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Photography Journal #6 | 東京駅周辺

広角ズームレンズを買いました。
FE 16-35mm GM II
Sony 製品が8月から値上げをするということで、駆け込みで。

有楽町駅にあるビックカメラで買い、そのまま東京駅まで少しばかり歩いてスナップを撮りました。

まずは有楽町駅前からスタート。

記念すべき最初の一枚。最近は50mmの単焦点をメインで使っていたので広く撮れることにびっくり。

少し歩くと SHAKE SHACK が見えました。アメリカで初めて食べて以来大ファンです。

バーガーもポテトも当然のことながら美味しいのですが、サイズが大きすぎず最後まで笑顔で食べれるところが個人的にお気に入り。

これは望遠側 (?) の35mmで。雨が降ったり止んだりで地面への反射も綺麗だった。

そしてこの後がびっくり。この写真を撮り隣にあった建物に何気なく入っただけだったのですが、それがなんとかの有名な東京国際フォーラムでした。

ここには来たことがあるしこの辺にあることも当然知っていたけど、こちら側から入ったのは初めて。

広角レンズを買ったその日にしかも偶然この場所にいるなんてなんだか運命を感じました。あまり時間はなかったので東京駅方面へまっすぐ歩いてパシャパシャ撮りました。

エスカレーターの途中からの一枚。広角レンズを使ってくれと言わんばかりの光景。
一枚目と構図は似ているけど、頭上の通路のギザギザを際立たせてみた。手前に迫り来る感じ、広角ならでは。
眺めている中でこの下から見た通路がとても気に入った。トリミングで両角に合わせてすっきりさせた。

撮ってみてやっぱり気づくこと「広角難しい..!!」。
いろんなものを写せる〜ことは当然嬉しいけれども魅せたい対象を定めておかないとビシッとした写真が撮れない..。

それと、シンプルに角度を調整するのがとても難しかった。
今回載せている写真もほとんどが編集時に角度を調整することになった。

広角の特徴と建物の形をうまく活かしたくて斜めで。右上に広がっていくこの感じ、今日の中で1番好きかもしれない。
こちらも通路を際立たせた一枚。左下、外に伸びている部分も含めた3本線が美しい。

室内の涼しい撮影タイムを終え東京駅へ向かう。小雨が降っていて多くの人が傘を差していた。

水で覆われた地面が綺麗で撮った。中心に映る木の反射を目立たせたくてとったけど、今思えばf値をあげて全面全体にピントを当てても良かったかも。

少しのためだけど私は全く気にならない。留学先が雨が多かったので傘をあまり差さなくなってしまったんだと思う。


椅子が綺麗に積み上げられていた。こちらは35mm。店の雰囲気と椅子の模様も見事なくらいマッチしていて、店の名前もしっかり入れた。
店の別側の端にも椅子が。「外に積み上げられている」感を出すためにはやっぱり広角が必要。今日のかなで2番目くらいに好きな写真。

ちなみにこのお店は VIRON というパン屋さんで渋谷にもある。そこで食べたクロワッサンとクリームブリュレが美味しかったなあ。また行きたい。

そのままさらに先へ歩くとだいぶ駅に近くなってきた。

ビルを見上げた写真も広角ならでは。歩道側の木々も画角に入れて「歩いている人の視点」感を出そうと試みた。

小雨はさらに落ち着いていたけど、レンズに水滴がつくのをちょっと気にしながら撮った。常にレンズペンは持ち歩くようにしよう..!!この note を書きながらAmazonで持ち歩き用をポチった。

どんよりとした雰囲気の中で鮮やかに咲く花。構図はとても好きだけど、もう少し丁寧にピントを合わせておけば..。自分のせっかちさが悔やまれる一枚。
駅前に停められていた GIOS のクロスバイク。タイヤを大きく写すのは昔から結構好きな撮り方。
さらに近くに別の自転車が。こちらは折りたたみ。タイヤが真横の並ぶのもメガネみたいで面白いなあ。

そういえば小さい頃、こんな感じのタイヤの小さな自転車でおしゃれな雰囲気の街を颯爽と漕ぐのが夢 (?) だった気がする。オレンジの自転車で。

信号待ちがやけに長く感じて後ろにあった建物に入ってみる。
となんとこれもなんと偶然、広角で撮って欲しいと言わんばかりの光景が待ち構えていた。

天井のガラスとそれの反射で四角形が出来上がっていた。実際の何倍も広く見える。
こちらは35mm側で天井のみ。ちょうど日差しが出てきて暖かさも加えることができた。50mmだったらもっと狭かったのか..。
最後に白黒でも一枚。全体の白黒コントラストも好きだし、黒の中の点々とした白もよく写せて大満足。

外に出ると雨はほとんど降っておらず青空も垣間見れた。

水に映る東京駅を狙ったんだけど、偶然ビルに映る青空も。良いアクセントが生まれた。

特にこの上の写真は広角の時の注意点を自分に気づかせる一枚となった。
水面に映る東京駅をずっと眺めていてそれがメインになるはずだったけど、ビルには鮮やかな青空が..!!

標準-望遠以上に、画角の隅から隅まで丁寧にみておかないと期待する写真を異なるものが生まれてしまうなって。

それから電車に揺られること約1時間、ホームに到着。
あたりはだいぶ暗くなってきていた。

視界の先からぐんと伸びる電線。広角レンズの面白さを最大限活かすことができた気がする。
水たまりに映る景色をパシャリ。広角だからこそ水たまり以外の部分もしっかり写せて撮った時の情景がわかりやすい。

この水たまりの写真を撮ったとき、最初はより望遠のレンズで水たまりだけを捉えたいなって最初は思った。

けど隣のマンホールとか地面とか、それ以外の部分をしっかり写すことでよりその光景をイメージしやすくなっている気がする。

例えばタイトルをつけるなら寄って撮ったら「水たまりに映る景色」になところをこれは「水たまりに映る景色に気づいた」になる、感じ?

飲食店が並ぶ建物の裏側。くねくねとした排気口が面白くて撮った。右側に木を写すことで「建物の裏側をひっそり撮った」感を出してみた。
小さなミラーに映った空。背景に黒く染まる木を入れることで空の白さ (?) を強調できていると思う。
立っている道路を川を覆う橋がぐんと伸びているところを狙って撮った。まだまだこれからだけど、広角の良さを捉え始めた気がした一枚。

上のふたつを撮りながら、標準域のレンズを持っている時と景色を見る目が少し違ってきたかな?ってことに気づく。

カメラに関わらず「同じ情景・モノゴトに対して違う視点」を持っている自分に気づく時、人生で好きな瞬間。




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