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About Me #2 | アイスランドの思い出

こんばんは、Yu です。
特にシリーズ化する予定のなかった About Me タイトル記事ですが、
少し自分について振り返る場所にしようと#2 を書いてみます。

昨日かな?自室で何も考えず真っ白な天井を眺めていたら
この情景アイスランドの時にとても似ているなと留学時代のことを思い出しました。

少し前に火山の噴火で話題になっていましたが、
今回はそんなアイスランドのお話🇮🇸

アイスランドへ学部留学

私は日本の大学を卒業していますが、2年生の秋から3年生の春までアイスランドに留学していました。

大学の交換留学制度を利用しましたが、アイスランドを選んだ理由は単純明快。
「提携先でいちばんわくわくを感じた」から。

当時はアイスランドも正式な国として認知すらおらず
あれアイルランド?くらいの感覚で留学先を決めました。

期間は10ヶ月間。
アイスランドの大学は2学期制で、1年間から夏休みを除いた期間の留学です。

英語力は留学直前でTOEIC 900点くらい。
会話力に自信はなかったですがまあなんとかなるだろうといまも持ち続けている楽観的な姿勢で臨みました。

スティーブ・ジョブズの言葉を借りると 'it was one of the best decisions I ever made'! なのです。

ダウンタウンの近くにあるちょっとしたアート。この海岸線沿いを歩くのが好きだった。

安いシェアハウスで過ごす

日本を出る時点でも滞在場所が見つかっていなかったのですが、大学の北欧系 (?) の先生がとても楽観的で「いけばなんとかなる」とアドバイスをくれたのでその言葉を信じ出発しました。

今考えれば「初の海外生活」「異国の地」「長期滞在」の宿泊先が何も決まらず日本を飛び出したのは何て無謀だったんだろう思います。

結局 Facebook を活用しメッセージを送り続けていた結果、同じく留学予定だった別の大学の日本人の心優しき方に場所を紹介してもらいました。

ちなみに、これが決まったのはアイスランドに着く3日前コペンハーゲンで休みを満喫していた時です。

この連絡がなければ私は今でもアイスランドという異国の地で雪に埋もれていたでしょう。

結局行き着いたのは月約35,000円のとても安い・小さいシェアハウス。
個人の部屋は3畳もないくらいの狭さ。

ただ真っ白な室内と天井の小窓から溢れる日差しで不思議と窮屈感はなかったです。
基本は大学の図書館にいたので。

部屋の安さ・狭さだけでなくそのシェアハウスそのものもまたびっくりで。
結論から言うと警察が何回か来ました。途中で入居してきたアイスランド人親子が窃盗やらをやらかしていたのです。

最も平和な国のひとつのアイスランドで警察にお世話になる方々と数ヶ月一緒に住むというスリリングな経験ができました。
ちなみに私は冷蔵庫のアイスを何度か撮られてしまいました。

住んでいたところの近く。これは12月ごろかな?私の中では雪 = Iceland。

Political Science & Pedagogy

留学時の専攻は Political Science。
日本の大学では「国際学科」だったため、自然とそうなっていました。

そのため一学期に取った授業は Politics in Iceland, European History, Small States in Europe.. などなど。
個人的には全くそうした授業には興味が湧かず課題も大変。

履修のシステムがわからずうっかり大学院生と同じ授業を取り、毎週数百ページを読む羽目になったのはいい思い出です。これが私の英語力を劇的に伸ばしました。

これは辛いな〜と感じて the administration を尋ねたところ、あっさり専攻を変えることができたんです。

二学期目からは Pedagogy の授業を取りましたが、この時初めて Pedagogy - 教育学 / 教授法 - と言う単語を知りました。

そんなわけで二学期は英語教授法や English for a Specific Purpose (の教え方) の授業を取りました。
あくまで私の印象ですが、教育学系専攻の人は talkative な人が多かったです。

教室からの景色。確かあの山は留学の終わりくらいに深夜に登って、遭難しかけた。

オーロラはわりかしいつでも

おそらくアイスランドと聞いて多くの方がイメージするのがオーロラかなと思います。
留学の10ヶ月の間でたぶん20回くらいは見ました。かなり小規模のものも入れるともっとかも。

初めて見たのは10月ごろ?
家の窓から外を見たらうっすらとした緑に空が霞んでいて予報的にもオーロラらしかった。

よくある写真で見るようなくっきりとした神々しいものではなかったので、オーロラそのものへの感動ではなく「オーロラを見れたこと」への喜びが大きかったかな。

個人的にはアイスランドでのオーロラはこちらの虹みたいなイメージ。
はっきりとして色鮮やかな時もあれば、極めてぼんやりとしていてオーロラかどうかも定かではない感じ。

なのでかなりかすかなものも入れると20-30回くらいは見ているんではないかと思う。

その中で特に感動したのは

  1. 初めてくっきりとしたオーロラに出会った瞬間

  2. ダウンタウンからでも鮮やかに輝いたオーロラを見た時

  3. 深夜の雪山の上で踊るように煌めくオーロラに出会えた時

かな。

特に3つ目は帰国間際ぐらいに「山の上からオーロラが見たい!」と思い立ち友人に自転車を借りて3時間かけて山まで出向いた。

1,000mを超える雪山で頂上までの3時間くらい。
ただスタート地点くらいから既にオーロラは見えていたので、だんだんとその光に近づいていく感じで登った。

山頂はとてももなく寒かったけどそれを超えるくらいの感動体験だったな。

頭の上で煌びやかに踊ってた。この景色と気持ちは一生忘れないでしょう。

そんなこんなでふと頭に蘇ったアイスランドの思い出でした。
ご覧いただきありがとうございます♩


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