得た場合、その時点で倒したポケモンごとに設定されている努力値が加算されます。

コイキングならすばやさ+1、ギャラドスならこうげき+2といった具合に、ポケモンの種族ごとに設定されています。

また、厳選の際に利用したパワーリストなどをポケモンに持たせることで、対応したステータスの努力値が、ポケモンの種族ごとに設定されている値とは別に+4されます。

例えば、パワーアンクル(すばやさ)を持たせたポケモンがコイキングを倒すと、コイキングに設定された努力値+1とパワーアンクルによる+4で、合計ですばやさの努力値が+5されます。

パワー系アイテムは倒すポケモンの努力値と違うものを持たせても効果が発揮されるため、パワーリスト(こうげき)を持たせてコイキングを倒すとこうげき+4、すばやさ+1となります。

また、ポケルスというポケモンの育成を促進するウイルスに感染したポケモンは、バトルで獲得できる努力値が2倍になります。

努力値を振るために必要な時間が半分になるうえ、ポケルスはかんたんに手持ちのポケモンに感染させられるため、パンデミックを起こして努力値大量ゲットだぜ!

……と言いたいところなんですが、パンデミックを起こすための最初のポケルスは自然発生を待つしかありません。

4世代全盛期のころであればポケルスに感染したポケモンを交換してもらったりすることもできましたが、現在では難しいので、ポケルスはなしで努力値を振ることをオススメします。

…というか、狙って出せるものでもないですしね。

アイテムで努力値獲得!ドーピング疑惑!

さて、先ほど紹介したタウリンなどのアイテムによる努力値獲得についても説明していきましょう。

タウリンなどのアイテムを使用すると、対応したステータスの努力値が+10されます。

ただし上限は100で、それ以上にはなりません。こうげきの努力値が50のポケモンにタウリンを使った場合は10増えて60になりますが、こうげきの努力値が95のポケモンにタウリンを使った場合は5しか増えず、100になります。

100以上の状態で使用しようとすると「つかってもこうかがないよ」と表示され、使用することができません。

ただ、ポケモンはお金を稼ぐのがかんたんなゲームなので、お金で努力値が振れるこのアイテムはまさしく神アイテム!

とりあえずタウリンなどを使って100にしてから、残りをバトルで稼ぐ、というのが楽なやり方ですね。

余談ですが、ソード/シールド(以下剣盾)ではこれらのアイテムによる努力値獲得の上限が撤廃されており、最大の252ポイントまでアイテムのみで振ることができます。

具体的な方法

さて、それでは具体的に努力値をどこで振るのか?というお話。

本来は稼ぎたいステータスごとにいわゆる稼ぎ場的な場所を紹介するのですが…。

今回の目的はバトル施設の攻略!

ぶっちゃけ、すばやさとこうげきorとくこうに振った、アタッカー型のポケモンさえ育てていればなんとかなります。

実はバトルタワーのシングルバトルのタワータイクーン戦では耐久型のポケモンが活躍することもあるのですが…。

いなくてもなんとでもなります。

と、いうわけで!すばやさ+こうげきorとくこうに極振りするやり方のみ紹介します!

このやり方では、バトルするのはDPtにてハクタイシティとハクタイのもりの間にある205ばんどうろの橋の上、右から2番目のおじさんのみ!

このおじさんはコイキング6匹を繰り出してくるトレーナーであり、どれだけゲームが進んでもレベル8~16のコイキングを6匹繰り出してくるという、なんとも癒し枠なトレーナーです。

が、コイキングを倒した際に得られる努力値は、何度も紹介している通りすばやさ+1!

このおじさんのコイキングをパワーリストを持たせたポケモンで6匹倒せば、こうげき+24, すばやさ+6!

バトルサーチャーを使うことで簡単に連戦できるため、うまく利用しましょう。

そうはいっても、生まれたてのレベル1ポケモン

さて、コイキングを倒せばいい!簡単でしょう?といっても、生まれたてのポケモンではコイキング1匹もなかなか倒せません。

ある程度レベルを上げないと話にならない!

