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忖度なく、ぶつかっていきたい

遠慮とか、忖度とかいらない。

日本で生きていると、批判≒害悪になることが多いと思っています。
先日こんなツイートをしました。

日本では批判する≒組織の反逆者
欧米では批判する≒組織のことをちゃんと考えている人

になります。

日本は調和と和平
欧米は率直と意見を言うこと
が重視されるカルチャーなので、大事にしていることが違うのです。

僕はこの【批判する≒組織の反逆者】という公式に苦しんだことが多いです。ある程度成熟した組織であれば誰も何も意見をしない、調和と和平を意識した文化でもワークします。一方発展途上の組織においては未完成の段階において多くの批判を受け入れ、変化をしていく必要性があるのです。だから批判に価値が生まれる。僕はこの日本文化を変えていきたいなと思っています。気遣いと配慮がある日本人だからこそ、批判(というよりは改善提案)がどんどん生まれ、組織がより良い形で発展していくか文化を作っていきたいです。

僕の好きな映画で「バケモノの子」という映画あります。「バケモノの子」は2015年に公開されたスタジオ地図制作の日本のアニメーション映画で、監督は細田守さんです。細田さんは「時をかける少女」や「サマーウォーズ」等、様々な名作を生み出している名監督です。

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バケモノの子は家族を失い、渋谷で一人で生きる主人公の九太という人間と人間界と異なるバケモノの世界に生きる熊徹との人生物語です。幼い頃に家族を失った九太はひょんなことがキッカケでバケモノの世界に迷い込み、バケモノである熊徹に出会い、弟子として育てられるのです。師弟関係のようでもあり、親子関係のようでもある。九太と熊徹の成長ストーリーを描いた名作映画です。

ストーリは勿論素晴らしいのですが、この作品の好きな所は九太と熊徹が「忖度なく、ぶつかる」所です。喜怒哀楽全て。喜ぶ時は一緒に踊って喜ぶし、怒る時は全力で怒る。悲しい時は全力で悲しいと伝える。楽しい時は大声で笑い合う。そういう関係性はあるべき姿だなと思いました。特にお互いに喧嘩するシーンが好きで、本当に思ったことを全部ぶつけるんですよね。たとえ自分本位な気持ちから来る怒りだったとしても。とにかく100%正直にぶつける。彼らにはは1mm足りとも「こう思われたらどうしよう‥」という気持ちは存在していないのです。とにかくぶつかる。ぶつかるからお互いの直すべき所も全力で伝える。こうして物凄いスピードでお互いに成長していくのです。

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親子でも恋人でも、会社の上司と部下や同僚同士も。
忖度なく、ぶつかる関係性を目指していきたい。

週1noteという企画に参加しています。
個性的な仲間たちのnoteはこちら


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