週末レビュー(2022/07/10)

平均20時退勤と比較的自分の時間を確保できる生活が続いており、今後のキャリアや成し遂げたいこと、今のチーム戦略等々考えが進んだ数週間だった。

週の出来事と雑感

日本はジリジリと貧しくなっているのだろうか。先日の訃報を見た際に、GDP成長率が他の先進国に置いてけぼりの日本は、気付かぬうちに経済的な豊かさと併せて心の豊かさや余裕も無くなっていないか考えさせられた。

本事件と日本経済、自分の中で明確に論理が結びついているわけではないが、この違和感は大事にしたいし、経済面から日本の再興に自分がどう貢献できるかについては引き続き考えたい。

そんな中、「DXで日本のGDPは2倍になる」という松尾豊氏の記事が目についた。自分は技術者ではないが、将来経営者として全社DX(その時には違う呼び名かもしれないが)を推進したいと考えている。会社、日本が勝てるフィールドはどこか、常日頃アンテナは張り続ける。

AIについて、数学的仕組み(勾配降下法など)は一通りCourseraで学んだが、この記事でいうフォロワー戦略に則り、もっと海外の活用事例など実践重視で学ばなければならない。
また、この記事はAIにフォーカスしているが、IPA領域のシステムの仕組み等幅広く知識を入れる必要があると思う。

読んだ本・観たもの

Richard P. Rumelt、”良い戦略、悪い戦略”
洋書特有のふんだんな事例を用いた説明、個人的には読むのが苦手である。全事例に目を通す必要はないのだろうが、目を通さなければどの事例が示唆に富むものか判断つかないし、ピンとこない事例が続くと眠くなる…

まだ読破してはいないが、著者の言う”良い戦略、悪い戦略”は以下のようだ。

悪い戦略の特徴
 1. 空疎である
 2. 重大な目標に取り組まない
 3. 目標を戦略と取り違えている
 4. 間違った戦略目標を掲げる

良い戦略の特徴
 1. 診断   - 状況を診断し、取り組むべき課題を見極める
 2. 基本方針 - 課題にどう取り組むか、大きな方向性を示す
 3. 行動   - 基本方針実行のために、一貫性ある行動を設計する

Richard P. Rumelt、”良い戦略、悪い戦略”

何かしらの戦略やチームの行動方針を打ち出す際は、上を参考に自作したチェックリストを用いて内省してみようと思う。

  1. 以下フローで検討できているか?

    1. 診断(現状起きている問題、原因、課題を洗い出し優先度を付ける)

    2. 基本方針(上記に対し、大まかにいつまでにどの順番で取り組むか)

    3. 行動(上記実行方法を、他課題への取り組みと矛盾ないよう設計)

  2. 以下要素を満たしているか?

    1. 診断において、目を背けたくなる問題にも向き合っているか

    2. 診断において、抜け漏れなく検討しきれているか

    3. 基本方針において、マイルストーンを定性定量で明記できているか

    4. 基本方針において、阻害要因を把握した上で優先順位を付けているか

    5. 行動において、5W1Hでアクションを具体化できているか

    6. 行動において、そのアクションを取った際のリスクを検討しているか

Netflix、”Lost in Space”
SF好きの自分にはたまらない作品である。毎話が映画レベルのクオリティで、宇宙や未知の惑星の壮大な世界観が見事に表現されている。
確か主人公の奥さんが物理学者で、その知識を使って問題を解決していくのだが、個人的にはそういったリアリティのある設定は好きだ。
同じ理由からアメイジングスパイダーマン(主人公とヒロインが理系で、磁化とか出てくる)や、アイアンマン(後半はぶっ飛んでるが)も好きだ。

目標進捗状況

最初は盛り沢山だが、徐々に優先度やキャパシティを見つつ絞り込んでいく。


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