また、バトル施設はレベル50以上のポケモンはレベル50に統一されますが、50未満のポケモンはそのまま。そのため、バトル施設の攻略ポケモンのレベル上げの方法を用意しておく必要があります。

それと努力値振りを並行しちゃえば…楽ちんでは?というのが今からのお話。

カギを握るのは…マタドガスです!

レベル上げ準備

さて、レベル上げではNPCトレーナー戦で行うため、まずはトレーナーの手持ちを最大まで強化しましょう。

トレーナーの再戦時の手持ちはストーリーの進行度によって強化されていき、ハードマウンテンでヒードランとバトルし、倒すか捕まえるかしたうえで、再びトレーナーとバトルして勝利することで、最大まで強化されます。

また、ハードマウンテンではレベル50ちょいのマタドガスが出現するため、適当に5匹ゲットしておきましょう。

個体値も不問!性格もてきとうでOK!

わざもそのままで大丈夫。重要なのは…「だいばくはつ」だけだ!

そして、トバリシティのデパートに向かい、3階で「まもる」のわざマシンをいくつか買いましょう。

いざレベル上げ!ふたごちゃんを「だいばくはつ」!

準備が整ったら、まずはズイタウンへ。北に少し進み、左側の草むらを抜けて自転車で登れる坂を上がった先にいる「ふたごちゃん」とバトルサーチャーで対戦し、ふたごちゃんの手持ちがレベル60になるまでバトルしましょう。

60になったら準備OK!手持ちの先頭をマタドガス、2番目をレベル上げしたいポケモン、3番目以降をマタドガスに。そして、レベル上げしたいポケモンにわざマシンで「まもる」を覚えさせましょう。

準備が整ったら再びふたごちゃんの元へ向かいます。

持っている場合、レベル上げしたいポケモンにはしあわせタマゴを持たせましょう。50までならそんなに時間かからないので、わざわざ取らなくてもいいかな?とは思います。

全ての準備が整ったら、いったんレポートを書いてふたごちゃんとバトル!

相手はレベル60のピクシーとライチュウを繰り出してくるため、マタドガスは「だいばくはつ」、レベル上げしたいポケモンは「まもる」を選択。

マタドガスはピクシーに先制することができ、ライチュウの攻撃は「10まんボルト」がきゅうしょに当たらなければ耐えることができるため、ほぼ確実に「だいばくはつ」が決まります。きゅうしょに当たってしまったらリセットしましょう。

見事マタドガスが「だいばくはつ」すると、ピクシーとライチュウは消し飛び、爆発したマタドガスもひんしになり、場に残っているのは身を守っていたレベル上げしたいポケモンのみ。

レベル60のポケモン2体分の経験値を獲得してぐんぐん成長していきます。1回のふたごちゃん爆破で、コイキングぐらいなら一撃で倒せるレベルに成長するでしょう。

努力値振り前の軽めのレベル上げであれば、この手順を2回行いましょう。

なぜ2回なのか?

それは、ピクシーとライチュウを倒した際に獲得できる努力値が、HP+3、すばやさ+3だからです。

努力値について説明する際に、最大510ポイントと説明しました。

そして、努力値を各ステータスに割り振れる最大は255ポイントであり、個体値が奇数であれば8n+4ポイント割り振るのがステータスが最大になる値だ、という話もしましたね。

たとえば、こうげきとすばやさに252ポイント振った場合、510ポイントまでの余りは6ポイント。

つまり、このふたごちゃん爆破、通称「双子ボム」を2回行うことで、努力値振りの余りをHPに振りつつ、コイキングを倒せるレベルまで成長しちゃう、ということなのです!

すばやさにもついでに努力値が振られるため、事前にインドメタシン(すばやさの努力値を上げるアイテム)を10個与えておけば、ふたごちゃん爆破2回でHP+6、すばやさ106が振られることになります。

あとはこうげきに振る場合タウリンを10個、とくこうに振る場合リゾチウムを10個与えて、コイキング狩りに向かいましょう。

レベル上げの場合は、マタドガスが5匹ともひんしになるまでふたごちゃんを爆破し続け、終わったらポケモンセンターに戻って回復。これをレベル上げが終わるまで繰り返します。

コイキング、何匹倒す?

