謝罪の仕方

謝罪言語能力というのは、高ければ高いほど深い人間関係が気づけるのだと社会人になって学んだ。
接客業をしていたので、社会人一年目かなり謝罪の練習をさせてもらった。
悪いと思ってる感じが全く伝わらん!ちゃんと相手の話を聞け!と何度も怒られた。
何度も怒られながら、なんだかんだ真面目に練習を頑張った。

接客業をしていると時々トラブルが発生する。その時に解決する手段を持っていないと、非常に厄介な事になる。うわー、最悪だ。放置しておこう。が1番終わっている。
謝罪は気づいたらすぐ!時間が経てば経つほど、怒りの炎は燃え広がり、消火しきれなくなってしまうのだ。
こちらが悪くなくても、相手の勘違いでも、不快にさせてしまった事にお詫びしておくべきだと思う。

社会人2年目の時、お客様に謝罪のお手紙を書く事になった。初めてだったので、失敗しないようネットの文章に自分の言葉を織り交ぜながら、休みの日を返上して手紙を作成した。上司にも確認してもらい郵送したが、その手紙で更にお客様を怒らせたのである。
まるでAIが書いたような、気持ちがこもっていない文章だと言われた。AIみたいと言われれば、その通りでもあるが、気持ちがこもっていないと言われたのは、謝罪の気持ちが伝わっておらず悔しいと思った。
気持ちが無ければ、休みの日返上までして手紙書かねぇよ!!と思ったが、自分の文章能力があればAIに頼る事はなかった。完全に自分の能力不足のせいだ。AIに頼りすぎる事はよくない。もっと気持ちが乗せられる文章を作りたい!と思った。

そして、相手の怒りのポイントをきちんと掴んでいないと、謝罪が無駄になる事がある。
何も分かってない。話しにならない。と思われる。
正しい謝罪の仕方は、誠実な気持ちで相手に謝罪し、相手の気持ちを聞き、気持ちを受け止める。
そして、二度と同じ事にならないよう行動を正さなければならない。
怒りをぶつけた時、相手がきちんと向き合ってくれているな。と感じたら、人はその人の事を信頼できる人だな。と思う。
プライベートでも、仕事でも、トラブルが起きてしまう事はある。
トラブルが起きた時、自分は悪くない!ではなく、相手はどんな気持ちなんだろう?と相手の意見を聞き、どう接するかで、今後の関わりが変わってくる。
謝罪はとにかく早く。
謝って済む問題ではない。
今後二度と起きないように対策を考えよ。
相手の気持ちを受け止めよう。

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