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Photography Journal #7 | CPLフィルター

CPLフィルターを買いました。フィルターの中ではNDフィルターと並んで王道 (?) のような文言を見たのですがはてどこだっただろう。

いろいろ調べていくと用途は広そうで、季節も夏で、水辺に行くのも楽しそうだ。ということで広角ズームと一緒にCPLフィルターを買ったのでした。

まずは買ってすぐ新宿の街をいくつか撮ってみる。なんと空には奇跡的とってもいいくらい雲がまばらに浮かんでいて、CPLフィルターで撮ってくれと言わんばかりだった。

ビルの間から覗く青空と空。雲と空のバランスがちょうどいい。
少し歩いて空全体を写した。最近はずっと50mmで撮っていたのでいろんなものが映るのが楽しい。

建物を出てすぐ撮ったけど、空模様のおかげかフィルターの価値を即座に感じ取ることができた。「めっちゃくっきり映る..!!」

ここでの写真は全てレタッチしているので色味や明暗はそのままではないんだけど、ファインダー越しに空を見るとその違いは一目瞭然だった。

みんな大好き (?) コクーンタワー。ビル群の中でもガラス目が多くとっても映える..!!

買う前はフィルターの有無を確認するために同じ場所でいくつか撮ろうと考えていたんだけど、即時的な感動に飲まれてずっとつけっぱで撮ってしまっていました。

ルミネのディスプレイに映る、信号待ちの人たち。このレインボーの反射はフィルターのせいなの..?

直接の比較はできなかったことは反省。ここは次の機会に..!!


時は流れ夕方。再びフィルターを試しに近くの小川へ。例によってここでもただひたすら撮るのが楽しく、比較を忘れてずっとパシャパシャしていた。

生い茂る河川。想像力を働かせると木々がハートに見えない..?

CPLフィルターは葉や花びらの表面の反射も抑える効果があるらしい。恩恵を得られているかな?

陽光の角度を考え、撮影。確かに表面の反射は抑えられて水草が泳いでいるのがしっかりと見える。

どの方向から撮るべきか、考えるのが意外に大変だった。そもそも写真を撮るだけでもどこから撮るのかをかなり悩んで撮る。かつその上で太陽の位置も考慮しなければならず、ちょっと普段のようなさくさく気軽感は薄かったかも。

一方で、こうした制限があるとより真摯に写真に向き合う瞬間が増えたようにも感じた。私は普段から行き当たりばっかりでものごとを進めてしまうので、こうした限定的な動作はプラスに働く気がする。

少し歩くとなんとカブトムシが..!! 残念なことにお亡くなりになっていた。

鯉でも泳いでいないかな〜なんて考えていたら、いた。とってもいいタイミングで現れた。

しかし!写真には写っていないがここは茂みを少しかき分けて腕をめいいっぱい伸ばして撮らなければならなかった。もうしこし望遠よりがあれば、うまく真ん中上の鯉たちのみをアップできていたんだけどな。

特にフィルターの強みを活かせたなと感じた一枚。水草や鯉の体まで見ることができる。

15分ほど写真を楽しみ、子どものお迎えへ。一緒に公園まで向かう。
近くの公園はせせらぎが流れているので、ここもフィルターチャンス!

まずはふたりでパシャリ。反射が抑えられている分、影と背景以外の余分な要素がないところがいい。
せせらぎをパシャリ。水面の反射がないため川底まで映る。水玉 (?) の影も写真に収めることができた。
広がった水辺に、木の影がうまくスペースを作っていた。まるでふたりのために切り開かれた空間。子どもも影を気に入っていたようで数枚撮った。見事なジャンプ!
水に落ちないように丁寧にわたる。こんな時は手をぎゅっと握りしめてくれる。

水辺を撮るのは楽しいし、子どもものびのびできて嬉しそう。目の前のことに没頭している暑さは忘れてしまうね。

見上げた先には屋根と空と木々と。綺麗に周りを囲うことができた。

CPLフィルターを広角レンズで使う際に、偏光ムラというものが発生する場合があるらしい。この上の写真はそれに該当するのかな?

それともシンプルに太陽側は白んでいたので、そのせいかもしれない。独学だとこうした部分のアンサーがないので少しもどかしい。

陰でセルフィ。白黒で。

まだまだ可能性が広がっていきそうなフィルターでした。
ではまた次回。

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