さて、あとはコイキングを倒す数です。先ほどのふたごちゃん爆破2回とえいようドリンクの投与でHP+6、こうげきorとくこう+100、すばやさ+106が振られていると思います。ふたごちゃん爆破より先にインドメタシンを与えているかどうかで努力値がずれますが、今回の手順のように最後にすばやさの努力値を振ればズレても問題ありません。

ゲンガーにHP6, とくこう252, すばやさ252と振る場合を例にして、何匹倒すか考えてみましょう。

現在、ゲンガーのとくこう努力値は100。252まであと152ポイントです。

パワーレンズを持たせた状態でコイキングを1匹倒すごとに、とくこうに+4、すばやさに+1の努力値が振られます。

そのため、パワーレンズを持った状態でコイキングを38匹倒し、とくこうに152振ります。

その過程ですばやさに努力値が38振られるため、とくこうに努力値を振り終えた時点ですばやさの努力値は106+38=144。まずはここを目指しましょう。

コイキングおじさんを倒すこと6回。36匹のコイキングを倒すことができました。

しかし、ここで問題発生。

パワーレンズを持った状態で倒したいコイキングはあと2体。しかし、コイキングおじさんの繰り出してくるコイキングは6匹…。4匹オーバーしてしまいます。

これを回避する手段は2つ。

1つめ。
 - コイキングおじさんの繰り出す1匹目のコイキングをゲンガーが自分で倒し、2匹目のコイキングと対面したあと、別のポケモンに交代。2匹目のコイキングの経験値まで獲得し、3匹目以降は交代したポケモンで倒すことでゲンガーに経験値が入らないようにする。

努力値が加算されるのは経験値が入ったタイミングなので、交代して経験値が入らないようにすることで、コイキング2匹分だけの努力値を加算させることができます。

2つめ。
 - 適当にボロのつりざおでコイキングを釣り上げて倒すのを2回やる。

別にコイキングおじさんのコイキングでなくても加算される努力値は同じなため、野生のコイキングで稼いでしまうという方法。

楽ですが、野生のポケモンとバトルするとごくまれにポケルスに感染してしまい努力値がズレることがあります。まぁほぼ起こらないですが。

どちらのやり方を選ぶかは好み!個人的には1個目のほうが確実に終わって楽でした(釣りは地味に時間がかかる)。

パワーレンズを持った状態でコイキングを38体撃破したら、あとはパワーアンクルを持たせて残ったすばやさの努力値を稼げば終了です!

ここまでですばやさには144振られているため、あとは108。

パワーアンクルを持たせた状態でコイキングを倒すとすばやさの努力値が+5されるため、22体撃破すれば完了ですね。

ここまでHP6, とくこう252と振っているため、すばやさの努力値に関しては上限を超えても252でストップします。

そのため、22体ぴったりでなくてもいいし、108ぴったりでなくてもいいので、とにかくコイキングを倒しまくりましょう。コイキングおじさんと4回バトルすれば24体倒すことになるので終了です。お疲れさまでした!

…というわけで、パワーレンズを持たせた状態で38コイキングその後パワーアンクルを持たせた状態で22コイキング(ふたごちゃん爆破のあとにインドメタシンを与えた場合23コイキング)で努力値振りは終了です!

こうげきとすばやさに振りたい場合も、与えるアイテムをリゾチウムからタウリンに変更し、パワーレンズをパワーリストに変更して同じ手順を行えばOKです。

努力値振りとレベル上げの手順まとめ

  1. インドメタシンを10個与えて、すばやさに100ポイント努力値を振る

  2. こうげきを上げる場合はタウリン、とくこうを上げる場合はリゾチウムを10個与えて、こうげきまたはとうこうに100ポイント努力値を振る

  3. 「ふたごちゃん爆破」を2回行い、コイキングを倒せる程度までレベルを上げつつ、HPに6、すばやさに6努力値を振る

  4. こうげきを上げる場合はパワーリスト、とくこうを上げる場合はパワーレンズを持たせて、コイキングを38回倒す

  5. 持ち物をパワーアンクルに変えて、コイキングを22回(オーバーしてもいいので、24回)倒す

  6. 努力値を振り終わったので、レベル50or欲しい技を覚えるレベルまで「ふたごちゃん爆破」を行い、レベルを上げる

わざの選び方

さて、ここまでポケモンのステータスをうまく高める育成方法について説明してきました。

続いてはわざ選び!

といっても難しいことはなく、バトル施設で使うポケモンの場合

  1. ポケモンと同じタイプの攻撃技の中で、命中が90以上(できれば100)の技の中で、物理、特殊がポケモンのステータスと噛み合っているものを1~2つ

  2. 上記の1~2つの技で、両方のわざを「こうかはいまひとつ」(以下半減)にするタイプに対して「こうかはばつぐん」(以下抜群)となり、物理、特殊がポケモンのステータスと噛み合っている攻撃技(これも命中90以上、できれば100)を1~3つ

  3. 使えそうな補助技を0~1つ

という感じでOK。

1は一般的にメインウェポンと呼ばれる技で、そのポケモンの主力技になります。

ポケモンと同じタイプの攻撃技は威力が1.5倍になるため、抜群でなくても高いダメージが与えられます。

大して、2はサブウェポンと呼ばれる技で、メインウェポンだけでは半減になってしまったりする相手を倒すための技になります。

サブウェポンはとりあえずタイプを増やしておくだけでも役に立つことも多いので、迷ったら攻撃技のタイプを増やしてみるのもあり。

ダブルバトルの場合、補助技に迷ったら「まもる」を覚えさせると便利ですが、慣れるまでは扱いが難しいかも。ここも攻撃技を増やしてもよいと思います。

また、「ねこだまし」が使えるポケモンがいれば、ダブルバトルでは積極的に採用して良いでしょう(その場合補助技にカウントしてOK)。

いよいよバトルタワーに挑戦!

さて、ここまででポケモンの育成はばっちり!ですよね。では、いよいよバトルタワーに挑戦しましょう!

バトルタワーはシングルバトル、ダブルバトル、マルチバトル、通信マルチバトルの4つに分かれています。

それぞれのバトルは7戦で1区切りになっており、7連勝するとバトルポイント(BP)を獲得したのちに一度終了。次に挑戦した際には8戦目からスタート…という風になっています。負けたら1戦目からやりなおし。

シングルバトルでは、21戦目、つまり3巡目と、49戦目、つまり7巡目に登場するタワータイクーンのクロツグに勝利することで、勝利した時に手持ちにいたポケモン全員にリボンが付与されます。

リボンを付けたいポケモンがシングルバトルに向いていないポケモンの場合、実質2匹でクロツグを倒すことになります。クロツグの手持ちポケモンは固定で、出してくる順番はランダムという仕様なので、しっかりと対策を練って挑みましょう。

ダブルバトル、マルチバトル、通信マルチバトルでは、50連勝以上することで、その時パーティにいたポケモン全員にリボンが付与されます。

56連勝して終了した後リボンを付けたいポケモン4匹を連れていき負ける、というやり方でもリボンを付与することが可能。

49連勝後、リボンを付けたい1匹を加えて50戦目だけなんとか勝つか、56連勝までガチの4匹で勝ち抜き、57戦目で負けるかはお好み。俺は前者でした。

通信マルチバトルは文字通り2台のDSで通信してマルチバトルを行うというもの。

2台操作すれば基本的にダブルバトルと同じ戦術で戦えますが、あくまで2人のトレーナーが2匹の手持ちで一緒に戦うという仕様のため
 - 4匹のポケモンのうち、違うトレーナーが所持するポケモンの持ち物はかぶってもOK(トレーナーAのゲンガーにきあいのタスキを持たせ、トレーナーBのゴウカザルにもきあいのタスキを持たせる等が可能)
 - 交換は自分の手持ち2匹でしか行えない(トレーナーAのガブリアスを引っ込め、トレーナーBのゴウカザルを繰り出す、等はできない)

持ち物の自由度は上がるけど交換の自由度は下がる、といった具合。

相手の行動が読みにくいNPC戦で交換することもあまりないと思うので、そこまで問題にはならないと思います。

通信でない方のマルチバトルは、ゲンやバクなどのNPCとタッグを組んでマルチバトルを行うというもの。

NPCのポケモンだけでなく行動にまでランダム要素があるうえ、リボンを付けるポケモンを連れて行くと自分が使えるポケモンは1匹だけになってしまうため、他のどのルールよりも運要素が強いルール。

俺は運よく1回で突破できましたが、沼る人はとことん沼るルールです。

バトルタワーで使用したポケモンを紹介!

さてさて!ここまで長々とポケモンの育成の仕方について説明してきましたが、ようやく実際にどんなポケモンをバトルタワーで使ったのかを紹介していきます。

ガブリアス@いのちのたま(7世代ではジメンZ)

ようき(すばやさ上昇、とくこう下降)
個体値
21-28-31-31-23-31 (左から順にHP, こうげき, ぼうぎょ, とくこう, とくぼう, すばやさ。ポケモンの個体紹介でよくある書き方です)
努力値
こうげき248 ぼうぎょ4 とくぼう4 すばやさ252
実数値(ステータス)
178-180-116-90-102-169

わざ
げきりん(ダブルバトルではドラゴンクロー)
じしん
ほのおのキバ(6世代以降はどくづき)
まもる

4世代はこいつなしでは語れない、ガブリアス!ある程度耐久も考えて厳選したため、難関である7世代でもすごいとっくん(個体値を31相当に引き上げる。レベル100にする必要がある)なしで戦い抜いたすごいやつ。

4,6世代はぶっちゃけこうげきがある程度高く、すばやさが最速であればどうとでもなると思うので、7世代ですごいとっくんを行う前提であれば個体値はすばやさ以外わりと適当でOK。

わざについてですが、げきりんは教え技であり、かけら系アイテムが必要なため、シングルの攻略をきっちりしっかり終わらせてからダブルに挑む、もしくはダブルを先に攻略してからげきりんを覚えさせてシングルに挑む、などしないと2回かけらを消費することになります。

シングルバトルではいわずもがな、高いすばやさとこうげきから繰り出されるげきりん、じしんで相手のポケモンをバタバタなぎ倒していってくれました。

4世代ではフェアリータイプが発見されていないため、ドラゴンわざとじめんわざの組み合わせを半減にできるタイプは非常に限られており、はがね、ひこうタイプの複合や、はがねタイプかつとくせい「ふゆう」など、ごく一部のポケモンしかいません。

そういったポケモンもほのおタイプへの耐性までは持つことができないため、ほのおのキバを覚えさせることでほとんどのポケモンに対して高いこうげきを活かして攻めていけます。

ただし、ほのおのキバは素の威力が65とひかえめなため、抜群を取れるとしても、げきりんかじしんが普通に通る(以下等倍)の相手にはげきりんかじしんを選択しましょう。

ダブル用にまもるを覚えさせていますが、シングルであればつるぎのまいを覚えさせるのがよいと思います。なくてもなんとかなりますが(実際欲しい場面はなかった)。

ダブルバトルでは後述のサンダーと共にじしんとほうでんの全体攻撃で攻撃するのが非常に強く、シングル、ダブルともにとても頼りになったポケモンです。

8世代を除きすべての世代のバトル施設で活躍した、このリボンコンプ旅のもう一人の主人公といえるポケモンです。

ゲンガー@きあいのタスキ(6世代以降はゲンガナイト)

せっかち(すばやさ上昇、ぼうぎょ下降)
個体値
20-25-15-15-15-25
努力値
HP6 とくこう252 すばやさ252
実数値(ステータス)
130-82-64-174-87-174
わざ
シャドーボール
あくのはどう(6世代以降ヘドロばくだん)
10まんボルト
みちづれ

厳選記事でも軽く触れた、NPCミナッチとの交換でゲットできるゴーストのドロりんが進化したゲンガーです。4世代では主にシングルバトルで活躍。

きあいのタスキを持たせることで高いすばやさと合わせてほぼ必ず2回行動することができ、高いとくこうと広い技範囲でほぼ確実に1匹倒してくれます。

その後はさらに攻撃して倒すなりみちづれで2体目を倒すなりして後のガブリアスに任せるという動きが非常に強力で、シングルバトルではほとんどのトレーナーをゲンガーとガブリアスの2匹だけで突破することができます。

NPC交換ゆえ個体値が最大のステータスが1つもないですが、そんなことは全く感じさせない大活躍でした。

4世代ではヘドロばくだんを覚えさせておらずあくのはどうを覚えさせていましたが、これは単にわざマシンの在庫がなかっただけです。あるなら覚えさせたほうがいい。

また、HP個体値が偶数なのに余りをHPに振ったせいで努力値が無駄になっています。ぼうぎょかとくぼうに振るのがよいですが、別にこれでも問題はないと思います。

ジュカイン@たつじんのおび(7世代ではジュカインナイト)

おくびょう(すばやさ上昇、こうげき下降)
個体値
20-1-2-31-31-31
努力値
とくこう255 すばやさ255
実数値(ステータス)
140-81-71-157-105-189
わざ
エナジーボール
りゅうのはどう
まもる
めざめるパワー(タイプこおり威力68)

21戦目の手加減クロツグ戦攻略のために育成したジュカイン。6世代では出番がなかったが、7世代ではメガジュカインとなって大活躍でした。

手加減クロツグの手持ちはドサイドン、ミロカロス、カイリューと決まっており、ドサイドンを先手で1発、ミロカロスはれいとうビームを耐えて先手で2発、カイリューをめざめるパワー氷で先手で1発で倒すことができるポケモンとして採用。

手加減クロツグの攻略はスターミーが推奨されており、スターミーはドサイドンをなみのりで1撃、ミロカロスは10万ボルトで2発、さいみんじゅつはとくせいのしぜんかいふくで治し、カイリューはれいとうビームで1撃と隙がありません。

ただ、性別不明なので厳選めんどくさそうだな…という理由でめざパ氷ジュカインを厳選。

今にして思うとめざパ厳選のほうがよっぽどめんどくさかった。

しかも、クロツグのカイリューは努力値振りがこうげきととくぼうに255振りとなっており、ジュカインのとくこうではめざパ氷でも確定で耐えられてしまいました。

それでもなんやかんや高いすばやさととくこうで活躍してくれたあたり、さすが御三家といったところ。

彼の本気は7世代、サンムーンにて!お楽しみに!

ゴウカザル@きあいのタスキ(ダブルではたつじんのおび)

むじゃき(すばやさ上昇、とくぼう下降)
個体値
16-31-10-31-11-31
努力値
こうげき172 とくこう100 すばやさ236
実数値(ステータス)
144-146-81-137-72-173
わざ
インファイト
オーバーヒート(7世代ではかえんほうしゃ)
ねこだまし
めざめるパワー(タイプこおり威力69、7世代ではまもる)

シングルの49戦目、本気クロツグに対抗するために育成した対クロツグ特化ポケモンです。

本気クロツグの手持ちはレジギガス@ひかりのこな、クレセリア@たべのこし、ヒードラン@きあいのタスキの3匹。問題はヒードランのきあいのタスキと、非常に高い耐久を持つクレセリアのたべのこし&つきのひかりによる回復。

クレセリアはきちんと対策していなければ回復され続けて突破不可能になり、ヒードランはこれまた対策していなければきあいのタスキで1発耐えられて、こちらのエースをマグマストームやだいばくはつで倒されてしまいます。

レジギガスも十分強力で、特性スロースタートで甘く見られがちですが、専用技にぎりつぶすはバカみたいな威力。

そもそも、本気クロツグとはリボンを付けるポケモンを入れた状態でのバトルになるため、バトル向けでないポケモンにリボンを付ける場合はかなり苦労することになります。

このゴウカザルは、ヒードランをねこだまし+インファイトで確定1発で倒せるラインまでこうげきに努力値を振り、すばやさは最速105族(すばやさ種族値が105のポケモンのこと)抜き、余りをとくこうに振っています。

レジギガスはきあいのタスキを盾にインファイト2発で倒し、ヒードランは死に出しからねこだまし+インファイトで無傷で処理することができるため、対策ポケモンとしては非常に強力。

後のポケモンはクレセリアへの対策と道中の攻略、ゴウカザルへつなぐための死に出し要員などになります。

ねこだましはダブルバトルでは非常に強力なわざで、このゴウカザルは7世代のバトル施設でも大活躍してくれました。

ちなみに、めざパ氷は道中ガブリアスやカイリューに遭遇した時のために覚えさせたんですが、運よく遭遇することはありませんでした。使わないのが一番。

サンダー@じしゃく

おくびょう
個体値
19-21-19-12-15-31
努力値
HP4 とくこう252 すばやさ252
実数値(ステータス)
160-94-100-167-102-167
わざ
ほうでん
ねっぷう
ひかりのかべ(7世代では10まんボルト)
まもる

ダブル攻略用ポケモン。

ガブリアスと一緒に初手で繰り出し、じしんとほうでんでとにかく攻めます。

じしんもほうでんも味方にもあたってしまう全体攻撃技なのですが、ガブリアスはサンダーのほうでんを無効にでき、サンダーもガブリアスのじしんを無効にできるため、2匹の攻撃は相手にだけ当たります。

伝説のポケモンゆえの高いステータスもあって火力も十分。

ねっぷうは教え技ですが、じめんタイプなどほうでんが通らない相手に対して使う技としてほぼ必須。

たまに命中90に泣かされますが、それでもおつりがくるぐらいの性能です。

チェリム@オボンのみ(7世代はきあいのタスキ)

おくびょう(すばやさ上昇、こうげき下降)
個体値
9-4-19-2-13-22
努力値
56-64-200-54-41-95
実数値(ステータス)
141-67-109-99-94-123
わざ
エナジーボール
まもる
てだすけ
にほんばれ
わざ(本気クロツグ戦)
こうごうせい
まもる
どくどく
やどりぎのタネ

リボン枠。49戦目の本気クロツグ戦ではクレセリア対策としてどくどく、やどりぎのタネ、こうごうせいでねっとり突破する型に変更。

プラチナは最初からプレイしており、旅パにこのチェリムを入れていたため、努力値も個体値もめちゃくちゃな状態でしたが、振りなおさなくてもなんとかなりました。

ステータスからクロツグのクレセリアのれいとうビームを確定耐え、かつHPが50%以下に必ずなることがわかったので、オボンのみを持たせて確定数をずらして後出しできるようにし、その間にどくどくとやどりぎのタネを入れてこうごうせいとまもるで耐久する作戦に。

この作戦がうまくいって本気クロツグは1発で突破。もしリボン枠がどくどくを覚えなかったり回復技がない場合でも、ガブリアスにどくどくを持たせたりしてなんとか削って突破しましょう。

立ち回り・シングル編

基本的に、初手ゲンガー、後ろにガブリアスとゴウカザル。
ゲンガーで1匹倒した後にみちづれを連打して1:2交換を取り、最後の1匹をガブリアスとゴウカザルで倒すようにしましょう。

ゲンガーが一方的に倒されてしまうような場面でも、みちづれを連打してなんとか1:1交換には持っていくようにします。

21戦目と49戦目のクロツグに関しては手持ちが固定なので前述の通り対策ポケモンを育成して挑みましょう。

21戦目はスターミーを育てるのがよいと思います。シングル攻略の道中においても、そのままゴウカザルと入れ替えてもよいと思います。

49戦目はゴウカザルが活躍した通り格闘タイプの通りがいいので、なにかしら育てるのを推奨。レジギガスを倒しやすくなります。クレセリア対策もきちんと考えておきましょう。

また、ダイヤモンド/パールとプラチナ/ハートゴールド/ソウルシルバーではクロツグの手持ちポケモンの持っている道具やわざが異なるようなので注意(この記事はプラチナ仕様)。

立ち回り・ダブル編

初手はガブリアスとサンダー、後ろにゲンガーとゴウカザル。
ガブリアスはじしん、サンダーはほうでんを連打するのが基本。

たまに通りが悪い相手が現れるため、その場合ドラゴンクローやねっぷうを使っていったり、控えのポケモンと交代したりして対応していきましょう。

ただ、前述の通り行動が読みにくいNPC戦で交代は状況が悪くなることも多く、まもるで片方を粘らせている間にわざが通らない方を落として死に出ししたほうが良い場面も多いです。

ゲンガーは4世代ではとくせいが「ふゆう」であり、じめんタイプのわざを受けないため、サンダーが落ちた後に出してもガブリアスが遠慮なくじしんをぶっ放せます。

また、時折現れる「こいつに動かれたらやばいけど、誰も先手を取って倒せない」といったポケモンは、ゴウカザルなどが覚えるねこだましをうまく使いましょう。ゴウカザル以外にも、マニューラなどが覚えます。

立ち回り・通信マルチ編

基本的にダブルと同じ。ゴウカザルはダブルでは持ち物被りの都合でたつじんのおびでしたが、通信マルチではホストとゲストの持ち物が被るぶんにはOKなので、ゲンガーとゴウカザルの両方にきあいのタスキを持たせました。

書いておいていまさらですが、おそらくポケモンもかぶってOKなので、ガブリアス2体なんかもできる気がします。

立ち回り・NPCマルチ編

立ち回りも何も運ゲー…ではあるんですが、一応順番に書いていきます。

まずはパートナー選び。

パートナー候補となるNPCは、話しかけると、手持ち2匹のポケモンの種族名と、持っている技1つを教えてくれます。

この時点での情報だけでほぼ確定でNPCの技構成がわかるため、ふろんてぃあサーチというサイト(httpなのでリンクは一応無しで)を使うなどしてNPCの手持ちを調べて、無駄行動をしづらそうなポケモンを持っているNPCを選びましょう(補助技が少ないまたはないなど)。

また、フリーザーなどのじめんタイプを無効にできるポケモンが相方の場合、ガブリアスがじしんで暴れてくれます。

俺がNPCマルチ49戦目以降を突破した際はバクの手持ちがフリーザーで、ガブリアスのじしんと合わせてサクサクと攻略することができました。リボン枠のチェリムを入れた状態で56戦目まで勝利。

正直相当運がよかった感じですが。

ちなみに、登場するNPCは全部で5人。各NPCが同行するイベントを攻略していない場合は登場しません(モミはストーリーで同行するので確定)。

ゲンはこうてつじま、バクはハードマウンテン、マイは全国図鑑入手後に行けるチャンピオンロードの脇道、ミルはまよいのどうくつにイベントがあります。

特にミルはすばやさととくこうが高いポケモンを多く使ってくれるようなので、詰まった場合はイベントを終わらせてみるのもありかもしれません(くろいてっきゅうトリックルームフーディンなど、地雷もあります)。

使用ポケモンは、初手ゲンガー、後ろにガブリアス。

NPCの行動はあてにならないため、どちらかというとシングルバトルよりの考え方で、ゲンガーで倒せそうな相手を倒す、という感じで動きます。

また、マルチバトルでは片方のトレーナーの手持ちを2体倒すと1vs2の状態になるため、狙えそうなら狙っていきましょう。かなり有利になります。

DPt編終了!

バトルタワーで取得できるリボン5種類を獲得したら、DPtで取得できるリボンは終了!

残るは、HGSSにて取得できる1種類のみ!

続きは次回!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?